もうひとつの...
楽しんでくれたら嬉しいです
どうかこれからもよろしくお願いします
俺は情報を集めるため冒険者ギルドに向かった
冒険者ギルドにはクエストが貼ってありいつでも受けられる
ソコには新しい情報なども貼ってあるので今回はそれが目当てだ
『ゴブリン10匹の討伐』
『迷いの屋敷に謎の魔物発見 討伐か捕獲』
『勇者出現!?魔王討伐なるか!?』
『とうとう勇者出現!』
『仮面勇者!仮面の下の顔は?』
『サーベルグール大量出現!』
『輝くキノコ採取』
『猫探しています特徴は...』
『勇者様がこの町に!』
などたくさんある
勇者の記事が多いな...
めっちゃ恥ずかしいぞ...
ん、なんか勇者の記事の下に...
!?
『関谷陽夏太という人物を探しています』
なんだ、この日本人みたいな名前は...
あ、ああ!?ああああああ!?
これ、俺の名前か!
忘れてたよ
いや、少しまて、なぜここにあるんだ
疑問に思ったが次の瞬間
「すいませーん!この依頼受けまーす」
受付のオネーサンに叫んでいた
そして、出てきた人物にとても驚く...
ーーーー
1ヶ月前に戻る
ある、草原に男が倒れていた...
その男は10代後半といったところか...意外と若い
そしてその男はこの世界にはみかけない奇妙な服装をしていた
やがて、その男は起き上がる...
しばらく自分に何が起こったのか悩み...やがて納得したようにうなずいた
そして遥かかなたに見える町のようなかげを見つける
歩きはじめる...
ある人物を...探すために...
ーーーー
物語は一年と数ヶ月ほど更にもどる
日本のあるアパートの一室である男が泣いていた
その男は名を安達康宏という
安達は親友の関谷を無くし心はボロボロの雑巾のようにすり減り崩れてしまっていた
親友とは長い付き合いになる
安達が幼稚園児のころ近所の公園で会ったとき以来ずっと遊んできた
一緒に遊ばない日のほうが少なかった
安達の家と関谷の家は近所だったので同じ小学校、同じ中学校というように共に通った
勿論、喧嘩もあった。しかしすぐに仲直りした
高校もなんとか同じ所に受かった、なんとかというのは、関谷がギリギリだったからだ
一度高校二年のときに関谷が引っ越して近所とは言えなくなったが
転校する程ではなかったためそのまま同じ毎日が繰り広げられた
そのあとも楽しくいつまでも続くようにと思えるほどなかは良くなっていった
高校生活はとても楽しかった
まあ、いまだにセパタクロー部がなにをしているのかわからなかったが
さらに彼女はできなかったが...
そして、いよいよ大学受験に向けて真剣に考え始めた時だった
その日も一緒に下校していた
一緒にといっても関谷が途中から電車に乗るので最寄り駅までだが
駅までは歩いて10分程でしかない
勿論10分では話は終わらないのでまた明日といいわかれる
そしてそのまま帰宅する
帰宅したあとTVゲームをし飯を食べようとしたとき、その知らせは届いた
電話が鳴り受話器を手に取る
『関谷君が亡くなりました』
ただそれだけだった
冗談だろうと思いながらも安達は教えてもらった現場に向かう
勿論全速力で...
駅から歩いてすぐ現場がどこかわかった
いや、わかりたくなかった、認めたくなかったのだが、それは現実だった
詳細を聞く前に去っていた
聞きたくなかった
その場にいたくなかった
ーーーー
そしてそのまま一年が経過した
もう、心は折れた
もう、心はボロボロだ
もう、自分がここにいるのかさえわからなかった
もう、失った者は戻らない
一年かけてとうとう決心した
もう死のうと
もしかしたらあの世で会えるかもと思い...
少しためらったが簡単だった
結構な速度の車がきたので飛び込んだ
そして身体は降っとんで意識が消えた
安達は死んだ...
