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誕生日と国王の話

これからもよろしくお願いします


    ーーーー


「「お誕生日おめでとう!」」

「エリッチはいつもかわいいね~」

「驚いただろう」

「イェエィイイイイ」

「はい、プレゼントだヨ」

「あ、私からも...はい!どうぞ!」

「あーっ俺らもあるぞ!」

ガイラ、シーニャ、ドレイド、ルルム、グラウドが目の前にいた


窓の外は真っ暗だった


なんだコイツら夜中に騒がしいことするな、近所迷惑だろ


んで何がおきたかしまりかかるまぶたを必死に開けながら考えた


まずここは俺が寝泊まりしている宿屋の一室だ

そしておそらくコイツらは、エリス(俺)の誕生日を祝いに来たらしい

そういえばコイツらと出会ってちょうど一年だからか、成る程

しかし真夜中に来るか?普通


何か最近こそこそしてると思ったらそういうことか


しかしいまは夜中だ、寝る子は育つと言うし(おっぱいが)布団に潜り込んだ

そして皆の声を子守唄がわりにして深い眠りについた


起きたとたんに夜とおなじことが起きた

つまりお祝いである


んー


んーー?


なんか...


気配がしたほうにカチューシャを投げる

カチューシャは空中で何かに刺さって止まった

それとどうじに部屋にルーディオスの絶叫が響いた


ルーディオスが再び俺の前に現れた

...目からカチューシャを生やしていた


うわぁ...いたそうだな...


「おいっ!?何するっ!?我輩はただ勇者の誕生日を祝いに来ただけなのに...ぐぁあああああああああああああああああああああっ」


あっ


この変態3号、俺が勇者だとばらしたな

くそっ!

ちなみにドレイドが変態1号、国王が変態2号だ


ルーディオスはニヤニヤ笑っていた


そして皆の視線が俺にそそがれる

ガイラがまじか...ってつぶやいた

シーニャとルルムはなんか尊敬の眼差しで見てくる

グラウドとドレイドはやっぱりとつぶやいた


おいなんでこんなやつの言葉を信用するんだ

怪しいかん満載じゃん


いや、あのオッサン(国王)かっっ

3日に一回は来てたからな

勇者の生存を確認するといって着せ替え人形にしてたからな、勿論俺をな


国王が頻繁にあう人物といったらかなりしぼられているからな...


ルーディオスにいわれたままだとなんか気にくわないので仕返ししてやる


「コイツは真剣勝負の時私のパンツを見てそのまま逃げていった最低な魔王軍幹部だよっ!」


そういってやった


「いや、もう魔王軍幹部は辞めましたよ。とてつもなく神秘的なとても可愛らしい方を見つけまして、ね。あ、勇者エリス様私と共にこれから歩んで行きませんか...そうですね...子供は4人は欲しいですね。あ、そうと決まればさっそく今から子供をつくりガホォッゲッホゲッホグエッ」


話が長いのでとりあえず殴った

ついでに拘束魔法で動きを封じる


    ーーーー


落ちついたところで詳しく前に起きた事件のことを皆に伝えた

あと勇者のことは黙っててくれと釘をさしておいた


    ーーーー


せっかくなのでもらったプレゼントの中身を確認していく


まずはガイラのプレゼントから...大きいな...


がさがさ


おおこれは新しい剣じゃないか

これは嬉しいな


次はシーニャだ


がさがさ


これは髪飾りか

成る程

聞いたところ魔物避けの魔法がかかっているらしい


次、

グラウドか


がさがさ


ぬいぐるみか、これはウサギかな


次はルルムのだ


がさがさ


お、これは高そうなワンピースだなぁ

後で着てみるか


ドレイドのか...

嫌だな


がさがさ


出てきたのはポーションか、なんか怪しいな


一応ルーディオスのプレゼントも開けてみた


ドレイドと同じポーションが出てきた


そしてなんかドレイドとルーディオスはやるじゃねぇか、と互いをほめあい、急に仲良くなった


怪しく思いながら眺めていたらルーディオスが俺を拘束魔法で拘束してきた

そのままドレイドが俺の口にポーションを無理やり流し込んだ

見事な連携だった...


そこから先は記憶がない


    ーーーー


気がついたとき、すでに誕生日から2日たっていた


ガイラに何があったか聞いたところ俺はルーディオスとドレイドを愛する素振りを見せて

もーれつな数キスをしていたらしい


ルーディオスとドレイドは10歳ほど若返ったように見えた


あれは、惚れ薬だったらしい

記憶が無くて助かった


俺が寝ている間ルーディオスがパーティーに入ったらしい


変態が1人増えた...


