平和な一時
恒星アルノスが発見されたのは2156年2月9日のことだった。
地球から距離40光年、7つの惑星があり、そのうち4つ惑星は、生命に必要な、水があり温度も生命が生きていくのに適していた。
そして200年後、惑星ブルタニアにて…‥…
奈々 「‥し……しゅ…‥…しゅん!」
瞬 「なんだよ~、人が気持ち良く寝てる時に~」
奈々 「授業中に寝てるほうが悪いでしょう!」
瞬 「こんなに気持ち良い日に寝るなと言うほうが悪いと思うね!」
奈々 「人が親切で言ってあげているのに、何その言いぐさ!」
先生 「そこ、うるさいぞ!」
奈々、瞬「すいません…‥…」
先生 「じゃあ、二人に問題だ、答えられなかったら、放課後補習な!」
奈々、瞬「そんな~」
先生 「じゃあ、奈々から!」
「問題、地球で初めてアルノス系に大型移住船を送った国の名前と移住した惑星を答えろ。」
奈々 「はい、我が祖国日本と、惑星ブルタニアです。」
先生 「正解!、奈々は補習無し!」
先生 「じゃあ、次、しゅんな~」
瞬 「簡単な問題にしてくださいよ~」
先生 「わかってるって!」
先生 「問題、第一次惑星間戦争時に対決した同盟国側と協商国側の国名と、開発された、兵器の正式名を答えろ。」
瞬 「同盟国側は惑星サイノスを統治するアメリカと、惑星ブルタニアを統治する我が国日本です、協商国側は惑星ニデンを統治する中国と、惑星ポルタニアを統治するロシアです。第一次惑星間戦争時に開発された兵器は、SUです。」
先生 「不正解、しゅんは補習な~」
瞬 「どうして不正解なんですか!」
奈々 「ハァー、先生は正式名と言ったのよ?、SUの正式名は宇宙対応人型ロボット兵器でしょう!」
瞬 「あぁーーー、やっちまったーーーーー!」
奈々 「ハァー、私も一緒に補習受けてあげるから元気出しなさいって。」
その時の奈々は不機嫌で、少し微笑んでいた。