オーディションと正社員
演技経験なし。声がデカイだけが取り柄。真面目で、コミュニケーションは割と高い方。顔はブスでは無いが、ランクは低い。体格も比較的細い方。そんな私が、オーディション会場の場で知り合った子と仲良くなるには時間が掛からず、男の子2人と女の子1人と自分の出番が来るまで話し込んでいた。オーディションの台本の事についてもだったが、アニメの話のほうが盛り上がったいた気がする。
結論から言えば、私ともう一人の女の子は受かったのだ。今思えば、別に男の子もルックスは良い方だったし、きっと自己PRがよくなかったのではないかと思う。話していても滑舌がすごく悪いわけでなかった。少し偉そうなことを言っているように思われそうだが、色んな経験上のコメントなので、聞き流して頂きたい。まぁ、今だから言えるのだが、もっとひどい人でも受かるところは受かるし、あまりに酷い人は日常的に ん??と思われるぐらいの人だから、思い出作りみないな人だと思う。審査員に有名な方がいたりしますからね。
ともかく、私は受かった。そして、仕事も少しずつ覚えてきた矢先、職場の男の子から一目惚れしたと告白される。だが、私は一目惚れした!と言われ、何故に私なのだ?と思い、勢いに負けて連絡先を交換するも、丁寧にお断りをした。そして、職場の環境がガラリと変わり、養成所か仕事かを選ばなければいけなくなった。私は、考えに考え、声優を目指すという結論に至る。別にここでの決断は悪いものでは無く、むしろ今の私が居るのはここでの決断のお陰なので後悔はしていない。学校先には大変迷惑をかけたが、そもそも養成所の事を相談していたのに、話を全然聞いてくれていなかった担任にもほんの少しだけ責任があると思う。たぶん、受かると思っていなかった口だろうからね。
そして、何故に正社員として生きるとこをこんなにも良かった、と言っているかというと、、、、辞めた矢先、とても綺麗な先輩上司から謎のメールが送られてきたのだ。仲はそんなに特別良かった訳ではない。綺麗な人だったし、仕事できる人!という印象。アドレスを交換しよう!と言われ、嬉しかった記憶もあった。そんな人からメールが来た。
何かと思いみると、ベッドに下着姿の写真だったのだ。
即座に迷惑メールだと思い、削除からの着信拒否。でも、よく見たら先輩のメルアドで、パニックどころか、まぢか!?まぢでか?!なぜに私??彼氏と間違えたのか?!と思った。だから、着信拒否を解いたのだが、その後に会いたい。とメールと知らない電話番号からの着信で私は、めでたく再び着信拒否。
多分ここにずっといたら、断るのが苦手な私は、先輩にセクハラされていたかもしれない。いや、綺麗な人なのだから、引く手数多だろう。どちらにしても。何故に私?!本当に意味がわからない。でも、今思うと、綺麗な身体してらっしゃったわw当時の高卒の私には刺激が強すぎて恐怖でしたがw
と言う事があり、私はアルバイトを始めるのであった。