牢屋の中で...
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牢屋の2日目
「ねえぇ、エリスたん~さみーよ暖かくしてぇ」
アッチーが体を震わせながら、言ってくる
なので、炎を肌に直に押し付ける
じゅうぅぅぅうぅうぅうう
「熱ッぐあああああああ!っっもう少し丁寧に出来ないの!?焼けてるんですけど!?」
「う...うぅ...うっ」
「う?」
「うるさいわぁ!!我をおこすなあっ」
おお、ウィリアムめっちゃ怒ってる
あれかな?寝起き悪いタイプか、成る程
そのまま、何事もなかったようにウィリアムは寝始める
「おい、俺にも魔法教えてくれよ、特にカッコいいヤツとかさ!お願いだよぉえりっちぃ~」
あだ名が変わったのは面倒くさいのでかかわらない
「なんで?」
「だってさ、俺も使いたいんだよぉ、皆使ってるしさ、俺だけ使えないのはイヤなわけ、それに自分で暖まることできて皆に迷惑かけなくなるしぃ......お願いだ!エッチーっ!」
「なぜ、エッチーになる!?なんかやなんだけど!」
「いやぁ、そんな格好してるし、詳しく言うと下着姿だしぃ......いいんじゃね?」
「やだっ!絶対やだっ!」
「う~かわいいぃぃ!怒ってるエッチーかわいい!」
よし、切り札を出そう、もうイラついた、もう許せん!
「夜に私の下着姿を見てなんかごそごそやってたけど......なにしてたのかなぁ??」
「うっ...そ...それは...まあ...」
「そしてそのまま、何をしようとして私に蹴られたっけぇ?」
「げっ起きてたのかよ!?」
「さあ、そんなこと皆に話されたくなかったらエッチーというあだ名はやめること......」
「わかった!わかった!わかったからもういいで...す......ん?」
「え?」
「これ別にいいんじゃね、男として本能に従っただけだし......それが男道だろ」
「んなっ!?」
なんだと!俺はエクスカリバーがなくなってしまったのに連動して、男道も失っていたのか!?
.........そうだ、俺も同じ立場ならやっていたかもしれん.........すまないことをした...
「ごめんな、こんな美少女が隣で寝ていたらそりゃあ我慢できないよな...」
「...............自分で美少女ゆうか?......」
「...............いや!美少女だよね!?可愛いよね!?」
「うん、確かに可愛いぞ!」
「......................ッ!!」
なんだよ!可愛いぞっていわれただけなのに!なんでこんなに嬉しいんだよ!?
「とっ、とりあえずっ、ごめん!男のロマンを否定して!っそれに......っ!」
「それに?」
「っ!...なんでもないっっ!!...」
少しいまのアッチーが輝いて見えたなんて口が裂けても言えない
「あっあと、えっえりすたんもやだっ!普通にエリスでいいから!」
くそっ!こいつと話すと調子が狂う!
「.........。」
「ッ......なに?」
「いや、なんか、今のエリス、恋する乙女みたいな......」
「ぐぇっ!」
「はいっ!話戻すよ!えっと、魔法だけど大きく分けて二種あるの...大丈夫?」
みぞおちに勇者キックが入り、気絶していた
とりあえず殴っておこす
「あれ、俺何してたっけ......確か、......あ!そうだ魔法を教えてもらおうとエリスたんに言ったんだ!でそのあとなにしたらこんなに顔がいたくなるんだ?」
「とりあえずエッチー、魔法教えてくれ!」
.....................。
記憶が抜けた、勇者キック(みぞおち)は記憶を少し戻す機能があるのか
しかし、前回はエリスたん→えりちー→エッチーだったのに、えりちーが今回はないな、まあいいや
「はい、エッチーと呼ぶのをやめたら教えます。」
「でも、今の姿......」
「いいから!どうでもいいから!!」
「あ、ああ、わかった、乙女の悩みか......」
二発殴って、
「はい、まず魔法には二種類あります」
「ほう、成る程」
アッチーがアザだらけの顔でうなずいた
「まずひとつ目は自分の持っているマナ、ここでは解りやすくMPとします」
「ドラ○エが懐かしいな...」
「これはほとんどの魔法です、いわゆる攻撃魔法や補助魔法、デバフ魔法などもです」
「なるほど、もうひとつは?」
