いらい
「やっと冬休みだな。」
「長かったなー。」
「だなー。」
今日も雨な放課後。
帰ってもすることが無いので、教室に残ってトランプをしていた。
「どっか行く?」
「さあ、どこにも行かないんじゃない?」
「そうじゃなくて、俺達でどっかに行こうぜって。」
「あーなるへそ。」
「んで、いつ、どこに行くんだ?」
「んー、それを今から決める感じ。」
相変わらず秋悟のポーカーフェイスは凄い。
そんな訳で今は額にカードを持ってくるインディアンポーカーをしている。
別に賭けはしてないが、ただただ暇だった。
「ふっふっふ、なら初日の出でも見に行くか?」
周助は常に不敵な笑みを浮かべ、不安を煽り、こちらを降ろす事しか考えてないようだ。
「ふっふっふ、ありっちゃありだな。」
そしてそれは、俺も同じだった。
「んで、山か海かどっちだ?」
それを完璧に見抜く秋悟であった。
「どっちにしろ寒いのは変わんないけどな。」
無表情の机を囲って笑顔の2人。
凄く秀逸だった。
「俺はどっちでもいいぞ。」
「俺も。」
「聞いたのに丸投げかよ。」
どうせ放課後、クラスに残ってるのは少数だが。
「じゃあや「海がいいよ!」」
そんな少数の1人が割って入って来た。
「なんで?」
特に気にせず周助が聞いた。
「山は虫が出るもん。」
「一理あるわ。」
「たしかに。」
「おい、待てよ。山はいいぞ、山は。」
「えー、だって虫出るじゃん。」
「さっきどっちでもいいって。」
「やっぱ海がいい。」
この野郎。
「じゃあ、それを賭ければいいじゃん。」
秋悟の提案で、ポーカーでも良かったが、
秋悟が強過ぎるからジャンケンになった。
俺か秋悟が勝ったら山。
周助か数田さんが勝ったら海。
「「「「ジャンケン!!」」」」
なんだかんだ俺が勝った。
「よっし!!」
「あ〜…」
というか何故数田さんは乱入して来たんだ?
その事を周助が聞くと。
「実はちょっと頼みがあって…」
「何の?」
「家の猫が家出しちゃって。私の家学校の近所だから見かけたら教えて欲しいなって。」
「写真とかは無いの?」
秋悟が聞いた。
「それが、1週間前に来たばかりだから1枚も無くて…」
「どんな容姿?」
「白い猫で、一応赤い首輪は付けたんだけど。
妹が拾って来たんだけど、病気持ってるみたいだから、見つけても触らないですぐに教えてね。」
そんな訳で初めて女子の連絡先を手に入れた。
「ありがとね!」
「猫か〜。」
「赤い首輪のな。」
「そうそう。」
「気にかける程度で良いって言ってたけどな。」
「まあそうだけど。」
「見つかると良いけどな。」
「だな。」
珍しく部活が休みな秋悟と周助と別れた。
猫か…
久々に書いてて死にたくなった。
そんな訳でストレスで気が狂いそうです。
だと言うのに全く本編が進められない。
うあ〜




