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6/11

マイペースな村での日々



 朝からすったもんだがあったが、何はともあれ1日が始まった。


「いい? 昨日の夜みたいにいきなりこっち見たりしないでよ」


 この家で迎えた2日目の朝。

 昨夜と同じく、ベッド上で俺は着替えるリーサに背を向けていた。

 背後から聞こえる衣擦れの音。


「はい。もういいよ」


 反転してリーサを見る。今日は狩人風ではなく、普通の村人のような格好をしていた。だがやはり赤い。

 赤い服を着るのを強いられているのだろうか。


「じゃ、朝ごはん作るね。その間にヤマセも着替えておいてね」


 リーサからファンタジー映画に出てくる村人が着るような服を渡された。

 膝を曲げないようにしながら着替える。昨日よりも痛みは薄れていた。


 ベッドに腰掛けた俺の前にテーブルを置いて、正面にリーサが座る。

 2人で朝食を食べているとリーサが不思議そうな顔で呟いた。


「あれ? 変だな……」


「どうしたリーサ? 確かに今朝の俺には若い男性特有の例の屹立現象は発生しなかったけど、多分疲れてただけだ。リーサが心配する必要はないぞ?」


「い、いやヤマセが何を言ってるかよく分からないけど、そうじゃないよ」


 どうも俺が朝勃ちしてなかったのを不思議がっているわけじゃないらしい。

 そもそも朝勃ちについての知識もなさそうだ。

 ……朝から朝勃ちについて考えすぎだろうか。こんなことを考えていたら、俺の思考を覗いている思考ハッカーの人たちのお茶の間は凍り付いてしまうだろう。子供も見てるかもしれないし。

 ここはあれだ。朝勃ちという言葉を別の言葉に置き換えておこう。

 そうだな……モーニングライズ。直訳だが少し長すぎるか? ……モーライズ。モーライズ! いいじゃないかモーライズ! よし、これから朝勃ちのことをモーライズを呼ぼう。


 俺は基本的に毎日モーライズをする人、いわばモーライザーだ。だが今朝はモーライズしなかったつまりノーモーライズ状態だったノーモーライザーだったわけだが。別に俺がEDってわけでもなく、一緒に寝ていたリーサが女性としての魅力に欠けていたわけではない。まだ体から疲れが抜けきっていないからだ。恐らく明日からは普通にモーライズするだろう。


 俺がそんな風に自らのモーライズ事情について考えているとは露知らず、リーサは不思議そうな顔で頬の辺りに手を当てた。


「えっとね。ボク、虫歯があって昨日まですっごく痛かったんだけど……今朝起きたら、何か全然痛くないんだ」


「それはアレだな。神経が死んだんじゃないか?」


「や、やめてよ! ……そ、それにね。口内炎もできてたんだけど……それも無くなってるみたい」


 それでさっきから口をモゴモゴさせていたのか。

 うーん、思い当たること言ったら……。


「多分俺と一緒に寝たからじゃないか?」


「……へっ? な、なんでっ」


 言葉に出た動揺を隠せず、顔を赤くするリーサ。

 今朝の同衾を思い出したのだろう。


「ここだけの話、俺の体からは人を癒すマイナスイオンが常に放射されているからな」


「……マイナスイオンが何か分からないけど、多分それ嘘だよね?」


「いつもは漏れ出さないように抑えてるんだけど……夜中に3時くらいになると我慢の限界になるんだ。昨日はそのまま布団の中で漏らしちまった」


「おねしょみたいに言うのやめてくれない?」


 実際俺からマイナスイオン的な何かがが出ているのは科学的に……ではなく妹学的に証明されている。週に5回のペースで俺の布団に潜り込んでくる妹は、朝になると顔をツヤツヤさせて目を覚ますのだ。『やっぱりお兄ちゃんと一緒に寝た後は、体がスッキリしますね』とは妹の談。間違いなく俺からは人を癒すオーラ的な何かが出ているはず。



■■■


 朝食を終え、リーサが台所で洗い物を始めた。


「村長がね。今日一日はまだ家で安静にしておいた方がいいって」


「そうか」


「退屈だと思うけど、ボクが頑張って話相手になるからね」


 俺に背を向け、皿洗いをするリーサ。

 

