世界の終わりと世界の始まり
初めてまともな作品がだせます
いやまたまだだろうけど...
とにかく最後までよんでくれたら幸いです^_^
宜しくお願いします。
今、すべての話の誤字脱字不適切な言葉とうを直しています。
あらかじめ、ご了承ください。
一話:修正完了
ーーーー
「美女に生まれたかったな」
「急にどーしたんだよ」
俺の親友のアッチーが俺のトンチンカンな呟きを聞き、心配してくる。
アッチーは名字が安達なのでアッチーというあだ名が付いている、ちなみに俺命名である。
くだらない話は続く。
「だって美女だったらなにしても許されそうだし」
「確かに」
「だろ」
「そう言ってる関谷ならどんな美女がいいんだ?」
「どんなって?」
「そりゃあ、ロリっ娘だったりめっちゃボンキュッボンだったり、もしくは全体的にバランスのとれた体型とか?
それに幼女熟女人妻JCJKなどなど、種類も沢山ある、まあさすがにババアはないだろ、だが合法ロリはオケ、むしろ推し」
長々と熱く語るアッチー。
「あーなるほど、うーんやっぱり俺ならねぇ、やっぱりボンキュッボンかな?
だってさ、スゲーなんか男の夢っていうか...なんだろ、やっぱりボンキュッボンこそ男の理想だろ?んでアッチーは?」
「ふっ、もちろんっ!...ロリっ娘だ!幼女だ!」
どうどうと教室の中で叫んだアッチーをジト目で見る。
「...............」
「...............どうした?」
「いや、よく教室のど真ん中でそんなことを大声で言えるなって...」
「いや、お前もな........」
どうやら巨大なブーメランだったようだ。
俺にまでダメージが入る。
「まあ、そうか、どうせなにも問題ない」
「そうなんだけどさ、いや、確か何も問題ないけどさ、この問題ないってのが既に問題だらけだよっこのまま俺ら変態コンビになってもいいのかっ!?」
半ば日常の中に組み込まれてきてしまっているこの状況をさすがに黙ってるわけにはいかない、そう思った俺は抗議の声をあげる。
「たしかに、それはヤバいな。彼女ができねぇ」
「うむ」
実際にまわりは、俺達のことをヒソヒソと話している。おそらく、というか絶対話している内容は俺達のことだろう。風に乗って少しだが聞き取れた。
「.....でさぁ、あいつらマジキモイんだけどー」
予想通りバリバリの悪口だった。
すべて入学から2年と数ヶ月続いている。
「だろ、............どうすればいいか......」
「うーん困ったなぁ」
「まあ、もし美女になったら俺が貰うぜ?」
「いや、中身男だろ、それにゼッテー俺はやだよ」
晴天高校の3年生の教室で彼女いない歴=年齢の、そしてすこし変態な男二人が話していた。
訂正しよう、かなり変態な男二人が話していた。
ーーーー
俺は関谷陽夏太
そんで年は17才、高校生だ。
高校は地元の私立高校の晴天高校に通っている。ちなみに晴天高校の学力はかなり低い。
そして今の季節は夏になったばかりだ。
そう夏の定義ってなんなんだろうな?
暑くなってきたから?
7月になったから?
それとも蝉が鳴いたら?
答えはいくらでもある、正確な答えなんて無いだろう、それが季節って物だ。
そう、この世にはあやふやな事が沢山ある、季節のようにあやふやな、それでいてしっかりと実在する物。
あの日、俺は無視した方が良かったのかもしれない、無視すれば良かったのだ、そうすればこの世界と別れることにはならなかったのに、この世界に違和感を感じることにならなかったのに。
ーーーー
その日の帰り道俺は結構可愛い女子学生がからまれているのをみつけた。
俺はどっちかというとバカだ、それに人生落ちこぼれ組だ、まあ、そこまで落ちこぼれ組かというとそうでもないがとりあえずバカでオタクだ、でも剣道なんかやってたりする。
なので、そこそこ勇気はある、まあただ単に避けきれない竹刀をそのまま食らいまくっていたおかげでなんだけど。
それも面に、つまり勇気はあるけど力は無い、そんな感じ、それでも剣道をやっていたのはモテたいからなんだよな。
ま、結果からすればモテなかったんだけど。
よいしょ、と傘を上段に構え、チンピラに向かう。
「止めろよ」と、とりあえず声を掛ける。が、そう言ったあとで後悔した。
路地は薄暗く、よく見えなかったが今わかった。彼らはナイフやバットを持っていた。
おいおい、ナイフは反則ですよ、おにーさんがた。
よし、ナイフ持ちがチンピラ親分、バット持ち二人がチンピラとりまき。合計三人だ。
ナイフは危ないが注意すればなんとかなるだろう。
ナイフなんて恐れなければ、安全に対処できる、と聞いたことがあるし。
マンガの知識だけど。
ゆえにバットの方が危ないかもしんない。
リーチ長いし。
決めたら行動に...移す!
