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元旦

新年が明けた

また、この年を私は迎えたことになる

朝から家族は出かけたが

私は出かけなかった

体がその時刻まで家を出ようとはしない

サイレンの音だけが遠くで響く

今日は映画を見ることができた

だが、私はその映画をじっくり見ることができなく、音だけが私の体を硬直させる

たのみたいものがあっても私はその場から去ってしまう

私の体はもう、私の思うとおりには動かない

私は制限されている

だから内容もこうなってしまう

私は誰にも助けを呼べない


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