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VRMMOで拘束使い  作者: 因幡の灰兎
弐章 親友と逃走と鎌鼬
43/90

東の樹海.7

二部連続更新です。

お楽しみいただければ幸いです。

~明朝~


「来ましたね」


私が、城壁の上で待っていると下にミナさん達が来た。

見た感じフエンさんが荷物持ち、ミナさんがミミリリ姉妹を世話している感じだ。

しかし、距離があるのか私には気が付いていないようだ。

《空間把握》と《看破》を使って此方は、よく分かるのに。


「よっと」


私は、城壁を蹴って下に降りる(落ちる?)。


「ひゃあ!」


「わひゃ!」


トッっと着地すると目の前にいたミミリリ姉妹が尻餅を突いた。


「おはようございます」


「おはようございます。

何処から落ちてきたんです?」


とりあえず、挨拶したらミナさんに若干せめるように聞かれた。

驚かせてしまったようだ。


「どこでもいいじゃないですか。

それより、行きましょうか」


「そうですね。ミミ、リリ、さあ立って」


「「はーい」」


パンパンと砂を落として姉妹は、立ち上る。

そして、私たちは[東の樹海]に足を踏み入れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


暫く五人で歩いていくと気になったことが出てきた。


「そういえば、[獣人の里]って門の向こうにあるんですよね?」


「はい。そうですよ?」


「では、門の中のボスはどうするんですか?」


「ああ、それですか」


答えてくれていたミナさんがポンッと手をついた。


「実は、私達のような一度門を通った者は門の中に入らずに向こうに抜けられるんですよ


「それなら、護衛は必要ないのでは?」


「そうかもしれませんが時期が時期ですから」


そういえば、モンスターが活性化する時期でしたね。


「ニャア、ニャア、バトラーの武器って何なのニャ?」


話が終わったと判断したのか今度は、ミミちゃんが話しかけてきた。


「見てわかりませんか?」


「さっきから、足と魔法しか使ってニャいのニャ」


そういえば、出してすぐに投げているから《暗器》で隠密効果がかかっていましたねぇ。


「これですよ」


「ニャ!ニャイフだニャ!」


「だから、鉄の臭いがしてたのか」


話にフエンさんが加わってきた。


「にしても、安物使ってんな」


「投げる位しか今は、使ってませんしねぇ」


「武器にお金を掛けない人は、長生きできませんよ?」


今度は、ミナさんが参加してきた。


「そうなんですけど余りコレと言ったものが無いんですよねぇ」


とりあえず、持っていた〔投げナイフ〕を少し遠くにいる熊の喉に穿つ。

不意討ち成功による"critical"から《暗器》の効果で威力が上がり止めに首への切断攻撃により発動した『断頭神』の称号という凶悪なコンボで熊は、為すすべなくポリゴンと散った。


「(というか、不意討ちに暗器に断頭とか名前が凶悪で怖すぎませんかねぇ)」


「あの、何で遠い目をしてるんですか?」


「何でもないですよ。あははは」


後から考えたら今のが始めてまともにリリちゃんと話した事なのだがなかなかに酷かったと思う。


「っと、少し止まってくれますか?」


「どうかしました?」


「どうやら、囲まれているようですねぇ。

飛脚蝗が、十体ほど居ます」


少々、面倒な事態だ。


「ヤベェな」


「ど、どうするの?」


「いえ、場所が分かってますので、【雷獸】」


私は、一体の雷の獸を招来させる。


「【命令オーダー】【雷獸は、辺りを駆けろ】」


獸が【命令】に従って辺りを走り回る。

一分ほど走り回ると飛脚蝗たちは、諦めたのか何処かへ行ってしまった。


「もういいですよ。ってどうかしましたか?」


何故かポカンと口を開けている獣人家族にきいた。


「なんかすごいものを見たんだが」


「なんと言いますか」


「え、えっと」


「ニャ、ニャんで魔法があんな動きをしたのニャ!?」


ああ、【命令】の応用に驚いていたのか。

【命令】は、《テイマー》のLv10で覚えられるツールで効果は、『獣に命令できる』としか載っていないツールだ。

でも、フルーもルドゥも使わなくても言うことを聞いてくれるので覚えていながらも使わなかった。

それで、城壁の上で暇潰しで城壁近くのモンスターを魔法で倒している時になんとなしに出した【雷獸】に【命令】したら効いたのだ。

【風馬】でも試したが言うことをきいたので獸を模した魔法なら恐らく聞くと思う。


「秘密です。それより、門が見えて来ましたよ」


一言で片付けて他のことに話題をそらす。


「あ、ほんとだニャ!」


ミミちゃんは、一番大袈裟だったにも関わらず簡単にそれた話題に食い付いてくれた。


「はあ、まあいいです」


「え?いいの?」


「よく考えたら私達は、魔法は使いませんからね」


「そうだな」


納得できなさそうな三人も魔法を使わないという理由で詮索を辞めてくれた。

そして、私達は門の前についた。


「報酬は、[獣人の里]でお渡します。御武運を」


そして、ミナさん達獣人家族は門に触れると同時にきえた消えた。

それを見送ってから私は、


「【召喚】フルー、ルドゥ」


「コン!」


「ポワ!」


フルーとルドゥを召喚して暫くその場で休みMPを回復させる。

十分な回復が終わったところで門に手をかけ


「さて、行きましょうかねぇ!」


開いた。

スキル

ロープマイスターLv47 暗器v13 脚技Lv34 雷魔法Lv64 風魔法Lv64 空間認識Lv34 看破Lv18 テイマーL35 身体強化Lv5 装備制限解除(数〈Lv変化なし〉


控え

酒職人Lv3 付加職人Lv3 縄職人Lv6 道具職人Lv17 大声Lv30

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