    ーーーー


その日の午後に変態2号(国王)がやってきた


そして俺をひょいとかついだ明日には返すとガイラたちにいって連れ去る


何か口をふさがれアイマスクらしいもので目もふさがれる

更にロープでぐるぐる巻きにされ身体で動かせる所はなくなった


よしついたぞという国王の声と共に拘束具は全て外される

最初に見えた物はダンジョンの入り口だった

         、、、、

「これからお前には勇者の剣を取りに行ってもらう。ちなみに一度入るとボスを倒さないと出られないからな。さあ、どーーん!」

変なかけ声とともに俺の身体を持ち上げ投げた

勿論ダンジョンの中に


がっしゃあぁんと音がして入り口が閉まった


ちなみにいま武器は持ってない


勇者の剣とやらを探すしかないか...

多分エクスカリバーとかかな

やる気が出た


......


.........


............


おい、ずっと真っ直ぐだぞ


更に進むと広い空洞に出る


そこにはグリフォンが5体いた


魔法で五匹とも焼いた


そんな戦闘がなん十回も繰り返された


    ーーーー


魔力がとうとうなくなった

その時今までの中でも一番大きいな空洞に出た


真ん中には剣が刺さっていた


近寄ってよく見ると2本あった


1つは俺が一年間使った剣

2つ目は2日前にガイラから貰った剣だった

伝説の剣みたいのを予想してたのに

エクスカリバーとかさ...

   、、、、

確かに勇者の剣といってたな

俺の剣も勇者の剣か...


そして更に奥に国王がいた


つまりそういうことか、自分がラスボスというわけね


強いのかな?


とりあえずここなら殺しても誰もいない

今までの怒りをぶちまけることができる


    ーーーー


戦闘が始まった

俺はガイラから貰った剣を地面から引き抜いた

国王は宝剣を腰から抜いた



二人はどうじに動いた

俺は右斜め下から切り上げた

国王も右斜め下から切り上げた

剣と剣がぶつかり弾けた

俺はそのまま上にはね上がった剣を切り上げる前の位置に戻すように左斜め上から切りつけた

ぎぃいいいいいいいん

国王はその剣をかるがると受け止める

力比べになった

少しだがのほうが押している

「おい!どうしてこんなことをした!?」

「お前が勝ったら全ておしえてやる!」

そういったとたんに俺は吹き飛ばされた


国王は俺を吹き飛ばすとぶつぶつと呪文を唱えた

そして国王の上に出来る10個の炎の弾

俺はさっき魔力が空になってしまったので魔法が撃てない

つまり近ずかなければダメージを与えられない


まず一発目は横に飛ぶことで回避する


そして二発目が撃たれるとどうじに走り出す

二発目が当たる瞬間スライディングをし、回避


三、四、五発目はどうじに飛んできたがジクザグに走って二つを回避

残ったのを剣で切り払い走り続ける


国王まで後10メートル!

国王は残りの炎の弾を全て撃ってきた

ジャンプして高速で二発剣の平らな部分で弾き二発の炎の弾に当てる

そしてあたった炎の弾は大きな爆風をあげ爆発

残りの一つも巻き込む


爆風を使い加速した俺は残りの10メートルを一気に飛んでいった


そのまま国王の右肩を貫いた


国王は武器を捨て、降参した


    ーーーー


治癒魔法で回復しながら国王は話を始めた


「私はなこの国に勇者が来るのを何回も見てきた。しかしほとんどが暗い顔をしていたり生気がなかった。

それでも中にはな異様に元気なやつもいた。ただ、1ヶ月もしないうちに彼らもどんどん暗くなっていった。やがて自殺したりする勇者も現れもした。そしてなぜ戦わなくなったのか?と私は聞いた。彼らはいった、帰りたい、日本に、ああ、かえりたいんだ。と。勇者たちに聞くと皆その国を知っていた。しかし何処にあるのかは教えてくれなかった。いや、彼らも分からないのだろう。私は調べた他国までいき他国の王にも聞いた日本とは何処なのかと、探し歩くこと10年、ある人物にあった。それは魔王だった、魔王は言ったここの世界には無いと。そして違う世界にある。と。魔王でもその世界にはいけないそうだ。私は諦めかけた。しかしそんな時また勇者が現れたというのが耳に入った。これで最後にしようと思った。どうせすぐにいなくなると。しかし君はちがかったいくらたっても心は折れなかった。そんなやつと戦ってみたかった。お前ならどんな不利なときでも勝てるのでは、と考えた。そして考えたとうりになった。お前は私を倒した」



なるほど前にもいたのか


でも、そいつらはリアルが充実してたんだろうな

日本に待っている人がいたんだろう


でも俺は違う、リアルが充実してなかったからな


最初は不安だった、ただ今は頼れる仲間がたくさんいる


俺は絶対にこの世界を、仲間を大切にしようと心に決めた


「あと可愛いエリスちゃんをだきたかったから!」


そんなことをいい抱きついてきた


最後のなかったらいい話なのにな...そう思い国王の右肩をまた剣で刺した


国王の悲鳴が上がった


そういえば国王っていったい歳どんぐらいなんだ?








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