 ふと何かの気配を感じてすぐ側の窓の外を見ると、小学校低学年くらいの女の子が家の中を覗き込んでいた。

 俺と目が合う。


「……!」


 目が合った瞬間、もぐら叩きのもぐらのように、引っ込んでしまった。

 だが、すぐにぴょこりと顔を出した。

 興味津々といった顔で、部屋の中を覗き込んでいる。


 取り敢えず笑顔を浮かべて手を振ってみた。

 相手もにぱっと笑みを浮かべて、手を振り替えしてきた。

 村に住む子供だろうか。


 そのまま無言のコミニュケーションを続ける。窓越しに人差し指を突き合わせたり、ジャンケンをしたり、にらめっこをしてみたり。


「――ってことなんだけど。ヤマセはどう思う?」


「へ?」


 にらめっこで作った表情のままリーサのほうを見た。


「だからヤマセが背負ってた――ぶふっ! なに!? 何でそんな夜泣きする子供に疲れた母親みたいな顔してるの!?」


「なにその例え」


 どうやら俺には、にらめっこの才能はないらしい。

 通りでさっきから外にいる女の子もいまひとつしっくりしない顔をしてたわけだ。


「さっきからヤマセ何してるの?」


「いや、窓の外に子供がいるんだ」


「え? あっ!」


 リーサが窓の外にいる子供を見た。

 窓に駆け寄る。


「こらぁ! ヤマセはまだ安静にしてないといけないから、覗きに来ちゃダメって言ったでしょっ」


 母親のようなリーサの叱咤に、女の子は両手を上げて慌てて逃げて行った。

 女の子が去ったことを見届けたリーサは窓に背を向け、俺を見た。


「別に子供の1人くらいいいんじゃないか?」


「ダーメ。ここだけの話、村の人みーんなヤマセのことが気になってるんだよ? 閉ざされた森からやってきた異邦人って。この村、娯楽とか殆どないから、ちょっとでも変わったことがあったらみんなすぐに飛びつくの。子供とはいえ1回でも来るの許しちゃったら、村中のみんながこの家に殺到しちゃうよ」


「俺モテモテだな」


「今の話を聞いててその感想なの……?」


 まあ、リーサの心遣いはありがたい。正直まだ膝は痛むし。他の部分は元気だけど、村中の人間が殺到すると想像したら少ししんどい。


 そうしているとまた窓に人影が見えた。人影は怪しげな笑みを浮かべながら、部屋の中を覗き込んでいる。

 俺の視線に気づいたリーサがため息を吐いて、窓の方を向いた。


「――もう! 次から次へと……! 誰なの? いい加減にしないとボク怒るよ! ――って村長!?」


 窓に張り付いて覗きをしているのは、この村の村長であるババアだった。昨日ぶりだ。

 ババアは『バレたか』みたいなお茶目な表情を浮かべると、窓から消えた。

 そして扉から入ってきた。


「ふぉっふぉっふぉ……ワシじゃよ」


「ワシじゃよ……じゃないよ! なんで村長がボクの家を覗いてるのっ」


 頬を膨らませたリーサが対応した。

 対するババアは悪びれた様子もなく、ひょうひょうとしている。


「なぁに、一つ屋根の下で上手くやってるか気になっての。どうじゃ異邦人よ? 昨日はよく眠れたか?」


「ああ、お陰様で。リーサの食事も美味かったしな」


 俺の答えにババアは満足そうに笑った。


「そうかそうか。それはいいことじゃ。よかったのリーサ、異邦人はお主の食事を気に入ったようじゃ。異邦人や、聞いておくれ。リーサが気絶したお主を連れてきたとき、こやつは泣き喚いて『この人を助けて! 何でもするから!』なんて言っての。ワシが治療をした後も気になってしょうがないのか、ずっとお主の側に付きっ切りでまるで病床に伏した夫を看病する妻の如く……」


「わぁぁぁぁ! もう村長!? どうしてそういうこと言っちゃうの!?」


「そりゃアレじゃ。リーサが献身的であることをアピールしてやっておるのじゃ」


「何で!?」


「そりゃお主がこの年で恋人の一人もいないからじゃ。ワシは心配なんじゃよ。お主がこのまま恋人はおろか異性の友人すらできないまま萎びて行くのが不憫で不憫で……」


「いらないお世話だよもう!」


 俺をおいて目の前で言い合うリーサとババア。だがそのやり取りに険悪さは感じなかった。

 いつものことなんだろう。何となく慣れた温い雰囲気を感じた。


 そんな二人を見ていると、俺の袖がちょいちょいと引っ張られた。


「えへー」


 先ほどの少女がベッドに座って、俺の袖を小さな手で引っ張っていた。

 

