飯ぐらい静かに食べよう
今回はあまり笑い要素はありません。
もっとうまく表現できるようになりたいです。
それでもよければお楽しみ下さい。
「最近嫌な事ばかりなのでラーメンを食べに行こうと思います」
といきなり何言ってるのか読者のみなさまはわからないと思いますが…今回はただラーメンを食べに出かけるだけです、それ以下でもそれ以上でもないつまんない回なので期待はしないで下さい。
「と言うわけで行きつけの豚骨ラーメン屋に来ました…やっぱ男は豚骨だよね」
と独り言を言いつつ店内に入る。
(さーて…増税したから値段変わってるだろうな…久しぶりに来るし、ここ)
いちよう余分に金を持ってきたからまぁ…いつも通り味卵つけて大丈夫だろうとメニューを見ながら何を頼むか悩む…と言っても普通のラーメンかつけメンにするかのちがいだが…。
(ここは久しぶりにラーメンにするか…毎回つけメンだと飽きるしな)
そう決めて、手が空いてる店員に声をかけて豚骨ラーメンとトッピングで味卵を頼む。
(しかし…女の人がこのラーメン屋にいるのが違和感だなぁ)
と店内の客層を見てると前に来たときと少し変わっているのがわかる。
(ここは男向けの味付けだったはずなのに…そう言えば)
ここのラーメン屋がテレビに出てたのを思い出す…そのとき店長が新たな客を増やすために(さっき見たときメニューにのってた)新ラーメンを作った…って内容で確か女性向けの食べやすいラーメンだったけ。
(やっぱ…時代の流れって奴かね)
と思い味付けもやしを少し食べながらラーメンを来るのを待つ。
数分後…久しぶりのラーメンが俺のところに来た。
(さてと…食べますかね)
はしをとり…好きなように食べる、しかし久しぶりのラーメンでここに近づいている嫌な気配に俺は気づかなかった。
「すみません、替え玉下さい」
と店員に頼む…いつもは頼まないのだがスープも多めに残ってるしそれにストレスのせいかまだまだ満腹ではないので替え玉を頼む。
(イヤー幸せだなぁ)
と至福の時間をすごしている、やっぱり人間はウマイ食べ物を食べてる時が一番ストレスとれるわーなんて考えていると替え玉を持った店員が来た。
(さてと…スープに絡ましてと)
再びメンを食べようとはしを動かそうとすると…新たな客が来た…何となくその客を見ると。
「………」
「………」「………」
知り合い二名やん、気にしないでおこう
スズー(メンをすする音)
「いや!!なんで何も見なかったかのようにメンすすってるですか!!」
「それ以前になぜ貴方が生きている!!」
と言ってきた二人の説明をしよう
(毎回毎回登場人物の説明してるな…面倒だなぁ)
それでも話が進まないのでするが…まず最初に声を出したのが黒鉄 美鈴正義のヒーローしてる女の子だ…俺との関係は敵つまりは悪の組織(俺)と正義の味方(彼女)の関係だ…さらに詳しく言えば先輩と後輩にあたるカップルだった…表は恋人としてすごし裏では互いの命を狙う敵という関係だ。
で次に声を出したのが白銀 清香悪の組織の幹部という立場にいる女の子だ、でそのときは俺は正義の組織にいる戦闘員だった…彼女は始めは一般人を装い俺に近づいて来て平凡な日を互いにすごし…そして恋をしてたくさんの思い出をつくりクリスマスの日に彼女に俺は殺された、まぁ途中から正体わかってたけどそのときの俺は気づいてないフリをして自分が死ぬ決意をしたんだよな。
と二人の説明をしたので話を変えようと思います、俺がこのラーメン屋をいきつけにしている理由は二つあります。
一つは…まぁ普通に味が好みなのと…もう一つはこの店が安全地帯だからだ。
と考えながら後ろから何か声がするが無視していると…。
「お客さん…静かに注文しないなら他の客の迷惑です…出てってもらいますか」
厨房からドスのきいた声が聞こえる。
この店の店長なぜかは知らんが裏の世界では有名な人でしかも相当の実力者(戦闘能力ね)のようで俺よりは強くはないが…戦った場合苦戦は絶対にするとよんでいるくらいには強い人だ、そんな人物にドスの聞いた声で注意された二人は。
「「は…はい」
うなずくしかなかった訳で。
さてと…少しのトラブルがあったが無事にラーメンを完食したことだし…お会計をするか、とレジ前に向かう。
「千五百円になりまーす」
と言われたので三千円を置き店を出ようとすると…。
「お客さん…待ってください」
なぜか店長に呼び止められる。
「おつりありますよ」
と千五百円を差し出すが俺は受け取らず。
「迷惑かけたんで受け取れません、まぁいわゆる迷惑料と言うことで納得してください」
あれでも身内みたいなもんでして…といって納得してもらう。
「今度来たときはサービスしますんでごひいきに」
楽しみにしてますよ…といって今度こそ俺は満腹のまま走りだす。
なぜかって?それはあの二人が情報を流したからだ…つまりは。
「逃げるんだよー!!」
出待ちしてた奴等と逃走劇をしないといけない訳だ。