とりあえずナイフを持っている奴に近付き、ナイフを傘で払っ─────突然地面と俺はキスした。
こんちくしょう、ファーストキスが地面になったじゃないか!いや、ちげぇ、頭いてぇ。
つーか俺バカかよ、武器持ったチンピラに傘しか持ってねぇパンピーが勝てるわけねぇって。
突然やってきた頭痛に顔をしかめ、なんとか周りを見回すともう一人血の付いたバットを持った背の高い奴が俺の後ろにいた。
あれ?そのバット、なんか俺の血も付いてるけどバットのいろんなとこ、黒ずんでない?
う、うん、大丈夫だ、ほら、こんな時って襲われてた女の子が応援してくれて助けた主人公がパワーアップするシーン。
あ、そういえばあの子巨乳だ、それにいい形のお尻、さらに美人、なんて理想的。
ふう、無駄なことは考えるな俺。
消えろ邪念。
しかし現実は甘し、消えたのは心の支えでもあり、覚醒の鍵(?)でもある巨乳の子でした。
「いやいや、そこは頑張れーって応援するところだろ......」
「ハハッ、こいつなにいってんの?よくもおれらのモンうばおうとしてんの?」
いや、モノじゃなくて巨乳のかわい子ちゃんだろ。お
「やっちゃおうぜリョウくん」
「いーねー♪八つ裂きコースいっちょう!」
さも楽しそうにリョウくんと呼ばれていたチンピラは言った。
ヤベェっす、マジ俺ピンチっす。
そこからは地獄だった。
殴られ、殴られ、蹴られ、時々ナイフでチクチクと刺してきて。
服は破れアザとリョウくんの八つ裂きコース(ナイフでチクチク)のせいで切り傷だらけだ。
それでもタイミングを見計らって脱出、なんとか人がいるほうへ逃げられた。
足が痛む。
多分折れているだろうな。
追っかけてこないか後ろを見たがいなかった、逃げられた、これからはかかわらないようにしよう。
うん、絶対だ、かなりのトラウマにもなったし。そう決意しふと向こう側の歩行者道を見る。
やそして道路の向こうにいる女性に気付きムカっとする。
あーあ、応援してくれれば元気百倍だったんだけどな。
ま、たすかったならいいか。巨乳に免じて許してあげよう。
でも、この破れた制服どうしよう。
夕日に染まる歩道をとぼとぼ歩いていた。
どうしていつもこうなるんだろうと考えながら。
信号を渡る途中、信号無視して突進してくるトラックが目の前にあった。
普段なら避けられる程度だったが今回は違った。
さっき痛めた足が縺れ転んだ。
あ、これ死んだ。そう思った瞬間トラックのタイヤが迫ってきてまずは足を、次に腿、腰、右手の順に引かれ、潰されていく。斜めに引かれたのでヘソから上はそのまま綺麗に残っている。
だんだん生暖かいぬるぬるしたものが体のまわりに広がってきた。
なんだろうと思いその正体を見ようとするが体がまったく動かないので見ることができない。
なんとか眼球だけを動かし、自分の体を見て絶句する。
そこにはぐちゃぐちゃになった自分の身体があって……。
次の瞬間、口の奥から血が溢れてきてむせた。
赤いな...これは、それ以前に下がねぇ、俺は...死ぬのか?