ーーーー
安達が次に目覚めたのは草原だった
遠く離れた場所に町らしき影がある
ふと、上を見ると太陽が2つあった
成る程この世界は地球ではないな
ならばどこだ?まあ、あそこに行けばわかるだろう
あと、死んでここ来たんならまあアイツもいるだろ
そう思い町らしき影に向かう
多分ここ、異世界的ななにかだよなぁ、それにしても何でジャージなんだよ...剣一本くらい初期装備としてほしいぜ...ド○クエでも、ひのきの棒くれたぞ...はぁ
あと、チート能力とかあんのかな...
そんなこと考えてたら町についた
案外ちかいのね...
そういえば今気づいたけどポケットの中にコインが入っているな
おお、金色だ...これ結構凄いんじゃね?
港町らしい
船が沢山だなぁ
うお!?
なんだよあれ!
めっちゃいかつい奴等が通りすぎたぞ
あーゆーのはかかわりたくないな
よし、探そう!
なにをって、勿論親友をだ
いろんな人に聞いてみた
日本語が通じるのは驚いた
しかし親友のことは誰も知らなかった...
まあ、どうにかなるだろ
気楽に考えていた
それより飯だ!
歩き回って腹へった
数えたところ金貨は20枚あった
そしてその日は一枚しか使わなかった
たらふく食べ、裏路地を歩いていた
裏路地の店とかが穴場だったりするのだ
絶対旨いのがあるはず!
そんな感じで歩いていると突然ナニかを嗅がされ意識が遠退いた
遠くで声がする、「おいこいつ絶対いい身分だぜ!こんな服見たことねぇ」
まじか、まずは服を買うべきだった...
そう思いながら意識は沈んでいった
どうやら箱に入れられたらしい
箱の隙間からそとを覗く...
ここは倉庫かな、うんそうだな倉庫だ
ん?なんかこっちを見てる少女がいるな
おーい助けてくれっと叫ぼうとしたが声が出なかった
いつの間にかさるぐつわをされていた
次に目が覚めたのは船?だった
なんか上から少女の叫び声が聞こえた
しばらく待ってると男がパンと水を口に押し込んできた
どうやら俺は密航されてるらしい
ーーーー
やった!
とうとう逃げられた!
港に着いたとたんに全速力で逃げてやった
なんか、めっちゃ速かったなぁ
簡単に逃げられた
足を縛らなかったのが君たちのダメだったことだぞ!
どうにかさるぐつわと、手のロープを外した
この姿だと目立つので服を着替える、勿論この世界の服にだ
3日かかってだいたいこの世界について理解した
冒険者ギルドという便利な人探しできる建物があるらしい
早速行ってみた
簡単な手続きを済ませ依頼書が貼られるのを確認して、待つことにした
そういえば勇者が出たとか言ってたな
受付のオネーサンが
しばらく待つこと数時間すぐに依頼を受けてくれる人物が来たそうだ
受付のオネーサンから結晶で知らせをうけ冒険者ギルドに向かう
そこには依頼を受けるという人物がいた
少女だった、それも少し前に俺を倉庫で見捨てた奴だ
少女を見るととても驚いた様子だった
そしてそのまま勢いよく抱き付いてきて叫んだ
「アッチーっ!懐かしいなぁなんでお前がここにいるんだ!?」
と、言ってきた
!?!?!?
「えええええええええええええええええええええっ!」
「お前?!関谷か!なんでそんな姿に...いや!そんなことはいい!やっとあえた!」
アッチーと言ってくるのは関谷しかない
しばらく抱き合っているとさすがに回りの目が集中する
それを、察したのか関谷がいや、少女がとりあえず宿で話そうと言ったので
それに従い宿まで行く
ーーーー
本当に驚いた
まさか、アッチーがここにいるなんてな
とりあえず、お互いに今までのことを話した
久しぶりの親友との会話は真夜中まで続いた
そして、また共に冒険することになった
そして、また仲間が増えた
ちなみにウィリアムは服をまだ買ってないのでタオルをまいただけだ
めっちゃ驚かれた
まあ、そうだろうな
もう一人のリュウスリーは違う部屋にいる
今のところパーティーは
竜王
人外
異世界人
そして、この俺、勇者のエリスだっ!
自分で勇者っていったけどめっちゃ恥ずかしい
それと、ハチャメチャパーティーだな...
ーーーー
明日にはここを出ようと思う
風邪が治ったぜ
今回も頑張ったぜ
どうか、ヨロシクね




