バフの効果
俺はゲイツ、中堅冒険者だだが今日は一味違う。なぜなら宿でバフをかけてもらったからだ。体のキレが違う。多重に掛けてもらったからか五感も鋭い。イノシシはすぐに見つけた、相手も気付いたようで突進してきた。それをかわして一撃で首を落とす。ヤバイ、癖になりそう。この高揚感に落ち着く感じ。カラダは暖かく頭は冴え渡る感じ、今まで感じた事のない感覚に興奮した。血抜きも済ませて、一人で運ぶ、100キロ以上あるが軽々持てる。アル特製ビーフジャーキーを噛みながら一人幸せを感じていた。うまい。この旨味、だ液でふくらまして、吸うと出汁がすごい。それに塩だけじゃない味が俺を責め立てる。何度も食ってきた、干し肉、これは如何ともし難い物だと思っていたのに、まじか。これほどうまくなるか、、、、、。俺はアルにどれほど感謝しても足りないのではないかと思っている。イノシシもどんな味にしてくれるのか、、、、、。楽しみだ。ワクワクしながら、警戒をして帰る。楽しみだ、、、、、、。じゅるり。あ、そういえば柿ピーもあった筈だ、ピーナッツ旨い。柿の種も美味い。辛くて美味しい、アイツも買ってたな。在庫切れする前に大量に買うか!
「ただいま!アルいるか!?デカいのとってきたぞ!」ゲイツ
「はーい、あ!ゲイツさん!美味そうなの取って来たね!」アル
「メシ期待してるぜ!」ゲイツ
「父さん解体しよう!」アル
「分かった、すげー大物だな!」アルバ
「ゲイツさん夕飯期待しててね!」アル
「おう!あ!ジャーキーと柿ピー追加で頼む」ゲイツ
「はいはーい、何日分ですか?」アル
「10日分!」ゲイツ
「湿気っちゃいますよ?いいならいいですけど。」アル
「アルの持ってるのはしけんないのか?」ゲイツ
「ああ時間停止のマジックバックですよ、持ってます?」アル
「いや、ないが、、、、どこで手に入れたんだ?」ゲイツ
「自作ですよ、お恥ずかしいですがね」アル
「お、俺にも売ってくれ!」ゲイツ
「イヤイヤ、金貨10枚ですよ?」アル
「それならある!売ってくれ!」ゲイツ
「いいですが容量は小さいですよ?イノシシ三頭分くらいです。」アル
「買った!!」ゲイツ
「まぁいいならいいですよ」アル
「やった!俺柿ピー大好きなんだよ」ゲイツ
「俺も好きですけどね」アル
「ああ、いい忘れてたけどマジックバック安すぎだかんな?!」ゲイツ