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第89話

読者の皆様!あけましておめでとうございます!

今年の投稿初めとなります!今年はガ〇使がなくて少し寂しい作者ですションボリルドルフ

さて、今回は連日投稿となりましたが、どうぞお楽しみください!

時は戻り、直人が朝風呂にてさっぱりしている頃…………





帝都「洛江」防衛線より前方10km地点にある森林地帯

「うぅぅぅ…さぶいっ」

軍馬を常歩(なみあし)にて歩かせている第三兵団の第十八騎兵大隊所属第三四騎兵小隊の加藤兵長が防寒用の外套を着ながらも身震いする

「なんだよ、寒いのか?」

カッポカッポと馬に揺られながら話しかけるのは同じ小隊で同期の久保伍長だ

「うるせぇ、寒いのは寒いんだから仕方ないだろ」

ブルブル震えながら答えると

「階級は俺が上なんだから言葉遣いには気をつけろって言ってんのにこいつ」

鉄鉢(てっぱち)の上から小突かれる

「おい、そこの貴様ら。しっかり周りを警戒してんのか?」

前にいる上官の小隊長からお叱りを受け、2人して「はっ、もちろん警戒しております!」と背筋を伸ばして答える。小隊長は訝しげに見ながら前を向いた。

小隊はしばらく固まって警戒していたが、前方の警戒に当たっていた仲間から「敵集団らしきものを発見!」と報告が上がり、全員下馬して四四式騎兵銃を持ちながら辺りを警戒する

「どの辺だ」と小隊長が聞くと見つけた兵は「あの辺です」と指さして小隊長及び数人を引き連れて確認に向かい、残った小隊は軍馬を守りながら警戒を続けた。

かなりの時間がたって小隊長らが戻ってくると加藤兵長と久保伍長に報告の詳細と本部へ報告しに行けと命令され愛馬に跨り向かおうとした時、加藤兵長の横を弓矢が掠め木に刺さる

「くそっバレた!各員離脱戦闘に移行するぞ!」

小隊全体が乗馬し、小隊長から「時間を稼ぐ、二人は早く行け!」と言って二人を向かわせた。

二人は手綱を振ってできる限りの速さで離脱した。




そこから約三十分後…

ちょうど司令部天幕に主要メンバーが集まってしばらくたった時だ。外から「伝令ー!伝令ー!」という声が近づいてくる。その声の主は馬のいななきと共に天幕前までやってきた。

天幕の布をどけて入ってきたのは2人の兵士で

「自分は第十八騎兵大隊所属の久保伍長であります!」

「同じく加藤兵長であります!直人総統閣下に報告にまいりました!」

と2人揃って敬礼する

「伝令です!我が小隊は敵と思しき集団と接敵致しました!」

と報告される

「なんだと!敵の数は!?」

皐少将が声を荒らげ聞くと

「数は二万を軽く超え、武器は剣や槍といった近接武器が大半を占めており一部に騎馬隊もいたと聞きました!」

久保伍長が答え、それを聞いた皐少将が考え込む仕草をする

「我々の前に展開している友軍にも伝えるべきです。新たに伝令を出しましょう」

と言って承認を求められた。直人は承諾し、木更津中将が「自分のとこから出します」と言って部下を呼び前方の友軍にこのことを伝えるよう伝令を出す

「臨戦態勢にしとくべきだよね?」

と状況を見ていた直人は言うとその場にいた主要メンバー全員が頷き、それを見た直人が臨戦態勢に移行するよう命令を出し伝達させた。

加えて「2人は自分たちの宿営地に戻って体を休めるように」と伝令に来た久保伍長と加藤兵長に命令して戻させ、自分は中央のテーブルの上に置かれている様々な情報が書かれた地図を眺めながら状況を改めて確認したのだった。

いかがだったでしょうか?次回からは大規模戦闘回になります(そうなるはず・・・)。

今回の話を書くうえで、馬の歩き方には四種類あるんだなぁと初めて知った作者です笑今回出てきた常歩はネットで調べてみて下さい笑まっさきにあるサイトが一番上に出てくると思うので。

去年流行ったあるゲームをしてなければ、そんなこと知らなかったと思った作者←

皆様からのレビュー、感想、評価、誤字報告お待ちしております!ぜひ、気軽に書いてください!

それと、本年も作者ともども「目指せ!無人島脱出!~転生したはいいが、なぜ無人島に!?~」をどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

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