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第39話

ともかく懸念すべき海外勢力は、いまのとこいきなり攻撃してきて勢力拡大をも企んでいるフランク王国ぐらいだろうが、地図や航海に必要な道具を見るかぎり地球で言う大航海時代っぽいので、今回はたまたま攻めてきただけで次も攻めてくるとは限らない。となると今後のことも考えて…


「できるなら明日からこの島の地形や資源の調査を行いたいと思っている。君たちの意見を聞きたいんだけどいいかな」

中村少佐(俺のなかで近々規模を拡大する予定なので昇級するはず)から報告を受けた翌日に開かれた定例会議で話した。

ちなみにメンツはまず司令官であり総統である俺、直人と副司令である中村少佐、陸戦の要たる陸戦隊第一~第四銃隊の隊長と機銃小隊長、九七式中戦車で構成された中戦車小隊の小隊長と特二式内火艇で構成された水陸戦車小隊の小隊長、海軍主力の水雷戦隊モドキ

の各艦長及び輸送艦艦長と特設砲艦艦長、そして航空偵察隊の隊長を召集したが、若干1名隅で寝ているやつがいるがとりあえずほっといて、総勢17名が集合した。そのため会議室が狭く感じている直人だった。

その話はともかく、直人から提案した島の地形及び資源調査についての質問がないか、全体を見回すと一人が手を挙げていた。俺が発言を促すと

「自分は第一銃隊隊長の鈴木三雄大尉であります。司令は我々に地形や資源の調査をしろということなのでしょうが我々は専門家ではありません。そのため、専門家を付けていただきたいのです。素人の私たちでは石油ならば露出していれば匂いなどで分からなくもないですが、鉄鉱石等の鉱石類は判別はつかないのです」

と意見具申された。

(まぁわからなくもないか…)

確かに自分一人で「鉄鉱石を見つけろ」と言われてもできる自信はない。

「分かった。専門家を付けよう。…では、明日からこの調査に向かってもらうのはどこがいいか。まぁ僕が勝手に決めてもいいけど一応要望は聞かせてくれ」

「あ、あのっ司令もうひとつ意見を言ってもよろしいでしょうか」

とまた一人手を挙げたので「いいぞ」と答えると

「わ、私は航空偵察隊の隊長のっみ、三浦昌樹少尉ですっ。あ、あのっ陸上だけでなく空からも偵察した方がいいのではないでしょうかっ。陸だけだと、し、視界が限られるので空からも偵察した方が何らかの効果があるかとっ」

と詰まりながらも意見を言ってくれた

「なるほどね、よしっんじゃ陸に加えて空からも偵察するということでいいかな」

全員がうんうんと頷いたので「じゃ三浦少尉、よろしく」と決定した

「あとはどこにいかせるかだけど行きたいというとこある?」

陸戦隊のメンバーに聞いてみる、と

「司令っならば我等第二銃隊が行こうではないかっ」

ガタッと椅子を蹴倒しながら志願してきた

「あーうん了解。ほかは?」

「私たち第一は基地警備当番なため行けません」

「第三は暇だけど訓練がねぇ」

「…第四銃隊…沿岸警備…担当」

とどこも行けないと来たので

「んじゃ陸は第二銃隊に、空は航空偵察隊に調査を任せるということで」

「…フガッムニャんっ!?ちょっと待ったぁっ」

なんか隅で寝こけていたやつがいきなり叫んだ

「我ら中戦車小隊もお供いたすっ」

どうやら女性、いやチビな少女の小隊長で中戦車…九七式中戦車で構成された戦車小隊も立候補してきたようである

「理由は?」

と聞くと

「我らにも仕事をよこせっ砲が錆び付いてしまうぞっ」

なるほど

「はいよー、んじゃ明日からよろしく、の前に名前は?」

渡辺三咲(わたなべみさき)少尉だっ」

「んじゃ渡辺少尉よろしくな」

と頭を撫でたら

「こぉらー私を子供扱いするなぁー」

とプンスカ怒ってポカポカと殴ってきた。それを見ていた首脳メンバーは初めは静観していたが耐えきれなくなってワハハハと笑いだす。火に油を注いだのか、「こらー笑うなー」とまた殴ってきた。

なんだかんだで首脳メンバーは面白いやつがいるということを改めて知った直人だった。

誤字脱字がありましたら遠慮なくどうぞ

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