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ファンタジー系世界 入界編

僕の世界。


いつも……と言うか5秒前の自分なら信じなかったと思う。でも今の私はその言葉をすんなり受け入れれた。って言うか信じなかったらじゃあ目の前の地球の常識を蹴飛ばしまくってファイアートルネードした様な世界は何なんだってなるから信じざるを得なかった。因みに今は世界の上から下を覗き見してる感じ。


「どう?気に入った?」


「………うん。」


「うんうん。気に入ってくれて何よりだよ。で、この世界に来てくれるんだね?」


「うんまぁ。」


曖昧な返事しか出来なかった。急展開にまだ頭がついていってないからね。


「ちゃんと言ってよー。来てくれないとこっちが困るんだからさー。」


「ええっと……そう言えばなんで来てくれないと困るの?そこ教えてくれないとこっちも困るんだけど。」


頭を整理する時間が欲しかったので取り敢えず話を逸らす事に。


「実はね。こっちに来てもらうついでにお願いがあるんだよ。」


「何?勇者になれとか?」


そんなんだったら逃げるぞ私。何処に逃げるんだって話だけど。


「流石にそんな無茶振りしないよ。大体そんな事出来ないでしょ?」


「そりゃ出来ないわよ。こちとら戦闘なんて1度もした事無いノットフィジカルな人生送ってたんだから。」


「うん、知ってる。それでお願いなんだけどさ、この世界の文明を進めてくれない?」





「……え?」


何だろう。なんか凄い責任重大な任務を背負わされる気がするんだけど。


「ああ、別に重く考えなくて良いよ。適当で良いから。」


「いや、意味が分からないから。文明進めてって言った直後に適当で良いって。もっと意味が分からないから。詳しく説明してよ。」


「うん。見れば分かると思うんだけどこの世界は君達の世界より文明が進んでないでしょ?」


まぁ確かに。今の日本よりかは全然発展してない。


「でも別に良いんじゃ無いの?進み過ぎて地球見たいな事になるのも問題だと思うし。」


「まぁそりゃあ環境破壊とかはやり過ぎて欲しく無いけどさ。これくらいでもしないと不味いんだよ。」


「不味い?何が問題なの?」


「うん、確かに萌奈香のいった通り進み過ぎるのも良く無い。でも今はそれ以上に進まないんだよ。」


「?」


「あー何て言えば良いんだろう。うーん。文明が停止するって言えば良いのかな?」


「停止って聞くとなんかやばく聞こえるわね……。」


「うん、実際やばいんだよ。今この世界はある程度の文明が出来て人々が満足している。それは良い。だけどこの世界の人間はそこから動こうとしないんだ。例えるなら文明が進もうとした時「なんで進むの?別に良いじゃん進まなくても。」って感じ。どう?大体分かった?」


「う、うーん。何となくは……?」


「まぁ今は何となくでいいよ。で人が文明を止めるって事は進化を止めると言ってるのと同じ。だからちょっと起爆剤が欲しいんだよね。君が前の世界で覚えた知識を使って新たな物を作ってちょっとでも文明を進めてくれればきっと人々は文明を進めると思うんだ。」


「うん。まぁ分かった。分かったけど……。」


私が文明を進める?正直自信が無い。学校の授業は真面目に聞いてた方だと思うけど文明を進める程の知識があるとは思えないし。


「まぁそこまで意識しなくてもいいよ。君が前の世界の様にこの世界で生きようとしたら困る事が多いと思うんだ。なんでこれが無いの!?とか。その時に自分が楽をしたいから動くとかでもいいし。一番は第2の人生を楽しむで気が向いた時にでもやってくれれば良いよ。」


「そう……。」


気が向いた時と言われても私の気持ちは収まら無かった。文明を進めるってのは私にはピンと来ないけど凄く大きな事ってのは分かる。それを背負わされてる以上気にするなと言われても気になる。


「で、この世界に来てくれるんだね?」


しまった。最初に戻ってしまった。


「待ってまだ頭整理出来てn


「ほら早くしてよ。話逸らして頭整理してたの分かってるんだから。」


知ってて重大任務の話言って困らせてたの!?」


「うん!」


殴りたいこの笑顔。こいつ無邪気な子供のふりした悪魔かよ。あ、こいつ神だったわ。


「で、この世界に来てくれるんだね?」


「いやちょっとm」


「で、この世界に来てくれるんだね?」


「だからk」


「来 て く れ る ん だ ね ?」


「分かったよ!行くよ行く!それで良いでしょ!」


私は半分ヤケクソで承諾した。って言うかなんだこいつ。せめて選ばせてくれよ。ここまで雑なごり押し私初めて見たんだけど。


「うんうん。僕その言葉が聞きたかったなー。」


「この神様ヤクザだよ……。こんな神の世界で私生きて行けるの……?」


「で君の転生についてだけど、ちょうど今死んだ女の子が居るんだけどその身体に憑依して貰うよ。」


要するに死んだ女の子の身体やるからそれで暮らせって事ね。それとヤクザに関してはスルーですか。ってん?まてよ……


「ちょっと待って私の借りる女の子ってその……やばい子だったりしない?犯罪者で指名手配されてるとかだったら嫌だよ私。」


このヤクザ悪魔神ならやりかねない。いきなり人生ゲームオーバーの危機とか勘弁して欲しい。


「大丈夫大丈夫。地位もそこまで高くないしごく普通の女の子だったから。そもそもこれから仕事をさせるのに仕事をさせる環境を作らない奴なんて居ないでしょ?そうゆう事だよ。」


「成程。それが聞けて安心した。」


つまり最低限の安全は約束されてると。


「じゃあ早速だけど行こうか。ずっと此処に居てもやる事無いし。」


「うん。」


……地球の皆。私は取り敢えず異世界に行く事になったけど皆もで頑張ってね。私も……もう1回頑張るから。


「じゃあ頑張ってね!王女様!」




「…………は?」


……その言葉を最後に暗転。

やっと本編に入れます。長くてごめんなさい。後多分次もネタが入れられないと思います。引越しはゴタゴタするからね、しょうがないね。


追記4月3日

8割まで書いていた原稿が私のミスで消えてしまったのでかなり遅れます。サルベージしようとしましたが見つかりませんでしたので新しく書く事になるのでもう少し遅れます。出来たとしても内容薄くなるかも知れません。ごめんなさい。

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