 俺は爽やかな笑みを浮かべて挨拶をした。


「おはよう童女よ。この山瀬に何か用かね?」


「しゃべった……!」


「ああ、喋るとも。人間だからな。むしろ喋りすぎて『先輩って喋らなかったらもっとモテると思うっす』って後輩に言われるくらいだ」


「さわってもいい?」


 俺が許可する前に、幼女は俺の顔をぺたぺた触り始めた。


「ふつうだ……」


「何を期待してたんだよ」


「ママがリーサに全然恋人ができないから、とうとう森で恋人を狩ってきたってゆうから……コボルトとかのたぐいかとおもって」


 リーサが蛮族かつ異種姦マニアになっている件について。


「ふつうの人間だね」


 ちょっと残念そうな幼女。

 ここは幼女に期待に応えて普通じゃないところを見せるべきか? だが俺の普通じゃないところって言ってもな……もの凄い勢いで音を鳴らすことはできるが……そういうのを求めてはいないだろうし。


「えっと、えっと……ヤマセ?」


「なんだ?」


「ヤマセはリーサとけっこんするの?」


 まだ会って2日目なんだがな……。恐らく俺がリーサの家から一歩も出ていないことで、村人達の噂がヒートアップしているのだろう。人間隠されたものがあると、どうしても必要以上に興味を抱いちゃうからな。


「いや、流石に会って間もないからな結婚はしないな……」


「そっかー」


「だけど昨日は同じ布団で一緒に寝たぞ」


「そうなの? でもふうふじゃないと男と女は同じ布団で一緒に寝ないってパパがゆってたよ」


「いいかい幼女? 世の中にはね、一夜限りの過ちって言葉があるんだ。覚えておくといい」


「わかったー」


「ヤマセ!? 子供に何教えてるのっ!?」


 ババアと話していたはずのリーサだが、耳ざとくこちらの話を聞きつけたようだ。

 話に割り込んでくる。


「リーサとヤマセはいちやかぎりのあやまちなの?」


「違うよ! というかそんな言葉忘れなさい! 今すぐ!」


「ほほう? 違うのかの? つまりは一夜限りではない過ち……これからも過ちを犯す……言うなれば最早それは夫婦じゃの」


「村長!?」


 ババアと幼女に翻弄されるリーサを見て、俺は穏やかな笑みを浮かべていた。

 何ていうか……こういうのっていいな。すっごい暖かい。まだ幼女とババアしか村人と会ってないけど……きっとこの村の人はみんな暖かいんだろう。


「ヤマセ! なに自分は関係ないみたいな顔でのほほんとしてるの!? ボクがこんなになってるのヤマセが変なこと言ったせいなんだよ!?」


 涙目のリーサにがくがく肩を揺さぶられつつ、俺はこれからの出会いに思いを馳せた。



■■■



 その日は、ババアやら幼女が入り浸って、あっという間に一日が過ぎた。

 そして夜。


「じゃあ電気消すよ」


「随分遠い位置に毛布置くんだな」


「べ、べつにいいでしょ! はい、明かり消すよ! おやすみ!」


 まくしたてて電気を消すリーサ。

 俺はリーサに「おやすみリーサ」と返しすぐに眠りについた。


 翌朝、俺が目を開けると……やはり目の前にはリーサ寝ていた。

 

