プロローグ
ああ・・・サクラ・・・お願いだ・・・もう一度だけ、もう一度だけ君に逢いたいよ・・・
見覚えの無い白髭のお爺さんが椅子に座って頭を抱えながら、とても切ない声で私を呼んでいる。
聞いているこっちが悲しくなってしまうような声だ。
手を伸ばしてお爺さんに触れたいけど、触れようとすると遠のくばかりで・・・
「 お爺さん!! 」
私は居たたまれなくなって声を出していた。
「・・・サクラ・・・? 」
一瞬だけ彼がこちらを見て目を見開いた。
正面から初めてお爺さんを見た時・・・
「 レオナルド・・・? 」
・・・夢か。最近よく見る夢。
でもここまで切なくなったことなんて無い。
いつもはお爺さんが私の名前を呼んで終わり。
お爺さんと会話はしたことなかったけど、私を少なからず求めていることは分かっていた。
でもあんなお爺さん知らないし・・・どうせ妄想だろうと思っていたけれど。
レオナルド
何故あの時似てもにつかない あの人の名前が出てきたのだろうか・・・
その理由が分かったのはそれから数時間後だったけど
私は部屋の中であの人と出会った時のことを思い出していた。
私の命の恩人
そして私の初恋の人ーーー
レオナルドのことを・・・。
はいっ と言うことでおもいきって書いてしまいました・・・!!! キャー
こんな駄文だれか読んでくれるんだろうか・・・
読んでくださった方、大大大大感謝です!!!
注意事項
作者は、イタリア語、全く知りません(汗) また、15世紀のイタリアについて勉強して書きますが、これ間違ってるよ、という事がありましたらどんどん言ってくださいませ!
レオナルド君は貴族ではなく村の裕福な少年の予定です。