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第93話

皆様、こんばんは作者のswordfishです。宴会の投稿から約二か月ほどの間が空いてしまいました。申し訳ございません。m(__)m

理由は作者自身の就活による忙しさと卒論への準備による忙しさから投稿をしておりませんでした。スイマセン

ですが、本日最新話を投稿しますのでそれで許してくださいオネシャス

では、どうぞお楽しみください!

篝火に照らされた犬崎少将は指揮下の第4師団の前で演説を行う


「本日行われた第二、第三兵団による敵との塹壕戦は双方共損害を出しつつも我が方の勝利となった」


ここで話を区切り、一息ついてから話を続ける


「しかし!敵は未だ多数存在し、我が方は徐々に削られていくことが自明である!今後の我が軍の作戦の遂行を容易たらしめんするために夜間攻撃を行い敵の戦意を挫く!これが今戦闘の主目的である!」


握りこぶしを作り演説を続ける


「親愛なる我が諸君!今一度ライフルを手に取れ!戦友のために、総統閣下のために!」


そこで演説を切って敬礼をする。

第4師団の兵士たちは「おー!」とそれに応え、それぞれが支度に向かった。兵士たちが散っていった後、各連隊長と各大隊長が集まり携行する武器弾薬の確認と支給、作戦計画の共有を行った。

犬崎少将が壁にかけられている地図を指揮棒で指しながら役割を割り振っていく


「第十一部隊は敵左側面を頼みたい。また、ここらの敵後方周辺には敵の武器庫らしきものが確認されたという報告が昼間に上がった第二百六十戦闘隊(第92話に登場した航空機たちのこと)から来ている。出来ればその破壊を頼む」


と敵陣地の左側を指しながら第11連隊長に言うと「分かりました。割り当てはこちらで?」と返される


「おう、任せる。次に第十二部隊だが、貴様らは重大だ。敵の最後方付近つまり敵指揮官がいると思われる場所を頼みたい。だが、突撃はせず、手榴弾と擲弾による撹乱で大丈夫だ。加えて、敵には魔法?とやらを使う兵がいるようで、それらに警戒するように。おそらく指揮官のそばにいる可能性が高いからな」


と地図の最上部付近を指しながら第12連隊長に言う。すると彼は「責任重大ですが、死力を尽くします」と顔が強ばりつつも応えた


「そして第十部隊だが、敵の右側面を担当してもらう。こちらは傾斜のある坂になっているらしく、敵に見つかりやすいそうだ。だが、攻撃順序は最後だからおそらく敵の抵抗は少ないだろう。ここらには天幕が多く敵の兵士たちの寝床だろうと推測されている、やつらを叩き起してやれ」


地図の右側を指してニヤリと笑いながら言うと、第10連隊長は「はっ!やつらに最悪の起床ラッパを鳴らしてやります!」と答えると周りの連隊長大隊長はどっと笑った。自身も笑いながらもその場を落ち着かせた犬崎少将は


「これらは時間差を置いて、敵が寝静まった午前三時より始める。それまでに各担当地域に到着しておけ」


と話を区切り、


「さて、最後に忠告だがくれぐれも同士討ちには気をつけるように。やつらを存分に驚かせてやれ!以上解散!」


犬崎少将が敬礼するとザッと音を鳴らしながら各連隊長大隊長が敬礼をして小走りで退出していく。

それを見届けた犬崎少将は自らも出陣準備を行う。それを見ていた第四師団の参謀は


「指揮官が前線に出張ってどうするんですか。誰が指揮をするのですか」


と小言を漏らすと


「前線に出た方が指揮しやすいんだよ。ほっとけ」


と返す。それを聞いた参謀は眉間に手を当ててため息をつき「第十部隊の部隊長に伝えておきます…」と頭痛がする頭を抑えるように去っていった。


〜第4師団第155中隊所属第452小隊視点〜


午前二時半頃………


ガサガサ…ガサガサ…ジャリジャリ…

左側面を担当する第11連隊の兵士たちはそれぞれ大隊単位で所定の位置へと向かっていた。

敵が煌々と篝火を焚いて見張りをしているところが見えると第452小隊の兵士たちは匍匐前進で茂み近くまで前進して見つからないように身を潜めた。今彼らが頭にかぶっている鉄鉢(ヘルメット)には草が付けられ偽装が施されている。

そうして所定の位置につき時間まで待機していた。


午前二時五十五分頃…


「おい、周りに寝てるやつがいないか確認しろ」


小隊の分隊長らがそれぞれの部下に命令し、確認させた。何人かは寝息を立てずに寝ていたため、分隊員は匍匐状態のまま手に持つ銃剣付きの九九式短小銃や百式短機関銃の銃床で鉄鉢を叩いて起こした。

全員起きていることを確認し小隊長は時計を見ながら、時間まで待つ。

午前三時を時計の針が指す頃、後ろから別の小隊が持ってきていた八十九式重擲弾筒(てきだんづつ)の発射音が鳴り、擲弾が敵地に降り注いだ。複数回の着弾の後、小隊長が起き上がり中腰体勢で「総員!突撃!」と抜刀した指揮刀を振りながら命令する。その命令とほぼ同時に小隊員全員起き上がって「やぁーー」と叫びながら敵陣地へ小隊長を先頭に突撃していった。

いかがだったでしょうか?皆様からのブクマ、評価、感想、ご意見お待ちしております!是非お気軽に書いて送ってください!

それと、今後は冒頭に書きました通り作者自身が忙殺されかねない状況になりつつありますので今後もしばらくは何か月か空いての投稿になることが多いかと思います。ですから、皆様には気長にお待ちいただけると幸いです。作者からでした。(だからといって投稿はやめるつもりは毛頭ございませんので、そこんとこはご安心くださいな)

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