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元禄赤穂事件 序・1 「遺恨あり」

 少しだけ本編突入します。


 さて、今回無謀にも「歴史」を語ってしまう事態になった経緯と言い訳を申し述べさせて頂く。



 それは昨今毒説として蔓延が危惧される「忠臣蔵」についてなのだ。

 ある意味、これも定番であることは恐縮なのだけど。


 

 さて、西暦2017の大河の「直虎」は「戦国」の変化球。かなり暴投牽制球に近いのだが。


 その戦国に匹敵する大河ネタが「忠臣蔵」。最近では「元禄赤穂事件」などと改称される、アレに関わっている重要なセリフだ。


 少し細かく流れを語ると、


「勅使御馳走役拝命と松の廊下事件」

「赤穂浅野取り潰しと再興運動の却下」

「吉良邸討ち入りと、その後の処分」

 この三事件の総称が「元禄赤穂事件」となる。

 予めご了承し、なおかつ頭の片隅に置いて欲しい。



 さて「元禄赤穂事件」(以降、原則的に赤穂事件)。

 昨今、大河の以外の時代劇が壊滅的。絶滅危惧の保護番組化しているので知名度は下げ止まりっぱなしのネタ。


 また、ダブル西村や赤川次郎、山村母子の鉄壁を突破できなかった半端メジャー作家や、歴史ネタがウケると逆説を展開されてしまっている、アレがタコ殴りのように斬り殺される、アレである。



 私は前世紀。


 この事件に注目した。

 だが悲しいかな筆力不足。私の発見は小説としても小論としても日の目を浴びる事なく虚しく時間が経過。


 そうこうしていると。


 某その一の名君論。

 某その二の逆臣論。


 などの毒物が多数、蔓延し始めた。


 いや、どんなに論理崩壊していても説は説。自分としては聞き流すか、内心で論破するに留めていた。


 だけど、尻尾だけを持ち上げて、


「象は馬より小さい。私は実際に象の尻尾を掴んでいてるから、これは正論である」、

論理を展開されて、いつか得意げになっている井沢の毒者に一喝したい希望はあった。尚、実際のほとんどの象は身体の割に尻尾が小さいのでそこのところは宜しくお願いしたい。


 さて、私が急いで書き記したいのは、


「赤穂事件」

 の事件としての発端。表面化した事件の初日の発言。


「かかる遺恨覚えたか」

 このセリフである。



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