表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/99

第10話

前回登場した新人物のお話です

~???~

あの港町から出てもうすぐ三週間。彼女は3隻からなるローマティア帝国海軍所属の極西派遣コルベット艦艦隊旗艦「カルタゴ」の誰もいない甲板で夜の海風に当たりながら涼んでいた。

「寧々さん、先ほどの舞、良かったですよ。これでまた一週間部下たちが働けるよ」

「あっ大使様っ、いえいえ私はまだ未熟者です」

と大使が苦笑しつつ寧々の隣に寄りかかり、小瓶を差し出した、

「これは今日の礼だよ、受け取って」

いつもありがとうございますと素直に受け取った。

「しかし、初めの宴会のときは大変だったね、今ではあれほどにはなっていないけど」

「もう忘れてくださいって何度も言ってるじゃないですかぁ!思い出させないでくださいよぉ…」

顔を赤くして、文句を言った。

実は寧々、初めの一週間の七日目の宴会のとき水と間違えてお酒を飲んでしまい、その後酔って自分が来ている衣装をはだけさせ、見る者によっては鼻血ものの姿になりそのまま舞を舞ってしまったのだ。そのときは酔っていたので気付かなかったが、夜が明けてから周りの乗組員の人たちから「嬢ちゃん、昨日の踊り良かったぜ、また次も楽しませてくれよな」と言われ、若い乗組員にいたってはウブな人が多いのか寧々を見ると顔を赤くして避けてしまうということがあって、疑問に思った寧々は艦長と大使に聞いたところ上のことを教えてくれ、それを聞いた寧々は煙を出すくらい真っ赤になってバタバタと自分にあてがわれている部屋に戻り掛け布を被って悶々としたということがあった。今でもたびたび一部の乗組員たちにいじられて赤くなるということが起こっている。

この話をした後は艦になれたかなどとりとめない会話をして別れ、寧々も自分の部屋に戻った。

翌朝甲板上や船内を走り回る騒がしい音に起こされ目を覚ますと乗組員たちはせわしなく動き回っており、甲板上に出てみるとそこでも乗組員たちがせわしなく走り回っていたので、なにかあったのかなと思っていると通りかかった若い乗組員が話しかけてきて、

「あっ、寧々さんっ艦長がお呼びですっ」

と言われ、艦長室に向かうとそこには艦長と大使が真剣な顔で話し合いをしていた。

「艦長、さきほど呼ばれていると聞いてやって来たのですがなにかあったのですか?」

「寧々さん、今から私が呼ぶまで部屋に鍵を掛けて閉じ籠っていてください」

なんでですか?と聞くと

「海賊が、現れました」

誤字脱字がありましたら遠慮なくどうぞ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