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はじめの話。
幼稚園の運動会の徒競走で私を含めた女子3人が走った。
とろい私はビリでスタート。成長してサイズが小さくなった靴は走ってても爪先が痛いし、なにより運動靴じゃないそれは、リボンの付いた可愛い靴だった。
少し先を走る二人を見ながら、ふと、走りながらおばけの真似をしたら面白いかもと頭を過り、両手首を胸あたりでぶらんとさせた、うらめしやの格好をし、そのまま走り出し、前を走る二人を追い越し、一位でゴールするという。。。
おかしな子供だった。
母には、ふざけるなと怒られ、父には、あんな走りでよく一位になったなと褒められた。
園側が徒競走中に録った写真にもバッチリとその姿が証拠として収まっている。
その写真は現在も、、、実在する。
そんなおかしな人間が体験した実話の怖い話、人怖な話を書いていく。
文才もなにもない人間が書く思い出話です。
不定期に書いていきます。
お暇な時に読んで頂けると嬉しい。






