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エッセイ

受験の朝

作者: 太陽
掲載日:2026/02/01

二月のある朝のことである、私は本来は休日出勤で仕事のことが多かったが今日は珍しく休みで外出していた リラックスしながら大学の近くのカフェでコーヒーを飲んでいると受験生らしい人の姿をたくさん見えてくるのがわかった、私はそれをみて 今日がその日 大学入試の日であることを知ったのだ


寒い中、熱心に参考書を見ている学生の姿をしばし眺めていると、そばでカイロを配っている予備校の職員らしき人が妙に目に映ってくる


その大学生の姿をみて 少しばかり私の大学受験をしていたことを思い出してきた 


あれは。二十数年前だったか田舎に住んでいた私は、第一志望の大学を受験するために前乗りで上京をした。

出かける前 母から手渡されたのが、家の近くにある神社のお守りだった

そのお守りを見ると、大きく「健康御守」と書いてあった


私は思わず「なんで合格祈願じゃないだ!」と叫んだ


すると母から、「大学には合格する それ以上に、あなたが無事に家に帰つてきてほしい」と言われ、私は目が潤んだのを今でも覚えている



そう 最近では 大学受験をした生徒が無情にも交通事故などで命を失うケースがあとを絶たない 母はまず 合格よりも 自分の命を心配したのだった



その後 無事大学に合格した私は、大学に精通した仕事を行っている。


私は遠く暮らす母の姿を思い浮かべながら 受験生たちに合格のエールではなく まず健康で家に帰ってきてほしいと切実に願うのであった

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