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VRMMOで拘束使い  作者: 因幡の灰兎
参章 発掘と拠点と鬼王
50/90

王都[ストラル].7

少々、短めです。


「いやはや、最後の熊から〔技巧石〕が出てくれるとはねぇ」


新ツールの試しを終えた私は、頭にルドゥを乗せ、肩にノウンを乗せて、フルーと共に王都を歩いていた。


「おや、もうそろそろお昼ですか。

ギルドに着いたら、ご飯にしましょうかねぇ」


「コン!」


「ポワッ」


「チュ~」


全員、同意を返してくれる。

ギルドに向かう目的は、ご飯では無いのですけど・・・。

まあ、いいでしょう。


それはそれとして、説明してなかったのだが、こうして三体とも出せるのは、現段階では王都等のセーフティーエリアだけである。

というのも、『TBON』の《テイマー》は少々変わったスキルになっていてスロット制なのである。

どういう事かというと、《テイマー》には二つのスロットがあり、それぞれテイムスロットと召喚スロットと呼ばれている。

テイムスロットはテイム出来る限度を現していて、召喚スロットはステージで召喚できる限度を現している。

そして、テイムモンスターはこのスロットの限度に応じてテイム及び召喚ができる。

ここからが重要なのだが、テイムモンスターは同じモンスターでもスロットを消費する数が違う場合がある。

しかも、消費するスロット数はテイムして実際に確認しないと分からないのだ。

ステータスにも表示が無いので、本当に面倒である。

まあ、基本的には同一なのでそんなことはそうあることではないはずなのだが。

そして、モンスターが消費するスロット数にテイムスロットが足りない状態でテイムすると問答無用で失敗となる。

また、モンスターが消費するスロット数に召喚スロットが足りない状態で召喚しようとしても召喚は出来ない。


《テイマー》Lv39の私は現在、テイムスロットが8で、召喚スロットは5。

そして、テイムモンスター達のスロットだが、

フルーは両方とも3

ルドゥはテイムが3で召喚が2

ノウンは両方とも2

となっているのでテイムは、出来ても最高で召喚できるのは、二体だけだ。

Lvが上がれば、スロットが増える可能性はあるが、いくつでそうなるかは解らないので気楽に待つことにしている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はい、お待ち!」


「ありがとうございます」


暫くして着いたギルドの食堂で、前回と同じものを作って貰う。

しかし、量は前回と比べて二倍だ。

勿論、ルドゥとノウンの分である。


「美味しいですねぇ」


「コン~」


「ポワ~」


「チュ~」


「それは、良かったのお」


一人と三体で料理に舌鼓していると聞き覚えのある声が掛けられた。

そちらを向くと、予想と違わぬ人が立っていた。


「サガさんもお昼ですか?」


「そうじゃよ。

同席、よいか?」


「ええ」


持っていた料理をテーブルの空いているスペースに置いて、サガさんが席に座る。


「ふむ。少しだが強くなったの」


「はい。お陰さまで」


パクパク


「新しい仲間も増えて」


「ノウンと言います」


ハグハグ


「チュ?」


「何でもないですよ」


「ホッホ。しかし、《看破》は31か」


「はい。まだ、《慧眼》には至っておりません」


ゴクン


「一日二日でそこまで上げられれば驚愕に値するのじゃがなあ」


「ありがとうございます」


パチン


「「ご馳走さまでした」」


「お粗末様!」


あとから来たはずのサガさんは、どうやら食べるのが速いようで同時に食べ終わってしまった。

食器を置いて、席をたつ。


「それで、用事はすんだか?」


「ええ」


「それでは」


「はい。御教授、お願い致します」


「そうか、そうか。

それでは、行くかの」


「はい。

フルー、ルドゥ、ノウン。

行きますよ」


「コン!」


「ポワ!」


「チュ!」


二人と三体は、ギルドを出た。

読み返しをしていたら《テイマー》の説明があまりしていなかったので、補足として詳しく書いておきました。


そして、《空間把握》と《看破》のコンボ&相乗効果は、熟練者も驚かせる程の成長をしていることも書いておきました。

通常で使用していけば、Lvは半分にもおよびませんよー。


スキル

ロープマイスターLv48 暗器v18 脚技Lv36 雷魔法Lv64 風魔法Lv64 空間認識Lv37 大声Lv32 テイマーL39 身体強化Lv10 装備制限解除(数〈Lv変化なし〉


控え

酒職人Lv3 付加職人Lv3 縄職人Lv6 道具職人Lv17 看破Lv31


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