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チェンジ・ザ・ヒーロー

 人はなぜ悪と善、不義と正義に別れるのか。二極対立するのか。そんなことはわからない。しかし、自分が悪側にいるということ自体は、そのことだけは間違いなく言える。俺は悪のchange the heroだ。ブラックカードをカセットに差し込んで変身する。鎧というか、甲冑というか、的確には軍艦の空母や護衛艦のような装備を有してヒーローに変身する。悪だけどな。


 悪のヒーローがやることは単純で、社会悪だ。人を騙したり、陥れたりして困らせる。それによって得られる収益を組織に還元する。今回も人を騙し、三百万円の金をせしめた。全く持って順調であった。しかし、そこに現れたのは正義のチェンジ・ザ・ヒーローだ。こちらも、鎧というか、甲冑というか、護衛艦や空母みたいな装備に変身して、戦う。人間よりも身体能力が高くなり、武器を使って戦う。彼らは正義のため。我らは悪のために。


「悪のチェンジ! 奪った金を返せ!」

「今日も威勢がいいな、正義のチェンジ。ちなみに俺の名前はブレイズンだ」

「そうか、ブレイズン。正義の名の元に貴様を倒す」

「ふん、本当に威勢の良い。そんなことより貴様も名前くらい名乗ったらどうだ」

「よかろう。私の名前はタイド・スプリングだ! 覚えておけ悪党」


 正義と悪は紙一重。表裏一体にて同質にて、互いに違う。これは悪のチェンジ、ブレイズンに焦点を当てて物語を見ていく悪こそ正義なストーリーである。

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