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VRMMOで拘束使い  作者: 因幡の灰兎
零章 監禁と孤独と人間
5/90

妹との遭遇.1

「兄貴?」


「ん?」


声がした方を見ると見ると見覚えの有るような無ような顔じ女性が居ました。

まあ、兄貴と呼ばれた時点でわかっているのですけどね。


「楓ですか?」


「ちょ!VRMMOここでリアルの名前はNGでしょ!馬鹿兄貴!此処では、モミジって呼んで!」


「失礼しました。モミジ、と呼べば良いのですね?」


「それで良いんだよ。馬鹿兄貴。で?なんでここにいるの?兄貴は、ゲームに興味が無いと思ってたんだけど?」


そういえば妹は、私がゲーマーだと知らないのでしたね。


「買ったんですよ。バーチャル空間での自分自身が戦えるゲームなんて興味が湧いて当たり前でしょう?」


「ふーん?」


「それより暫く一緒に行動しませんか?」


「なんで?」


「なんで?って暫くは、スキルLvや装備を揃えることになるでしょう?だったら何人かで一緒にやった方がいいかと思いましてね」


「なら、メインとサブのウェポン教えて。それで考える」


「メインは、縄でサブは、ナイフです」


「はあ!?ごめん。

悪いけどPT組まないわ。

メイン 縄なんかにしてるなんてやっぱり馬鹿兄貴だね。

βの時これ欠陥武器だって散々書かれたこと知らないんだ?

悪いけど他のプレイヤーあたってくれない?

まあ、こんなの見たから頭が冷えたわ。

そこだけは、ありがと。じゃね」


一方的に話をけモミジは、去っていってしまいました。


「縄は欠陥武器ですか。

話を聞いた感じ他も同じ理由で断りそうですね。

仕方ありません。

いつも通り、一人で頑張りますか」


去っていったモミジを見送った私は、気を取り直し改めてスキルLvを上げるために始まりの平原に向かった。


―――――――――――――――――――――――――――――

??side


「ふむふむ。 ログアウト不能でも妹に見捨てられても全くもって冷静とは、すごいを通り越して尊敬するな。これは彼女の行動も期待できそうだ」


―――――――――――――――――――――――――――――


~始まりの平原~


「さてと。まずは、先程できなかった縄でやりますか」


白縄を装備してモンスターを探すと直ぐに野ウサギが見つかった。


「よし」


縄を構え投擲で先端を投げる。すると野ウサギは、分かっ ていたかのようにかわし此方に走ってきた。


「なに!?」


慌てて野ウサギの飛び掛かりをかわし縄を戻して今度は着地を狙い投げる。次は、上手くあたりしかも体に巻き付くというラッキーが起きる。だが


「あぶな!」


突如もう一体の野ウサギが飛び掛かって来たので慌ててかわす。


「よくもやりましたね!」


咄嗟に縄が巻き付いた野ウサギを引っ張り突撃してきた野ウサギに当てる。


「ピャウ!」「ピュウ!」


すると両方の野ウサギがダメージをおった。


「成る程。これは使えますね」


感心している間に野ウサギが縄の束縛から脱していた


「もう一度してみますか」


二匹の飛び掛かりを冷静にかわし片方の着地時に縄を投げる。だが当たっただけで巻き付きはしなかった。


「ふむ」


再び二匹の飛び掛かりをかわし次は着地時に片方に突撃し直接縄を巻き付ける。そして飛び掛かってきたもう片方をかわして縄を引いててる。すると野ウサギ達は、両方ポリゴンとなって消えた。


「何故かわかりませんが最初の攻撃をかわされたのが不確材料ですね。危機察知のスキルでももっていとしたら厄介ですね。隠密でどうにかなれば良いのですが」


そのあと視覚強化で野ウサギを探す。そして見つけたら隠密を使い縄を投げる。


「ピュイ!?」


次は当たった。そして攻撃を行った事で隠密がきれ野ウサ ギが飛び掛かってきたので武器を軍用ナイフに変えて首筋 に攻撃を叩き込み倒す。


「この調子で狩ってきますか」


そのあと一匹出たらナイフで首筋に攻撃。たまに二匹出たら縄で同時に倒し結果20匹倒して、始まりの街に戻った。

スキル

ロープマイスターLv5 隠密Lv3 投擲Lv3 視覚強化Lv5 気配察知Lv3 縄職人Lv1 酒職人Lv1 道具職人Lv1 付加職人Lv1 雷魔法Lv1

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