【 第一話 】 ストーリー編
~ あてんしょん ~
*似たような作品があっても、誹謗中傷的なコメントは控えてください。
※真似は一切しておりません。
*時々日本語おかしいです。(たぶん)
~ プロローグ? ~
皆さん、「天使」と「悪魔」はご存じですか?
まぁ、ほとんどの方がご存じですよね。
イメージで言えば、天使は、温厚な性格で笑顔を振りまいている。
一方悪魔は、意地悪な性格で、人に乗り移るとか、
...ツンデレとかw|(アニメの見過ぎ)
基本的はそんな感じですかね?
そんな、天使と悪魔が中心のお話の小説です。それではどうぞ。
~ プロローグ ~
ある昼下がり。小さな小学生と老いたおばあちゃんが話していた。
「昔々から言い伝えられてきた話じゃ。
空には、天界があり、悪魔と天使たちがそれぞれの神に仕えておった。
神に仕える悪魔と天使たちは、ある”修行”をこなしてきたのじゃ。
その修行は...」
「修行は...?」
「ワシ等が住んどるこの地上で天使と悪魔がペアを組み、100年間生きることじゃ!!」
「ええぇ~!?」
「...」
「...この話聞くの30回目なんだけどばーちゃん。」
「そうじゃったかの...?」
~ 第一話 「天使?」 ~
「いって...」
俺はカイ、16歳だ。
今、必死に勉強しまくってやっと受かった、「聖青(せいせい)高校」の入学式に向かう途中だ。
...途中だったのだが...
「ウリエルの子よ。そなたは、次なるウリエル。」
「...はい?」
何かにぶつかって、尻餅をついた。そして見上げると、
髪が腰ぐらいあって、金髪で、羽があって、周りが光に包まれてて...天使みたいな人がいた。
「そなたの相手は近くにいます。」
「えっと...状況がつかめないんだけど。」
「ウリエルよ、探すのです。アルシエルを。」
「アル...?え、ちょ、え?」
アルシエルって...暗黒の悪魔?!しかも俺のことウリエルって...
「頑張るのですよ...」
「え、ちょ、ま...消えた...」
「なんでアルシエル...?そしてなんで俺がウリエル...?」
俺は、何故かそういう系のゲームが好きで、少しぐらいなら知っている。
しかし別にそこは問題じゃない。
「どうゆうことだ...?」
頭が混乱している中、肩をたたかれ正気に戻る。
「うわっ?!」
「ぴゃっ?!も、もう、驚かさないでよ...」
「それはこっちのセリフだ。」
「そ、そんなつもりじゃなか...あ、猫だ!!」
「まて、そっちはあぶな...」
「車ぁ!!!...アウッ!!」
...盛大にしりもちをついたこいつの名前は、カナ。まぁ、顔は可愛いので、正直もてる。
しかしこれでも運動神経抜群で頭もいい。文武両道で、性格もサバサバしてるから、
もちろん女子にもてる。高校はいったらもっとだろうな(^^;)
ただ問題が一つ。それは...
「いったた...」
「大丈夫か?」
「うん。あーあ、猫いっちゃった...持ち帰って解剖しようと思ったのに。(ボソッ)」
「え?今かいぼu...」
「なーんもいってないよ?」
「あ、ハイ。」
とてつもなく発想が怖い。うん、怖い。
「ほら急がないと、入学式早々遅刻していいの?」
あ、そうだった。急がないと、恥をかいてしまう...そうなったら最悪だ。
「そうだな、急ごう。」
足早に俺たちは学校へ向かった。
「...あー、入学式長かった...」
説明やら紹介やらで、座っていただけなのに疲れた。
「カーイ♡」
文字にしたらハートが付くような甘い声で俺を呼んできた。
「やめろ、違和感でしかない。」
「ひど、せっかく可愛くふるまってあげたのに。」
こいつは、実の甘えん坊。気持ち悪いと言っているが、いつもだから気にしてない。
「せっかくってなんだせっかくって。」
「...せっかく。」
「二度も言わんでよろしい。」
するとまぁまぁ、集まる集まる男子ども。
「あの...カナさんって携帯とか...」
「今もってない。ごめんね。」
「今度ご予定とか...」
「ごめんね、ほとんど空いてないの。」
「今彼氏とか...」
「あー...(ニヤ)」
嫌な予感。嫌な予感以外しない。
「こいつだよこいつ。カイだよ。」
やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!お前のせいで俺中学死にかけだったんだぞぉぉぉ!!!
|(※男子の妬みの視線で)
「ち、ちがっ」
「そうだよね?カイ?」
「あ、ハイ。」
「...そっかぁ、残念。」
男子たちは席に戻っていった。
「あぁ...終わった俺の高校生活...」
「...」
「なんだよー、喜んでんのかー?ひどいなお前」
「ち、ちがう...!」
「じゃあ、何?」
「うぐ...お...」
「お?」
「お手洗い行ってくるー!!」
「え!?今のタイミングで?!」
「...なんだぁ?」
|(カナ目線)
「今彼氏とか...」
「あー...(ニヤ)」
ここで、カイが彼氏とか言ったら、カイ恥ずかしがるかな~?
「こいつだよこいつ。カイだよ。」
きゃぁ//いっちゃったぁ!!
「ち、ちがっ」
きこえなーいきこえなーい♡
「そうだよね?カイ?」
「あ、ハイ。」
あ...これ絶対、無理やり言わせたわー...最悪...
「...」
「なんだよー、喜んでんのかー?ひどいなお前」
「ち、ちがうよ...!」
今更なんて言えばいいかわかんない...
「じゃあ、何?」
か、可愛いぃ!!!上から目線はないでしょ!!!/////
「うぐ...お...」
「お?」
「お手洗い行ってくるー!!」
恥ずかしすぎて目なんか会わせられるかぁ!!/////
(一話END)
作者コメント いやぁ...カイ君...上から目線はいいですね。(作者好み)
キャラ設定などはまた番外編で詳しく書きます!
先にストーリー編になってしまったけど、本当は、
実験やら、何やらさせます(死ぬ気で書きます)ので、
更新されたら、それも読んでみてくださいね(o^―^o)
それでは(^^)/~~~