第47話
前回の会議の続きです。
少し遅れました。
すいませんm(_ _)m
「続きまして《鉄鋼》部門、よろしくお願いします」
と中村少佐が促し、鉄鋼部門を担当している三井が立ち上がる
「はい、我々が調査したところ鉄が採取できる磁鉄鉱と赤鉄鋼が見つかり、ボーキサイトも見つかりました」
これまた、石油のときとと同じようにざわめく
「磁鉄鉱と赤鉄鋼は分からなくはないけど、ボーキサイトって何?」
直人は疑問に思ったので聞いてみる
「えーと、ボーキサイトは飛行機の材料となるジュラルミンの原料なのです」
三井は直人にそう説明する
「あーなるほど、ということは飛行機や武器が自前で作れるようになるのか」
「その通りです」
ふむふむと直人が頷いた
「え、となるとどのような施設が必要になるんだ?」
ふと直人が他の人々にも聞く
「え~…う~んと…製油所じゃない?」
中戦車隊の隊長である渡辺少尉がたぶんと言った感じで答える
「製油所もそうですが、あと石油を掘るリグというものや石油が通る油送網も必要です」
第一銃隊の隊長、鈴木大尉が眼鏡を直しながら発言する
「鉄を作るんだったら、製鉄所も必要だな」
第三銃隊の隊長である小林中尉も発言する
「いや待て待て、武器弾薬を製造するためには兵器廠が必須だし、軍艦を作るんだったら海軍工廠も大事だぞ」
そして第一水雷戦隊旗艦、軽巡「矢矧」の小波艦長までもが発言する。
彼らを皮切りに会議室に集まったメンバーがそれぞれあれは必要じゃないか?、いやこれはいらんだろ、というように話し合ってしまいざわざわとうるさくなってしまった
「ちょっ、ちょっとストップストップ。俺が処理しきれないよぉっ」
もう無理ぃ~と机に突っ伏してしまった
「あー…えーっと、あとでそれぞれ必要そうな施設をまとめて提出しましょう。そこから先は司令の仕事ですから」
事態を収拾しきれていなかった進行役の中村少佐が発言してなんとかざわめきが収まった
「司令が延びてしまっているので、少し休憩を挟ませていただきます」
中村少佐のその一言で一時解散となり、その言葉を聞いたメンバーが用を足したり隣にいるやつと話し込んだりと休憩を思い思いに過ごす。
五分後、直人が立ち直ったので報告を再開する
「んっんん、えー鉄鋼の件は後日それぞれ必要だと考えられる施設等をまとめて提出するということになりまして、最後は地形についてになります。ではお願いします」
と佐藤中尉に促し、
「はっ、地形のことなのですがある程度は平地が続くもののすぐに山にぶつかるということがわかりました」
いつもは暑苦しいほどの熱量のパワーを感じさせる声が、このときは暑苦しくもなく会議室にいるメンバーにも聞き取りやい声だった
「また、偵察航空隊の三浦少尉に頼み、上空から山の上を見てもらったところこの山は火山らしきものということが判明しました」
「それはいまだに活動している火山?」
と復活した直人が聞く
「それは分かりませんが、上空から見た限りでは噴煙や溶岩は視認できなかったと伝えられました」
う~んと腕を組む直人
「俺としては航空基地を作りたいから、それに適する土地かどうかなんだよねぇ」
と呟く
「でしたら、均土機とかをもつ設営隊に任せればいいのでは?我々が1本1本木を切り倒すより作業が早い気がします」
水陸戦車隊の隊長、山本中尉が発言し
「そうかもな、要は餅は餅屋ってやつだな」
と中戦車隊の隊長の渡辺少尉がふふんと得意気になぜか話す
「んじゃ、そこら辺は設営隊?という人たちに任せて、と」
直人が言い
「あと、さっき言っていた火山らしき山についての調査を詳しくやろう」
と今後の予定を決める
「…以上で、報告会を終了いたします。みなさま、お疲れ様でした」
最後、まとまったのを見計らって中村少佐がそう締め括って報告会は解散となった。
報告会終了後直人は司令官室に戻り、第二次調査隊のメンバーの選定と今回判明した土地をどのように有効活用するかということを考えたのだった。
誤字脱字がありましたら遠慮なくどうぞ
最近、D4DJというアニメ見始めました。なんとなく面白そう・・・