「……ふぇ。あ、おはよーヤマセー」


「過ち2日目なんだけど、今の気分はどんな感じ?」


 俺は試験結果発表の会場で絶望した表情をしている浪人生相手にインタビューをする気持ちで聞いた。


「へ? なにがぁ……ってすわぁ!?」


「すわ、すわわわ。すわわ」


 俺が独自に考えたすわ語を披露してみる。

 『服が捲れて、お腹が見えてるぞ』と言ったが……どうやら伝わっていないようだ。お腹丸出しのまま、頭を抱えるリーサ。


「うわぁ! ま、またやっちゃったよ! あんなに毛布離しといたのに……も、もうっ、何でなのー……」


「多分俺のマイナスイオンに引かれてきたんだな。樹液の群がるカブトムシの如く」


「ボク虫扱い!?」




■■■



 朝食後、ババアがやってきて俺の傷を診てくれた。

 包帯を外し、矢が刺さっていた部位が露出する。


 あまりグロイのを見たくないので、俺は薄目で傷跡を見たが……思っていたよりも小さい。

 一円玉より一回り小さいくらいの肉の盛り上がりがあるだけだった。


 ババアが傷跡とその周辺、そして間接の曲がり具合などを確認する。


「……ふむ。予想していたより随分治りが早いの。この分だと完治にさほど時間はかからんの」


「そうなのか?」


「うむ。どうもお主の回復力の高さもじゃが、薬草も普通の人間より効きやすいらしいの」


 ババアは『もしかしてじゃが』と続けた。


「お主、何らかの加護を得ているのかもしれんな」


「加護?」


「凄いねヤマセ!」


 俺がどこかで聞いたような言葉に首を傾げると、ババアの言葉を聞いたリーサが傷跡に包帯を巻きなおしながら少し興奮したように言った。


「加護はね。その人が生まれたときから持っている恩恵で、どうやっても後天的には得ることができないんだ。神様から愛されてる証みたいなものだよ!」


 興奮した口調のリーサ。

 どうやら加護とやらは結構レアなものらしい。

 加護、そういえばあの神様である少女から貰ったものだ。

 今度会ったらもう一度お礼を言っとくか。いつ会えるのか全く分からないけど。


「これなら、今日から外に出てもいいぞ」


「え、いいの村長?」


「まあ、誰かが支えてやりながら、という条件付きじゃがな。若い男が何日も外にも出られんのは辛いじゃろ」


 確かに。既にほぼベッド上から動かない生活を2日も続けている。

 そろそろ肉体的にも精神的にも辛い。


 ババアが出て行った後、リーサが言った。


「じゃあ、今日はボクが村を案内するよ。ちょうど村のみんなに紹介したかったし」


「ああ、俺も紹介されたかったしwin-winってやつだな」


「う、うん……うん?」


 リーサがいまひとつしっかり来てない感じで頷いた。

 リーサがベッドに座る俺の背を向け、かがんだ。


「さ、ヤマセ! 乗って!」


「いや、流石におんぶはちょっと……」


「だいじょーぶだって。ボクこう見えても結構力あるんだよ? ヤマセ一人くらい軽い軽いっ」




■■■


 

 流石におんぶされるのは恥ずかしいので、肩を貸してもらう形で言えを出た。


「うわ、太陽が眩しいな」


 久しぶりに直接浴びた太陽の光に、目を細める。

 だが気持ちがいい。太陽の光をここまでありがたく感じるのは初めてだ。

 やはり森の中での日々は俺にとってかなりキツイものだったらしい。


 リーサに肩を借りながら、村を歩く。


「案内するって言っといてなんだけど……この村、何にもないでしょ」


 リーサの言う通り、この村にこれとって目立ったものはなかった。

 小さな家が10件ほどあるくらいだ。


 家々の中心には井戸があり、その周りは広場のようななっていた。

 そこで子供が走り回っていたり、主婦らしき女性達が雑談をしていた。

 家を修理している男や、狩りから帰ってきたのか獲物を肩から下げている男達。


 目の入るのは20人くらいだろうか。家の数から考えて、20人から30人くらいの規模だろう。

 小さい村だ。だが住人の顔は活力に満ちていて、浮かんでいる笑顔も気持ちのいいものだ。


「おっ、もしかして坊主がリーサが拾ってきた婿か!?」


「おやおや……結構いい顔してるじゃないかぁ! いい婿拾ったねリーサ!」


「そんなに密着して……熱々だなおい!」


「で、式はいつ挙げるんだい?」


 リーサと俺が通りがかるたびに、村人はこんな感じでリーサと俺を囃し立てた。どうもリーサが森から婿を連れてきた、と噂になっているらしい。決定的に噂を広めたのはあの幼女だろう。

 リーサはその度に真っ赤な顔でぶんぶんと両手を振って否定して、その度に手を離された俺は地面に転倒した。


「ほら、怪我治すには飯だ飯!」


「若いんだから、もっといけるだろ。どんどん食いな!」


 俺の予想以上に、村の人たちはいい人達だった。

 よそ者である俺にもよくしてくれて、手作りの料理まで振舞ってくれた。尋常じゃない量を。

 勿体無いし悪いし、全てたいらげた。

 俺が全ての料理を食べると、お土産まで持たせてくれた。


 家に帰った後、貰ったお土産をリーサと早速食べた。

 家を出てから延々と食べ続けている俺を、リーサが呆れたような顔で言った。 


「……さっきから凄いね。一体その体にどこに食べたものが入ってるの? 明らかに体より食べた量の方が多いんじゃないかな」


「ここだけの話、胃が5つあるんだ」


「やっぱりそうなの!?」


「両肩に二つ、右足の太ももに一つある。両膝に一つずつあったけど、左は……」


「ボクのせいで一つ無くなっちゃったの!? そしてあるべき場所にあるはずの胃がないよ!?」


「あるべき場所の胃が右足の太ももに引越ししたんだ」


「何で!?」


「さあ……肺とか心臓とかと折り合いが悪かったんじゃないかな……」


「そ、そっか……内臓も大変なんだね」


 無論嘘以外のなにものでもないのだが。


 その日の夜、三度目の正直とばかりにリーサは昨日以上にベッドから離れて寝ていたが、やはり朝になると俺と同衾していたのだった。

 

 次の日は諦めたのか、最初から同じ布団で寝ることになった。

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