周りの景色が白黒のスローモーションで流れていくのを見ていた。
遠くで救急車のが聞こえ…
「…お、れ……は、ゴボッ…まだっ…」
ま、だ、オッパイ、揉んで、な、い……。
神さま、最後の言葉くらい、言わせてくれよ…。
そして...意識は途切れた。
…………………。
………………。
…………。
…ん……。
……あ、れ?……。
意識が戻ってゆく、だんだん感覚をとりもどしていき、瞼を開く。
ん...?ここどこ?
辺りを見回す。
見回して感想をまとめると草だな...いや草原か。
なぜ俺が草原にいるのかは置いておく。
いや...置いておくわけにはいかないんだが…。
なんか視点が低いな……………。
…………………ん?
……んん!?
えええぇ!?
「あああああああああああああああああ⁈」
俺の...俺の...息子がああああああああ!ない?
一物が!ない!
なにか!?なにか!?うつせるものは!?
辺りを見回すと、少し離れた所に小さな泉があるのがみえたのでダッシュで近づく。
しかし体のバランスが取れなく、顔から転んでしまう。それてもなんとかたどり着く。
「……こ…れ………」
覗いてみたら見事に全裸の美少女がうつっていた。
顔は幼いがどこか大人めいた雰囲気をかもしだしていて、とても愛らしく、美しい。髪の毛は底の見えない井戸のような黒色で微かに底に見える水面のように鈍く光を反射している。腰辺りまである長い髪であり少しうっとおしい感じもする。
年齢はだいたい10~13歳くらい、小学生高学年か、中学1年くらいだとおもう。
身長は150センチくらいか。
水溜りを覗き込んだために垂れ下がってきた髪の毛を自然な動作で無意識に耳に掛ける。
ここは現実か?という疑問はすぐに消えた。
なぜなら虫の羽音、肌に触れる草や、地面の土の感覚、そよそよと吹く心地よい風、そして風にのってくるなにか美味しそうな匂い、全てが本物に見え、感じられた、100人に聞けば100人が本物だと答えるだろう、それほど現実的だった。
生物以外は。
「なんだよぉ、この虫。見たことねぇぞ」
足元をぴょんと跳ねた虫を捕まえ、じっくり見たところ、なんの虫かまったくわからない。バッタの一番太い足が六本付いたツノの無いカブトムシみたいな感じだ。色は茶色。
なんか進化系ゴキブリみたいで気持ち悪い。
ずっと見ているとなんだか触っているのも嫌になってきたので慌てて手放す。放り投げられたその虫は慌てて草の間を縫って消えていった。
もう一度辺りを見回す。
すると、ジェル状の生物が体をプルンプルンしながら移動している。
よくゲームとかで見かけるスライム的な存在だろうか?
よく見るとその生物が通った後の草が溶けているように見えるので慌ててその場を離れる。
少し歩いてみる、すると壁があった。
うん、町じゃなくて壁があった。
かなりの高さの壁があった。
おそらくガンダ◯と同じくらい。
お台場で一分の一スケールのやつ見たことあるから分かるわ。
とりあえず腹が減ってた。
なにせ学校で学食のカツ丼定食を食べたきりだ。
いや、身体が変わってるんだからカツ丼定食は関係ないか?
どちらにせよもうさ、俺の腹はさっきからぐうぐうと鳴っていて止まらないんだよね。
ふっ、俺はポムの店でオムライス16人前食べられるんだぜ?カツ丼一杯じゃたりないね。
あ、カツ丼は関係ないんだっけ。
俺は近づいてきた壁を見上げ、ふと違和感に気付いた。
影が、二つある。
そう、太陽が2つあることに気づいた。
ここマヂでどこですか?
つーかこの星の動きどうなってんだよ。
太陽二つあって大丈夫なのかよ。
腹が限界なので、壁の向こう側に行ってみることにした。
なぜならあきらかに壁の向こうから肉やら魚やらなどの香ばしい匂いがしてくるからだ。
そして、問題がいくつかある。
一つ、服どうする?
二つ、お金はどうする?
最後に重要な三つ目、入り口どこだよ⁉︎
よし、簡単なものから対処しよう。
服はそこらに生えていた大きな葉を使えそうだ。ならば、ざっくざっく刈ってやる。
完成した。
結構上手く作れたなと自分をほめたいね。
仕上がりはビキニ(胸はペッタンこだが)っぽくしてスカートっぽくした葉を下に着る感じ。
南国とかの踊ってるネーチャンたちみたいな見た目だ。
あとは風で飛んできた大きめのタオルを体に巻いた。
やっぱり町にいくには全裸はまずいからな。
それと、葉を刈ってるときに門らしきものも見つけた。
これぞ、一石二鳥。
お金はまあ、なんとかなる!
