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VRMMOで拘束使い  作者: 因幡の灰兎
参章 発掘と拠点と鬼王
54/90

王都[ストラル].8

零章と一章の修正をしました。

まだ変なところがあった場合は、またお教え頂けると有り難いです。

「いらっしゃい」


「おう。また来たぞ」


「お邪魔します」


私は、現在サガさんの案内のもと、《鑑定士》のお店[ガンキン]に来ていた。


「うん?

見慣れない青年を連れているな?」


サガさんと同じ初老の店主らしき男性がこちらを見ながら言ってきた。


「お初にお目に掛かります。

バトラー、と言うものです。

恐らく、御世話になると思いますのでよろしくお願いいたします」


「おおう。

吃驚するほど礼儀正しいな」


簡単に挨拶をしただけで驚かれてしまった。


「これ、御主も挨拶せんか」


「ああ。

俺の名前は、店の名前と同じでガンキン。

しがない鑑定士だ。

よろしくな」


サガさんに言われたガンキンさんが自己紹介のあとに手をだしてきたのでその手と握手する。

すると、ガンキンさんがボソリと呟いた。


「成る程、縄使ってるのか」


「わかるんですか?」


「ん?聞こえちまったか?」


「はい」


そうか~、と言いながらばつの悪そうな顔で頭をかくガンキンさん。


「ガンキンは、《触覚強化》を持っていてのぉ。

手を握れば最近使っている武器を読み取ることができるんじゃよ」


「そうなんですか」


サガさんが補正してくれる。


「まあ、そういうこった。

それじゃ、改めて商売といこうか。

なんの鑑定がお望みで?」


「いつも通りの〔??〕の鑑定じゃ。

儂のを五つとバトラーのを二つ頼む」


そういって、サガさんが半透明の石の中に"?"の文字が浮かび上がる〔??〕を五つ出したのでそれにならって私も二つ出す。


「了解だ。まあ、バトラーさんは初回来店ってことで割安にしとこう」


「ありがとうございます。

それと、私はバトラーで良いですよ」


「ん?そうか。じゃ次からそう呼ぶわ。

それじゃ、一時間ほどしたらまた来てくれ」


そういって、何やら機材を出して受け取った〔??〕をいじり出すガンキンさん。

それを背に私達は店を出た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~一時間後~


「終わったかのぉ?」


夕食後に私と共に[ガンキン]を訪れたサガさんがガンキンさんに話し掛ける。


「おう。

此方がサガの〔金剛石〕×2と〔琥珀〕×3で、此方がバトラーの〔翡翠〕と〔琥珀〕だ。

それぞれ、料金は1000と150な」


「はい」


「ぼったくりじゃのぉ。

相変わらず」


「うるせえ。

おめえの奴がデケェからだよ」


渡された宝石と示された金額とで交換する。

渡された緑色の〔翡翠〕と黄色の〔琥珀〕が手の上でキラリと反射した。


「なあ、バトラー」


「なんですか?」


二つの宝石を透かしてみたりしているとガンキンさんが話し掛けてきた。


「お前、風と雷の魔法もってんだろ?

それも、50は越えてる」


「ええ。どうしてわかったんですか?」


「いやな?

お前の〔翡翠〕と〔琥珀〕があるだろ?

それぞれ、風と雷に関係する性質がある宝石でな。

それでだ」


「それだけでわかるものなんですか?」


「無論、違うのぉ」


私の疑問にサガさんが口を挟んだ。

そして、サガさんがガンキンさんを睨むと、ガンキンさんは再びガリガリと頭をかいて口を開く。


「まあ、そうだけどよ。

お前の手の感触からすると、まだピッケルを使って良くて半日だと思ったわけだ。

そうすると、《採掘》のレベルはそこまで高くない。

なのに、それらを取れたってことは、《採掘》のレベルを補ってこの二つを取れるくらいの魔法を持ってるってことだと思ってな」


「成る程」


この《鑑定士》は、店を開くだけあって鉱石の事をよく知っているようだ。


「それじゃあ、儂等はそろそろいくかのぉ」


「もう夜ですしねぇ。

それでは、おやすみなさい」


「おう。おやすみ。また来いよ~」


一礼して[ガンキン]の戸を閉める。


「と言うわけで、ガンキンの《鑑定》は信用できる。

御主もこれから鎖を作るときに何度も採掘にいくじゃろうから、その時に〔??〕を取れば此所に持ってくるといいじゃろう」


「わかりました」


「うむ。では、気を付けて帰るんじゃな」


「そうですね」


チラリと視線を一瞬ずらしたサガさんが最後に閉めるようにそういって、私達も明日の十時にギルドに集合ということにして別れた。





















「………………もう出てきて良いですよ」


私が呟くと路地から人影が一つだけ現れた。


「相も変わらず夜でも分かりやすいですねぇ」


「………そう?」


紅色の髪を見ながら人影に言うとワンテンポ置いて返答が帰ってくる。


「それで?

私に何か用事でしょうか?」


私は、少し目を細めてレンズ越しに現れた女性に訊ねる。


「アイさん」


「………………………」


彼女は、何も言わずに背中の槍に手をかけた。

スキル

ロープマイスターLv50 暗器v23 脚技Lv37 雷魔法Lv64 風魔法Lv64 空間認識Lv38 テイマーL40 身体強化Lv14 看破Lv34 装備制限解除(数〈Lv変化なし〉


控え

酒職人Lv3 付加職人Lv3 縄職人Lv6 道具職人Lv17 大声Lv32 採掘Lv5

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