お部屋紹介
今日は、早く起きる必要はない。だって学校ないし。
久しぶりにこんな遅くまで寝た。時計は“今は12時48分だ!”って感じのテンションで数字を刺している。
・・・うん、自分でも何言ってるのかちょっとわからない。
とりあえず、水。冷たい水がすっごい飲みたい。頭痛いし。
銀色の金属で作られたコップに氷をいっぱい入れる。これ5時間くらい氷とけないから便利なんだよね。
なんて世間話は後にして、大翔と翔起こさないと。
ここで私の家の構図を説明しよう。暇だし。
玄関を入りますと、まっすぐに廊下が続いています。左側のドアを開けると、まあ、なんということでしょう。明るみに包まれたとても暖かそうなリビングが見えます。次に右手のドアを開くと、そこには和室が広がっております。畳が敷かれたその部屋はお父さんとお母さんの寝室でした。今は翔が寝ています。
もう少し進むと、右手に階段が見えます。この階段の右側にまわると、懐かしさを感じさせる収納があります。デッドスペースを活かした作りとなっております。階段を上がって右手に進むと、右側に茶色の木目調のドアが見えます。そこを開けると、大翔の部屋です。広々とした部屋でベッドがあってもスペースがあまります。
廊下に出て階段をあがった左手に行くと、私の部屋があります。ここも、大翔の部屋同様に広々とした部屋となっております。
なんてところだろうか。いいように言うと。
まあ、私風に言うと、夏はくっそ暑いリビングだし、和室は畳が結構ボロボロだし、ただ単にぼろいタンスが階段の下に置かれているだけだ。私と大翔の部屋に限ってはただの普通の部屋だ。考えてもみてください。
普通の部屋でもベッドくらい入るわ。
リビングを出て少し左側にある翔の部屋(仮)を開ける。
「おーい、しょ・・・う?」
布団がきれいにたたんであるのはいいんだけどさ、なんでいないの。




