年明けに・・・・・・・
今日、年末なので・・・・思いついた話です・・・
年末・・・弟がトイレの掃除を頑張ってしている中・・・
私は、今こうしてパソコンで遊んでいます・・・・
外では、カラスが年末の寒い風の中寒がりもせずに・・・・
大いに騒がしく鳴いています・・・
冬休みが始まりもう1週間たちましたが・・・・
いまだに受験勉強は、せず・・・・
高校受験は、良いのか大丈夫なのかと親に忙しく言われる毎日です・・・・
あと、6時間で年が明けて・・・・新しい年が来ます・・・・
携帯を握りしめる・・・・
俺は、今日年の瀬が迫るこの日に彼女に振られた・・・・
彼女と俺は気が合わなかったらしい・・・・・
俺的には、良い感じと思ったのにな・・・・
こんな年の瀬に振られるなんて・・・
なんてついていない男なんだろう・・・・
私は、年明けを目指して??今年越しそばを作っています・・・・
おいしくなるように、おだしは鰹からとりました・・・・
隠し味にオイスターソースをちょっと入れて完成です・・・・
年越しそばは、おいしい方が大好きです・・・
だけど私のは、あまりおいしくありません・・・・
何がいけないのでしょうか・・・・
俺は、年越しそばを食っている・・・・
母さんが作るそばは、のびていて・・・・・まずい・・・・
だけど食べないと文句を言われる・・・・
今、夜9時年明けまであと3時間・・・・・・
そうだ良いこと考えた・・・・・
勝手に考えた携帯番号で電話をかけてみよう・・・・
もしかしたらいい人にかかるかも・・・・・
まあ、運に賭けるのだが・・・・
私は、携帯電話で遊んでいます・・・・
けっこうメールとかするとお金がかかりますが・・・・
メールは、みんなとのコミュニケーションできるツールだと思います・・・・
今では、携帯電話で小説を読めるまでになりました・・・・
けっこうその小説にはまっています・・・・
女の子と、男の子のはかないラブストーリーかと思うと
実は、B系だったり・・・・
はまりにはまってちょっとその作者に詳しくなったり・・・
好きになったり・・・・
読書は前から好きでしたが、この小説にあってもっと楽しく有意義な時間が増えていくのです・・・・
今は、11時・・・あと1時間もすれば・・・・年明けで・・・・
俺は、電話番号を考えていた・・・
何番にしようか・・・・押して見るがかけたりはしない・・・
ただ押すだけ・・・そして12:00になったらその番号を押す・・・・
そして賭けてみる・・・
12時まであと10分眠気に襲われながらも私は、こたつで紅茶をすすっています・・・・
甘くておいしい、ミルクティーです・・・・
あと5分になります・・・
もうテレビでは、カウントダウンとか言って炎が燃やされていきます・・・・
3・2・1
テレビで12時の時報が鳴る・・・・
考えていた電話をかけてみる・・・・
ここでかかれば、今年の運は、最高・・・・
3・2・1・・・・
「あけましておめでとうございます・・・・」
ここでテレビの中の女の人が明るく言う・・・・
ケータイ電話は、友達にメールを送るためにフル活用する・・・・
『あけましておめでとう・・・今年もよろしくね・・・』
そう書いて送ろうと送信を押そうとすると電話がかかってきた・・・・
俺の今年の運は、最高になりそうだった・・・・
呼び出し音が三回鳴る・・・
非通知だけど出てみる・・・・
「もしもし・・・・」
女の人の声だった・・・・最高だ・・・
「もしもし・・・すみませんあけましておめでとうございます・・・・」
男の人の声が聞こえた・・・・
「あけましておめでとうございます・・・ところであなたは、誰ですか・・??」
「おれは、貝釜有と申します・・・・突然かけてすみません・・・・」
「はあ・・・・わたしは、策と名乗っておきます・・・まあ本名じゃありませんから・・・」
「あの・・・俺自分で作った電話番号で書けてみたんです・・・・びっくりしました・・・・かかるなんて・・・」
「はあ・・・そうですか・・・・ところであなたは何歳ですか??」
「おれは、14で、中3です・・・あなたは」
「いちよう15にしておきます・・・・」
私は、怪しいなと思いました・・・・
自分で作った電話番号で私にかかってくるはずがないと・・・・
「あの・・・またかけていいですか??」
彼が聞いてくる・・・1回会ってみるのも良いかもと思う・・・・
「あの・・・何所の人ですか・・・・」
「俺は、札川です・・・」
「私もですよ・・・・もし良かったら明日札川神社で会いませんか・・・・」
私が誘い出してみる・・・・
化けの皮をはがそうと・・・・
「いいですよ・・・初詣ついでに・・・」
「では、私は白いロングマフラーをしていきますので・・・あなたは、右手に赤いリストバンドをしてきて下さい・・・・」
「はい・・・では、また明日・・・って今日ですよね」
「はい今日です・・・午後3時には、行きますので・・・・」
そういって電話を切る・・・・
今日の午後3時・・・電話の彼女と会えるのだろうか・・・・
私は、無茶な約束をしてしまったと思った・・・・
私は、ロングマフラー彼は、リストバンド・・・どう考えても彼の方が
不利益なのに・・・・
午後三時まであと10分
あの電話をかけてから、興奮して寝られなかった・・・・
右手に赤いリストバンドをつけて神社に行く
神社までは徒歩5分だ・・・
電話の彼女に会ってみたい・・・
私は、マフラーを巻いて神社に行く・・・・
予想以上に人が少なくてやばいと思う・・・・
だけど、電話の彼を見つけることができた・・・・
人混みは、それほど無い・・・・
彼女は、マフラーを巻いているはずだが・・
マフラーを巻いている人が多すぎて切なくなる・・・・
彼女から声をかけてくるのを待つしか手が無くなった・・・・
私は、リストバンドの彼を見つけて観察をする・・・
けっこう良い格好をしている・・・・
そしてなかなかかっこよい・・・・
私は、声をかけてみることにした・・・・・
「あのっ・・・・貝釜有さんですか・・・・あの・・・」
「はいそうですけど・・・・策さんですね・・・・」
そうして私たちは、親しくなり・・・・
高校受験も無事に終わり
二人で同じ高校に行くことになった・・・・
これも運命という物なのだろうか・・・・
俺は、彼女と今日今年が終わろうとしている中・・・・
12時になったら電話をしようと出番を待っている・・・・
私は、彼からの電話を待っていた・・・・・・
今年も良い年になりますように・・・・
ちなみにこの話の彼女は、いい年になったようです・・・