新しい朝
はぁ、
朝からため息に始まり、いつも通りに学校へ向かった。
テストの昨日の今日で、早めに家を出そうになったが、テストの重圧感が無くなったのでダラけて昨日までよりは遅いがいつもより早く出た。
やっぱり学校は面倒だな。
そんな贅沢な悩みに気付かずに、教室に入ると望が居た。
「おはよう。」
1人で勉強している望に声をかける。
「おはよう、早いね。」
「そうだね、変な癖ついちゃったかもしれない。」
「いい事じゃん。」
「ははは、確かに。テスト終わったのによくやるよな。」
「俺だって勉強は嫌いだよ。」
「へー意外だな。」
荷物を置いて、空いている望の隣の席に座った。
「勉強が好きな学生が居たら会ってみたいよ。」
「確かにな。でも、わかるようになるのが面白いのは今回で少しわかった気がする。」
「朝からさえてるね。」
「狙ってないからな。」
「ところで課題はやったの?」
「やってない。 いつもならな。」
「と、言うと?」
「テスト勉強としてちゃんとやった。丸写しじゃないぞ。」
「さすがだね。まあそれが普通なんだけど。」
「それを言われちゃあね。
で、お前は何やってんの?」
覗き込むと、テスト直しをしているように見えるが。
「テスト直しの先取りだよ。」
「なるほど」
「確実に間違えた部分は先に直してたほうが楽だし、授業もわかるようになる。」
「なるほどなるほど。そもそも間違いが少なそうだけどな。」
「それほどでもないよ。」
昼休みになり、秋悟と周助と合流し望も誘って4人で食べた。
テストが終わった開放感からかいつもより美味しく楽しい昼食だった。
授業も終わり、部活の秋悟と別れていつも通り周助と帰る。
帰り際に先生の車に追い越された。
周助と別れた後、帰路にはつかず駄菓子屋に寄った。
今日は知り合いは誰も居なかった。
適当に200円分くらいの菓子を選んでおばあちゃんの所へ行った。
先客が居たので、意外と買えるもんだなぁとしみじみ懐かしんでいても前の会計が終わらない。
どうやらお金が足りないようだ。
あからさまに落ち込んで、菓子を戻しに行こうとする少女の肩を叩き、財布から500円玉を取り出した。
「おばあちゃん、俺のもこれと一緒に勘定してよ。」
おばあちゃんは少しびっくりして、
「いいのかい?」
「はい。」
格好良く頷いた。
「本当にいいんだね?」
おばあちゃんは真っ直ぐ俺の目の中を覗くように聞き返した。
「え?はい。」
何か意味深だが、気のせいだろう。
それにたかが500円だし。
「…じゃあ、370円ね。はい、130円。」
「あ、はい。」
お釣りを受け取り財布にしまう。
「あっ」
その間に少女がお菓子を持って、行ってしまった。
お礼は 無しか。
おばあちゃんは言わんこっちゃないと言いたげな目で俺を見ていた。
菓子の入った袋を持って、店を出る際におばあちゃんに会釈だけした。
だいーーーーーぶ間が空きましたね。
あまりこっちを進めても本編の方がおろそかになってしまいますらね、と言い訳。
小学生高学年って少女なんですかね、幼女なんですかね
うむむむ




