第64話
皆さま!新年あけましておめでとうございます!本年も『目指せ!無人島脱出!~転生したはいいがなぜ無人島に!?~』を作者ともどもよろしくお願いします!
さて新年初投稿です!どうぞお楽しみください!
直人たちが会談を終え、本部から出ようとすると宗奄から
「あ、ローレライ殿、直人殿。これをお持ちくだされ」
ごそごそと懐から取り出したのは2枚の木札で、それにはなにやら漢字らしき文字が書かれている。が、何が書いてあるか読めない
「これは行政府が発行する『賓客証明書』となります。これを商店などでご提示いただければ滞在費等はこちらが負担いたしますので」
と説明された
「お気遣いありがとうございます」
ローレライは礼を述べて素直に受け取ったため、直人もそれに倣って受け取った。直人が受け取ったのを見てから宗奄は「私はこれで」と表へ急ぎ足で向かっていく。
その後ろ姿を見送って直人たちは表通りに出た
「あ!直人さ~んっ!!」
すると、どこからか聞き覚えのある声が聞こえ、キョロキョロ辺りを見回すと見覚えのある若い女性が手を振り、さながら「おーい」とでも言っているかのような感じで近づいてくる
「はぁ…はぁ…やっと見つけました…」
まさに息も絶え絶えな彼女は島から連れてきていた寧々だった
「あ、寧々さん。どうしたの?」
「何でもないですっ」
直人が声を掛けるとパァという擬音が似合いそうな笑顔で答えた
「ただ、直人さんと歩きたくてっ」
「あ、そう」
ただ歩きたいがために俺を探していたというのはどうゆうことだ?と不審に思う直人。一方、ローレライはなにかを感じ取ったのか温か~い目をしながら「私たちは用事があるでこれで」と言い残してお付きの人たちと共にどこかへと去っていった。寧々の行動といいローレライの行動といい、ますます疑問が膨らむ直人だったが
「直人さんっでは行きましょう!」
と寧々に引っ張られた直人は
「わぁ!?ちょ、ちょっと待って!」
と腕を引っ張る寧々に待ったをかける。止められた寧々はムゥという顔をして「なんですか」と聞いた
「いやぁ、港に護衛の人たちもいるし小波艦長たちだっているんだから、一旦戻ってここでの過ごし方とかを言わないと…」
とむくれる寧々に言う
「司令。司令が直接言わなくても私が言いましょうか?」
またも空気と化していた小波がどこか呆れたように提案する
「いや、でも「大丈夫です。私から他の人たちに言っときますので」…はぁ分かった。じゃあ、各自護身用として銃剣もしくは特別に支給した十四年式拳銃の所持を許可する。それとあまりはめをはずさないこと。迷惑をかけないなら自由にしてもいいということを伝えといて」
「了解しました」
小波は敬礼をしてから付いてきていた仲間と足早に歩いていった
「さぁ行きましょう!直人さん!」
とまたもや直人の腕を引っ張り、賑やかな喧騒の中へと寧々は駆け出していく。直人は「引っ張りすぎ!」と言いながら引っ張られていったのだった。
誤字脱字がありましたら遠慮なくどうぞ!
・・・そういえばコハクどこ行ったんだろう?




