前線
「ガシャン」
瞬「何だ?、このボタン」
操縦席は、訓練用の物と何ら変わらない物だったが、操縦席の右前方には訓練用の操縦席には無い
奇妙なボタンが、ぽつんとついていた。
瞬「父さん、何この変なボタン?」
父さん「それは、まだ絶対に押すな!、良いか?、絶対にだ!。」
瞬「何、むきになってんだよ。」
父さん「あぁ、悪かった、けど絶対に押すなよ。」
瞬「分かったって。」
瞬「じゃあ、行ってくる!」
父さん「死ぬなよ!」
瞬「あぁ!、」
瞬「US神風、出ます!。」
「ガシャン」
ゲートが開く、それと同時に空え飛び出す。
瞬「すごい、なんて速さだ。」
先に出ていた訓練生を、あっという間に追い越す。
瞬「まだ10分もたっていないのに!。」
前線が見えてきた。
黒く立ち上る煙、破壊されたUS、まさに地獄だった。
瞬「ニデンのゴミどもめ、一匹も残さず殺してやる!。」
前線に降りる、
ブルタニア兵「どこの部隊だ!?」
瞬「訓練生です。」
ブルタニア兵「訓練生は、後方で民間人の警護だと、言ったはずだろう!。」
瞬「俺には、力があります、ブルタニアは実力主義でしょう!」
ブルタニア兵「まぁ良いだろう、本当は後方まで送ってやらないといけないんだが、あいにく前線は人手不足だ、そのなまくらで、どこまでやれるか知らないが、死ぬなよ。」
瞬「俺は死にませんよ!。」
瞬は、そう言って戦場へ飛び出した。