第74話
皆さまお待たせいたしました!
最近スマホへの機種変などのことがありまして投稿できませんでしたが、本日一段落したので投稿させていただきます!
~盗賊視点~
「くそが!なんでたかが三台の馬車、ましてや二十人足らずの護衛にノコノコ帰ってきてんだよ!」
頭付きの熊の毛皮を着ている盗賊の頭領が、今日の獲物を取りいっていたグループがリーダーの『猪切り』が死亡の上に半数しか帰ってきていなかったことに苛立っていた
「お、お頭ぁでもよぉ奴らの護衛が鉄の杖を持って反撃してきたんだよぉ…しかもそれが爆発魔法みたいなでかい音がしてその音と同じ数の仲間が死んじまったんだよぉ……」
怒り心頭の盗賊の頭領に向かってその生き残りの盗賊がはんべそをかきながら弁解するが、「うっせぇ!黙ってろ!」と頭領に蹴飛ばされる。
そんな頭領の元に今し方蹴飛ばされた手下とは別の仲間が慌てた様子で走ってきた
「お、お頭ぁ!洞窟が包囲されてますぜ!」
「なにぃぃ!?そいつらはどこのやつらだ!」
「て、てっきり『山楽』とか『堂砦』の衛兵隊がやって来たのかとおもったんだけどさ。どうやら服装が違ってて…」
うんん?と顔をしかめる頭領
「とにかく、見張っとけ!」
―パァン
そう言い放つと同時にキーンと耳鳴りがする破裂音とともに入り口付近で閃光が見える。
頭領は入り口から遠い洞窟の奥にいたため、閃光による目眩ましはなかったが爆音による耳鳴りは防げなかった
「くぅぅ……」
頭領とその近くにいた手下二人はその爆音に耳をふさぐ。
永遠に続くような激痛に近い耳鳴りから立ち直ると、目の前には見慣れない明るめの黄土色の格好をした兵士らしき人物が自分に向けて鉄の杖を向けて何やら言っている。横を見ると同じように二人の手下ももう一人の兵士らしき人物が鉄の杖を向けられていた。
すると立てと言っているかのように鉄の杖でつつかれ、入り口の方へ向かわされる。外に出ると洞窟前の広場に自分の後ろにいるようなやつが二十人ほどおり、その真ん中には他の仲間も縛られて一ヶ所にまとめられていた。
頭領も縛られてからしばらくした後、
「あなたがこの集団のリーダーかな?」
ようやく回復した耳が自分に問いかけるような声を聞いてそちらへ視線を向けると周りにいる兵士と同じようで少し異なっている格好をしている若い男がいた
「誰だてめぇ」
そういい放つとその男の後ろにいた剣を持つ兵士がキッと睨む。すると若い男はまぁまぁといなし
「僕らは軍事国家『敷島』の軍だよ。君らを連行しに来た」
にっこりと笑いながら頭領の問いかけに答えたのだった。
本日は盗賊視点でした。
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