とゆーことでさっそく行きたいと思う。
この世界の人が優しいといいんだが。
近くまで行くと何かごっつい、そしてカッコいい門があった。
なんかいいわぁ、雰囲気出てるじゃん。まさに異世界の扉って感じだ。
ただなんかごっつい鎧着けた門番がいるのだかその顔がいじめリーダーとそっくりなんだよな...。リョウくん……名前は忘れないぜ。
あそこしか入り口は無さそうだから仕方なく、本当に仕方なく近くまでいってみることにした。
話しかける。
勿論日本語だ。
「こんにちわ」
「おい、なんてカッコだ、親はどこだい?叱ってやらなきゃな。」
とかえされた。
日本語OKかよっ!?
「親はいない、この姿はかくかくしかじかで」
「すまないことを聞いたな、あとかくかくしかじか、通ってよし」
中に入れてくれた...おい...てきとうだな...。
かくかくしかじかで入れてくれるって、だいじょうぶなのか?あの門番。
パスポートとか必要無いのかな?あ、地球じゃないか。
しかし、日本語と口が完全にあってなかった、つまり何らかの力で衛兵の言葉が解っているということだ。
謎が一つ増えた。
それと、親はいないってとこ、この世界にはいないって意味だったけどまぁこれでもいいか。
門を通り壁の中に入った俺は驚いた。
なんかおっきいトカゲいるし。
猫耳ついてるやついるし。
あと空にドラゴン飛んでるし、ていうかビミョーにカッコ悪いな、なんかこう、首をもっと長くすればカッコよくなるんだがな...ドラゴンの亜種とかかな?
とりたてのラックチャースはいかがとか。
東の山にゴールドドラゴンキングが出たらしいとか。
あんたどれぐらい魔力あったっけ?とか行き交う人たちが話してるからな。
さすが異世界、雰囲気最高。
とりあえず腹減った。
しかしカネがねぇ。
しかしこの辺りはけっこう冒険者っぽい人達がいるな。
だれかにおごって貰おう。
そして泊めて貰おう。
あわよくば養ってもらおう。
そしてヒモにな……はい、わかってます。ヒモはダメだよな。
ヒモを除けばいい考えだ、いや、ヒモになるような目標しか言ってねえ。それと冒険者か、俺もなってみたいな。
ラノベとかその手のマンガでもであったしな、異世界に飛ばされた主人公がヒロインとラッキースケベしたりラッキーシーンを目にしたり、ラッキーな運命でハーレム作ってムフフとか、美少女ヒロインとイチャコラしまくったり、あわよくば夜戦しちゃったり。
あ、それ俺むりやん。
女やん、俺。
ま、まあ、魔法とか楽しみあるし?モンスターとか討伐とかしたいし?花が無いだけだし?
やめよう、これ、すごく虚しくなってくる。
ならば冒険者になるところから始めよう。
あれ?今更だけど冒険者ギルドとかあるのかな?
道行く人々に聞いてみたところ存在していることがわかった。
ならば、と思い場所も聞いて歩くこと五分、冒険者ギルドとやらに着いた。
カラン、と音がしてドアが開く。
そこから5人のパーティが出てきた。
もちろん俺は見逃さなかった。5人パーティの中にケモミミの美人がいたのを!
どうにかしてあのパーティの仲間になりたい。あわよくばお風呂で揉みたい。ほら、女の子同士ならばオッケーだろ。
ヤベェ、俺頭いい!
さっき落ち込んでいたのが嘘のように元気を取り戻した俺はさっそくパーティーに入るため作戦を考える。
さて、設定はどうしようかな?
ん?なんのかって?俺の設定だよ。
どーすっかなぁ。
そうだ記憶を無くした少女っていう設定でいこう。
いろいろ説明するのはぶけるからな
楽なのはいいことだ。
「あ...あの...す...いません」
少し人が少ない路地に入ったタイミングで話しかける。
ストーカかよ、俺。
「どーしたじょーちゃん...うお!?」
俺を見た途端慌てるマントをつけた剣士。
服!?服!?といいながら自分のマントを被せてくれた。
あぁ、そういや葉とタオル巻いてるだけだったな...。
「あら、かわいこちゃん。どしたの?」
ケモミミ姉さんが問いかけてくる。
おぉ、やっぱりケモミミ最高ですな。猫耳かな?