「もうひとつは光系統の魔法や神聖魔法などです、これらは神様に祈り少しだけ力を貰いその貰った力で魔法を作ります。勿論魔物にはとても効果的です、大ダメージを与えられます。しかし、これは自分が1日に使える数が圧倒的に少ないです」
「なるほどね、使うときこまるなぁ、あ、そういえば回復魔法は?ホイ○とかさベホ○とかべホイ○とかないの?あとザオリ○とザオラ○は?」
「いい質問だ、回復魔法は存在する、神様の力は使うけどそれと同時に自分のMPも使う、しかし復活魔法は今現在ないんだよ...」
「そうか...死んだら終わりか、そこは現実的だな...」
「いや、復活魔法はあるぞ、我だけが使える、それと生きてる者に使うとなんか進化する」
ウィリアムが起きてきて参加した
「正確には魔法ではなく我の固定能力だがな、それと、我のたんでん辺りの汗を飲むと一回だけ死なない」
「たんでんってさあ、ヘソと股関節の真ん中らへんだろ、やめとくよ、」
「俺もやめとく」
「そうかぁ、ならいい」
「んで、魔法ってどうやって覚えるの」
「その前に我が魔力量をはかってみよう............うん?」
「どうだった?」
「あ、ああ、非常に残念だがゼロだ、赤ん坊でも少しはあるのだが、こんなケースは初めてだ」
「そうか、めっちゃ悲しいな。この悲しみを癒すため、エッチーに膝枕をしてもらいたい」
.........。まあ、それくらいならいいかな?
「いいよ、それくらいなら。」
そう言ってやった
「俺さ、ここ来てさ、こっち来てさ変われると思ったけど、やっぱりむりだったよ、悲しいな、悔しいな、でも...まだ諦めねぇ、俺はまだ諦めねぇぞち○こはまだあるし、この世界来てから力がヤバいほど強いし、.........俺は!最強の剣士になってやる!」
瞳を麗してアッチーは高々と言った
「あ、いい忘れてたけど光系統の魔法や神聖魔法はつかえるぞ」
「「それを早く言えっ!!」」
俺とアッチーの声が牢屋の中に響いた
「あれ、リュウスリーは?」
ふと、アッチーが言う
「確かに...どこいったんだ?」
まあいいやどうせすぐ帰ってくるさ
お、なんか、ジャージ着た犬耳じいさんがこっちに来たぞ
ジャージ?
「あっ!俺のジャージ!返せよ!」
なるほどあれ、アッチーのか
「いやはや、これはじゃーじという着物ですのか、ずいぶんと肌触りがよくとても着やすいでのでな、なので私が貰いました」
そう、言った、そして
「この地に何用だ只人め!まさか、今さら謝りにきたというのか、それとも我らを満足させる何かがあったのか、それとも、我等を根絶やしにしにきたのかッ!!!」
怒りを包み隠さずストレートに言ってきた
「えっと、ここには耳をモフモフしにきました」
アッチーめ!少しは言葉を選べ!
「えっと、モフモフはサブミッションでメインイベントは勇者の装備についてのことを......」
「さぶみしょん?めんいべんと?なんだ、それは......いや関係ない!なぜ貴様らを殺さないのかはこれがあるからだ!」
そう言って、懐から1/180シーニャ人形を取り出した
「これは、なんだ?ほくろの位置まで娘にそっくりなのだが?」
そう言いながらムフームフーと荒い息づかいで1/180シーニャ人形の服を全て脱がした
あ、この人だめだ
「これは!誰が作ったんだ!」
怒りながら目は1/180シーニャ人形の胸元に注がれている
おー、ここまでじっくり見てる人初めて見たな
「それを作ったのは私です」
「なに!?これを貴殿が!?」
「えぇ、まあそうですが。」
「どうやって裸体をみた?」
「お風呂で。」
「どうして作ろうと?」
「可愛いから。」
「成る程、貴殿には感謝しなければ、どうですか?この人形を私に譲れば釈放して客人として扱うが?」
そんなわけで1/180シーニャ人形と引き換えに自由を取り戻した
少し名残惜しいがまあ、いい
どうやら、かれ、ここの長らしい
そのあと勇者について教えてもらった
新しく解ったことをまとめると
勇者は魔王が召喚していること
勇者は必ずしも異世界人であること
魔王は勇者を通じて異世界の情報を集めること
勇者を召喚というがただの人を召喚してもこの世界に来ると勇者の力がかってに着いてしまう
などだ、まあ魔王さんがイロイロだめってのが解った
長とはまだ話をしたいので数日滞在することにした




