旅の始まり
今回もよく書けたと自分は思ってます。
これからも宜しくお願いします!
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そのあと俺は勇者の能力についてダンジョンから出るとき教えてもらった
国王のいうことによると
-伝説の装備を身に付けられる
-知能の高い魔物または魔族の心を改心させることができる
-自然に傷が治る速度が早いこと
-仲間が強くなる
などらしい
ちなみにダンジョンから出る道は入った時とは別だった
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あれから数日たつが、いまだに3日に一回は俺の安全確保というたてまえで着せ替え人形にしてきやがる
勿論逆らったら、牢に入れられるらしい。反逆罪の疑いでな
あとあの国王だ、罪人には罰を与えていいので、俺の初めてが奪われるかも...おお怖い...
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もういやだ
くっそぉあのロリコン野郎
うぜぇよ
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そうだ!
逃げればいいのだ!
旅をするといって
なんといういい考え!
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当日国王は「可愛い子には、旅をさせよ、か」
といっていた
ちなみにガイラたちはついてこれないようだ
なんか特別な任務があるとかで
かなり残念だ
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ガイラたちは見送ってくれた
それはもういつまでもすぐに戻ってこいよとばかりに
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さて、これから少しこれからのことを決めよう
さっきまでいたのは王都レウスリーだ
でここから2日ほど東に歩くと港街セレンブルクがある
とりあえずそこから船でいろんな国を回ろう
いまもっている金は金貨10枚、銀貨20枚、銅貨10枚だ
円になおすと12万ちょい
ちょとすくないかな?
そうと決まればさっそく出発だ!
新たな世界が私を待っている!
なんちゃって
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半日ほど歩きお昼ご飯を食べようとした
するとなんか北○の拳に出てくるようなかんじの髪型した奴らの集団が絡んできた
盗賊かな...
「おい、持ってるもん全部俺らにわたしな!」
「キヒヒ、渡してくれたらなにもしないからね♪」
「勿論服も全部脱いでな♪」
なるほど初めて賊を見た
しかしこの世界には変態が多いな
あとこれ、絶対に逃がしてくれないだろうな
なので
「イヤだ、お前らなんかに渡すものか!」
と言い返した
それだけで賊たちは怒って襲い掛かってきた
しかし今まで鍛えてきた魔法で全員縛り上げた
彼らからお金を奪って自分の財布に入れた
臨時収入だ
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そのあとは特になにもおきなかった
そしてやっとセレンブルクに着いた
すぐに宿をとっておいた
さて、観光といきますか!
セレンブルクは町中に水路が張り巡っていた
そしてそこで船を浮かべ商売している
武器や道具は青い布
服や鎧、盾などは黄色い布
食べ物が赤い布となってありとても分かりやすい
まずこの姿は目だつので黄色い布の店で大きめのローブを買った色は灰色だ
次に食べ物だ
まんじゅうみたいなものやゼリー、果物、なんの肉かわからないがとても美味しそうな串刺し肉
とにかくいろんな物があった
食べたことのないものはほとんど食べた
宿に着いたときにはもう何も食べられそうになかった
船の料金は銀貨一枚だったかな高いのだろうか?
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翌朝俺は船着き場に向かって歩いていた
デカイ倉庫の前を歩いていると何やら話し声がする
気になって見てみると声が聞こえた
「おい、これで大丈夫なのか?」
「ああ、こうすればバレないで持ってける」
どうやら密輸だな
めんどくさいし俺には何もできないのでほっておくことにしよう
こういうのはあまりかかわりたくない
そう思い倉庫をあとにした
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乗船した、パスポートとかは特に必要ないらしい
そして出港した
海が綺麗だ
見ていてあきない
確か最後に海を見たのは5年もまえか...
俺は海をずっと見ていた
フードを外していたので可愛らしい顔と海があって映画だったらいいシーンだなと思う
だいたいそのあとは船が沈むんだけどね
そういえば身長が一向に伸びないな
海は綺麗で凄かったが悲しみは消してくれなかった
無事に次の港に着いた
いや、俺は無事じゃなかった
主に下半身がな
一回大きな波が来た
全身から水を滴らせるはめになった
いつもなら魔法をつかい洗濯殺菌乾燥とできるのだが船の上では船が沈むことにつながることもあるらしい
なので船の上では魔法が禁止なのだ
さらにいつのまにか国王の手紙とともに持ち物の中が入れ替わっていた
ズボンは全てスカートかワンピースになっていた
『エリスちゃんへ
幻覚魔法でスカートとワンピースをズボンにして入れておいたよ
君は女の子だ!ズボンでわなくヒラヒラしているのを着なさい!
親切な国王より
ps;あなたがはいていたズボンは隙をみて部下が回収しておきます
ズボンは大切に保管致します』
俺は手紙を見るなり乾かしている隣の部屋へダッシュする
中に入ると転移結晶を使って逃げる部下がいた
とりあえずワンピースを着る
ほんと、足がスースーしてなんかやなんだよ
全然慣れない
どうせ町で買えばいいんだ
ただ船旅の一週間のあいだスカートで過ごすはめになった
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やっと着いた!
そして服屋を探すため走り出した
ズボンを手に入れるために
俺はいてもたってもいられず更に速度を上げた
そのせいで、後ろをつけられていることに気づかなかった
6つの影がついてきていた
お楽しみ頂けたでしょうか。
楽しめたらとても嬉しいです!
コメント宜しくお願いします。