俺がケモミミを見て考えていると、ほかの面々も振り返って俺を見る。
なので、俺は本題を持ちかける。
「あ、の……なか、ま…に、してくださいます、か?」
できるだけ可愛いらしくあどけない笑顔(転生した草原の水溜りで練習した)で知らない人に声をかける少女らしいおどけた口調(同じく転生した草原でいろんな声を試してみた)で話しかけた。
その演技力はかなりクオリティが高く、効果的だったようで、
「かっ、かっ、かっ、かわいい!なにこれ?なにこの生物、リーダー、お持ち帰りオーケー?オーケーだな?おっシャァ!」
巨大な縦を持ったおっさんがまず落ちた。
結局仲間に入れてもらえた。
というか仲間に引きずり込まれたという表現なほうがしっくりくるけど。
マントくれたやつがリーダーのガイラ、いかにも冒険者だよっていう感じの野郎だ。髪型はボサボサで鳥の巣のよう。鈍く輝く鉄製の鎧をしていてそれがまたボサボサ頭とあっている。
猫耳お姉さんがシーニャ、なんか細い剣持っているけど、武装はレイピアかな?猫耳だから獣人とかかもしれない。茶色の髪の毛はとても整っていて長めの髪の毛も女性としては少し高めの背丈にマッチしていて雰囲気からして、おっとり目の優しそうな女性だ。
補足として、ボンキュッボンなグラマー体型なので俺好み。
いかついオッサンがグラウド、結構日焼けしてる。チョコ〇ールを思い出してほしい、あんな感じだ。武装はおそらく戦斧だろう、チョコボールキャラとはいかつい斧を持ってるのがテンプレだ、さすがにいかついチョコボールキャラが魔法を連発するのはおかしいだろ?よってこいつは斧キャラ。
身長が俺とおなじくらいの女の子がルルム、魔法使いっぽい水色のローブ着ている。少し幼い顔立ちと低身長、それに短めのツインテールから幼く見える。実際の年齢はわからんが。
おっきい盾持ったイケメンカットのイケメソがドレイド、この人は、多分タンク職っぽいな、あの、皆を守るやつ。
ちなみにこいつがさっきお持ち帰りオーケー?とリーダーに聞いてたやつ。
こいつにはロリコンの予感がしてならない。俺の親友と気が合いそうだ。
んで役割はガイラとグラウドがアタッカー、シーニャが回復役、ルルムが補助でドレイドが盾。回復が追いつかない時はルルムも回復を手伝いとか。
ちなみに聞いた話だと森やダンジョン、珍しいが草原にもモンスターが出るらしい。
草原には時々スライムがいて、これがいがいと難敵、というよりとてつもなく不愉快だそうだ。なんてったってヌルヌルと這い上がってきて酸性の体で溶かしてくるんだとか。
ちなみに俺が見たジェル状の生物はこれだと思う。
さらに魔法という存在もありいくつか覚えておきたい。
聞いたところ種類は火、水、風、土、闇、光、があるらしい。その他にも回復魔法が存在する。
簡単な説明のあと飯をたらふく食わせてもらった。
空腹は最大の調味料とかよく言うがあれは本当だ。素朴なパンでさえ豪華なディナーみたいなような味わいだった。
もちろん豪華なディナーなど食べたことなどないがそこは突っ込むな。
内容は洋食だな。
あとお酒は12歳からOKらしいが一応やめといた。
早死にが多いこの世界ならではの決まりだそうだ。
あとこれはここと仲間だけの話。
トイレで盛大にこぼして俺はものすごく恥をかいた。
なんなんだよ……
ガイラの野郎ケタケタ笑いやがって。
こちとら慣れないトイレ&慣れない体だぞ?
