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その最強神様の趣味で異世界へ  作者: きむきむ
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神様の趣味

ソード・マジック・バトル・オンライン略してSMGというゲームがあった。そのゲームはVRMMOで剣と魔法のファンタジー。そのゲームには目的がなく強くなってもよし。商人になって稼いでもよし。暗殺者になって殺してもよしのゲームだった。そのゲームのリアリティや楽しさから発売開始から10年経った今でもその熱が覚めることがなかった。そのゲームないに2人の超人プレイヤーがいた。

1人は隔絶としたレベルとステータスでソロでステージをクリアする男ゼロ

もう1人はレベル1でステータスも装備も初心者なのに圧倒的なゲームセンスで大会を勝ち進む女ゼラ

ゼロは攻略、ゼラは大会で名が知れ渡っていた。

今日は世界大会の決勝

「くそっ!何だこいつは!レベル1のくせに」

と言ってゼロに剣を振るう。これだけレベル差があると攻撃を受けた見るだけでノックバックダメージをくらうがゼラはそれを横に受け流していた

「これならどうだ!『神速』」

その瞬間相手が消えた。そのあとゼラの右側から視認も許さぬスピードで相手が走ってきた。

「もらった」

と攻撃するがそれが当たることはなかった。

ゼラは攻撃を下に受け流し相手の首を剣で攻撃した。しかし、相手のレベルは800近くあり装備も上等。それに対してゼラはレベルは1で武器も防具も初期のままだ。しかし初期の剣は必ず相手にダメージを与えることができる。よって相手に1ダメージを与える。

「くそっ!ちまちまとやりやがって!」

と言って攻撃しようとするがそこでタイムアップ

「終了です勝者はゼラ」

と実況が言うと周りから称賛の声が上がった

そのままゼラは表彰されて限定武器や防具、お金をたっぷりと貰ったが、使うことはなかった。そのままゼラは待機室へと向かいそこでログアウトをする



「今回も歯応えのある奴はいなかったな」

ここは東京のとあるマンションで先ほどまでゼラを操っていた人名前は小林理音こばやしりお。SMGで最強の対人プレイヤーゼラと最強の攻略プレイヤーゼロを操る人だ。

「現実世界でもゲームでも満足で満足できないのか」

と言って理音はゲームの装備を外してご飯を準備しにいった。

ゼラがレベル1であそこまで強いのは、理音の技量が圧倒的だからである。理音はすべての武術を19で極めた異質な存在だ。それでいろんな大会に出ているが、どの大会もたいして楽しくなくすべて優勝で終わっている。だから家の中にはメダルやトロフィーが所狭しと置いてある。

ご飯が炊けるまでに風呂に入るのが最近の習慣になっていた。



「頂きます」

と言ってご飯を食べようとすると地面に大きな幾何学的な模様が浮かんだ。

「何だ!」

と持ち前の勘で危険なことを察知し。瞬発力で出ようとしたが、模様が大きすぎて出ることが出来なかった。それで模様に吸い込まれる。しかしとっさに近くにあったドアノブに捕まるが、引き込む力が強くてその行動は意味がなかった



気がつくと不思議な所にいた。周りは全面真っ白でなにも置いてない、汚れてもない本当に真っ白だ

「お呼びしてしまいすいません」

と突然声をかけられ、警戒するが

「警戒しないで下さい。私は女神です」

と目の前に女神を名乗る女が現れた。女神はこの世の男を魅了する美貌とプロポーション何あった。しかし何事にも例外はつきものだ。理音は守らなければいけない女よりも戦える男の方が良かった。それでも男色家ではないが

「女神なのか。ならこの状況を説明してくれよ」

「はい。それを説明するためにここに来ました」

女神が言うには。俺は異世界に行くらしい。それは女神が決めたことで俺が呼ばれるらしい。

「それで何ですが貴方にははまっているゲームがありますよねその二つのスペックと武器やお金を付けますそれならどうでしょうか?」

俺のゲームのスペックをつけることは、言うなればあのゲームで最強だったスペックが手に入るってことだかなり魅力的だが

「そうまでして俺をあの世界に送ろうとするんだ?」

「その理由なんですが。完全に私の趣味です」

「は?」

私たち神は基本的に暇なんですよ。世界に危機ができれば調整をしますがそれだけです。だからたまにいろんな世界から別の世界に送ってその人の動きを見るんです」

「てことは俺には使命も目的もないわけだ」

「そうなりますね。でも世界を敵に回して戦争はやめてくださいね。そうなれば止めざるを得ないですから」

「そんな面倒なことはしない。あとできれば魔法が使いたい俺のゲームは近接戦闘だけだからな」

「分かりました。でも魔力がないと魔法は使えないから魔力と適性を全属性与えます。これだけあれば大体のことはできます」

「魔法ってのは詠唱とかがいるんじゃないのか?」

「それも大丈夫にしておきます。自分で考えたことが大抵のことはできるようにしておきます」

「分かったあとは、料理のレシピの本を俺の行く世界に送ってくれないか?」

「本当に料理が好きなんですね」

「ああ、食べるのも好きだ。それと俺が行く世界の料理は旨いのか?」

「それは、理音さんがいた世界と同じくらいですが、種類によっては本当にうまいのもあります」

「分かったそっちの世界に行くからささっき言ったものをつけてくれ」

「分かりました。確かゲームの武器とスペック。魔力と魔法適性の全属性。地球の魔法のレシピ。ていいですね」

「ああ。それで頼む」

「それではいってらっしゃい」

と言って理音光が包み込み収まった時その部屋には理音も女神も居なくなってた


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