『「ドゥームデイ・ナイツ」内設定其の一』
『...その城は、かつての人間の知恵を疑い知らせるものである。
各層、特に中層の外周部のさらに外には対空障害物破砕光子砲や対地障害物破砕用機械人形が蔓延り、当時、どれだけ機械的な技術が発展していたかは、中層に出現することのあるはぐれゴーレムの3mmにも満たない特殊装甲の堅さが物語っている。
...また、かつて存在していた|《蒼き地平》と呼ばれる大地には魔法の様なものがあるとされており、各層の都市や村に一切として攻撃的オブジェクト(人食い草など)が存在しないのは、敵対生物排除の魔法のおかげとされており、同じく一部地域を除いて犯罪とされる行為が不可能になっていることやプレイヤーの行使できるメニューもかつての者等が全ての物に対して祈りを込めているからだ。
ー--<終末の城>。
かつてそう呼ばれたこの城に、最早嘗ての恩恵など微かであり、魔法、と呼ばれる類のものはこの空中城には存在しない。
代わりに、攻撃手段に特殊な力が宿ることもある。
その名を《存在剣》と言い、極限に精神が研ぎ澄まされた際に発動される、とスタッフは推測している。
また、存在剣を意図的に発動させる方法として、それぞれの武器の既定のモーションを行うことで発動させる事が出来る。
既定のモーションには特有のカラーエフェクトが発生し、そのエフェクト・モーションが一般的に剣に発動することから、《剣刃術》と呼ばれるが、非戦闘ジョブにも発動する。
B・Eとも呼ばれるこのエフェクトの攻撃スキルには名が与えられ、攻撃属性(斬撃、刺突、打撃)の象徴となる言葉が末尾に来るものが存在している。』