いっぺん同じ目に会えばいい。
ーーーー
風呂に入ることになった。
いや、いつかはくるとおもってたがまさかこんなにはやいとは。
いやいまは完璧に女だべつに関係ない、と心の中で繰り返した。
焦る気持ちを落ち着かせ今は賢者モード。
焦らず冷静にカップを予想する。
ふむ、シーニャはDカップ、ルルムは......BいやCカップだな。
俺は……Aなのか?まさか。でも、何度見てもAなのは変わらなかった。というかAより小さいようなほとんどないような...。
ちなみに俺は服の上からでもカップが分かる。長年の努力のたまものだ。
いやー、堪能した。
風呂から出て宿の脱衣場でグテーと火照った身体を覚ましていると後から出てきたルルムが俺を見て俺が着る服がないことに気がついた。
「おーい、チビー、服は私の貸すヨ、ほら、早く着ちゃわないと風邪引くゾ」
目の前の棚にポスッと女物の下着と寝巻きの一着が置かれる。
「おーい、どうしたんだーチビー、のぼせたカー?」
固まった俺を心配して声をかけてくるルルムだが俺の心情を察することが出来ないだろう。
さすがに男であった身としては女物の下着を履くにはかなりの抵抗がある。女の子のパンツを編み状の鉄製の階段が透けて見えるからと言い、下のスペースから除くのに抵抗はなくともそれを履くとなるとかなり抵抗がある。
履くか履かないか、心の中で葛藤している俺だがルルムには知る由もない。
「ほら、そこの椅子に座って足伸ばしてー、そうそう、まっすぐに。」
無意識に近くにあった椅子に座り足を前に出してしまう。
足の先に当たった布の感触に驚き、我に戻るが既に時遅し、膝あたりまで履かされてしまっていた。
「.....っ!」
小さな女の子にパンツを履かせてもらうことによる恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだ。羞恥心で真っ赤に染まった顔を見られないように顔を逸らすがむだだったようだ。
「どうしたノー?」
との声と同時に両手で顔を真っ直ぐにさせられてしまった。
「ほら、立ってー、履けないヨ?これじゃあ私まで風邪ひいちゃうから、ほら早く」
「.....っ!...わ、わかりまし...た」
なんとかフラフラと立ち上がる。
立ち上がった瞬間ルルムがズバッとパンツをあげてとうとう俺は女物の下着を付けてしまった。
「...くっ.....ひぁっ」
勢いよく上げたので女の子の敏感なところが強く刺激されてしまいちょっと声が漏れてしまったのがまた恥ずかしい。
恥ずか死しそう...。
ピッタリと吸い付くような感覚は男物とは違くとても恥ずかしくて俺はそのまま寝巻きの上着を掴むとそのまま部屋に逃亡した。
次の日シーニャとルルムが魔法をおしえてくれた。
シーニャも魔法が使えるのか...
魔法があるおかげである程度までならどんな傷でも治せるらしい。
さすがに部分欠損等は治せないが。
言われたとうりにやったらすぐできた。
なぜかとてつもなく驚かれた。
魔力量もはんぱなかった簡単にいえば平均の5倍くらい。
我ながらこれはすごい。
あれか?チート並みっすか?
これは俺TUEEEE展開ですか?
でもたぶんルルムには頭が上がらないっていうかなんていうの?気恥しくて勝てなさそう。
数日練習したことでかなりの魔法を覚えた
この身体とても何かを覚えるのがらくだった
ただ回復魔法はけっこう難しくまだ出来ない。水なら酸素と水素がー、火ならライターとか、バーナーとかのイメージ、風は普通に厨二病のノリでやったらできた。ていうかあとで試したら全部厨二病のノリでできたのだから厨二病マジパネェ。
ガイラ、ドレイド、グラウドには武器の使い方を教えてもらった。
かなりの力が最初からありとても大きい斧も軽々持てた。
それとなぜか剣を持ったときだけ、自然と腕が動き、あざやかとは言えないが綺麗な形に剣を振えた。
剣道とは違うからなぜできたのかが本当に謎だ。
ーーーー
関谷がこの世界に来て、ガイラ達と合流した頃、はるか遠くの山でソレが、関谷のいる町に近づいていた。
ソレは怒りに満ちていた。
初めてかいたのでうまいのか下手なのかわかりません
コメントいただけたらとてもうれしいです
後書きもなにをかいたらいいのかも分からない
初心者ですが宜しくお願いします。