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Cardinal Online  作者: ia
Doomsday Knights編
18/105

復活の団長

今回は非常に短いです。

―――まあ、ゲーム紹介文やDoomsday Knights事件1よりは多分長いですが。

「アリスっ!」

「...なに?」

「私ね、鉄楼団にイア戻したよ!」

「仲直りは?」

「あっ...。」

「...フーン」

「いや、俺ならいるぞ」

「わっ!?」


ⅬⅩⅢ層の副都市サブフロンティア、<ラングレー>に本拠地を構えるギルド『鉄楼団』。

その客賓室にいたアリスに気付かれないように、俺は近づいていた。



「...仲は直ったの?」

そう聞かれ、俺は多少口ごもる。

それもそうだろう、実質脅迫されて(しかもおおもとの原因はベル本人)戻ってきた身だ。

だが―――


「...ああ。まあ、コイツのせいで俺は...。」

「ちょっと⁉それは言わないでよ!?」

「ん?ベル、なんでそんなに焦るの?」

「そ、それは...。」

此処で、俺はベルの首を絞めることにした。


「こいつが俺に無理くりキスしてきたからな、そのせいだぞ」


締めることにした―――のだが...。



「それは、うん。隠したいのは普通でしょ?

それを言うなんて、イア酷いね」


冷静なアリスの言葉に、俺の胸はゴリっと削られる。





―――

「...えー、久しぶりだ。

グロウが居ないことが残念だが、俺もベルに無理くり引っ張られてきた身、何も言えない。

会いたかったら、ⅩⅩⅩⅣ層にいると思うが―――。」


その口述で始めた、ⅬⅩⅩⅡ層攻略会議。


俺は、ささやかな復讐も込めて、こういった。


「後は、ずっとこれまでもやってきたベル副団長に頼む!」

「えーー!?」


さようなら、ベル。そう言いたかったが、俺は結局話す羽目になったのだった。

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