妹との決着と鎖への歩み
羽柴煌さんの感想見てたら浮かんだネタです。
《妹》《友》《腐》が題材です。
「さて、蓋を開けてみれば完全無欠で圧勝だったわけですが・・・」
「そうじゃなぁ」
「コン」
「ポワァ」
現在、私達、勝者チームは困っている。
「サ、サクラ?ツバキ?スイセン?」
「モミジ~」
「い、痛くする気はないから、な?」
「優しくするから、ね?」
「『(バックに百合の花が見えるんだが、なんだこのピンクの空気は?)』」
よくわからないが、妹以外の敗者チームが百合に目覚めたらしい。
恐らくだが、最後の大好き発言に惚れた?のだろう。
確証は、無いが。
というか、もしそうだった場合、眠っていたスイセンや凍っていたサクラは、どうやって聞いたんだ?
「あー、勝者チームの代表は、望みをいっとくれ」
余計なことを考えていたらサガさんが、何とか状況の修正をしていた。
「み、皆!兄貴達の要求聞かないといけないから一寸離れて?」
「大丈夫だよ~。このまま聞けば」
「き、聞くだけなら大丈夫だ」
「そうだよ」
ついでに、現在、妹は右腕をツバキに、左腕をスイセンに、背中をサクラに取られている。
百合ハーレムってこんな感じなのだろうか?
質の悪いことに、全員それなりに美人なので絵になるのでとても話し掛けづらい。
「どうしましょうか?」
「儂としては、さっさと要求してこの場を離れたいのじゃが?」
「でも、要求なんて考えてませんよ?」
「お主と童が始めた決闘じゃから儂が言うのも筋違いじゃ!さっさと言え!」
クイナさんから急かされる。
「おい!儂もこの空気は、辛いのじゃ!早く言え!」
サガさんからも急かされるが良い案が浮かばない。
というか、目の前の出来事が衝撃的過ぎて頭が回らない。
「ええい!なら、一人一つ〔技巧石〕、つまり全部で4つということでどうじゃ!?」
本気で、ここにいたくないのかサガさんが言った。
私もそうだが。
「ん?それなら、私達、丁度持ってるよ!」
「じゃあ、それで良いですよ」
これは、予想以上に早くこの四人から離れることができそうだ。
「はい!〔技巧石〕4つですよ!」
出された、4つの〔技巧石〕をしまう。
「それでは、これにて、終了じゃ!
では、儂は、これで」
サガさんは、終了宣言をして直ぐに、そそくさと離れていった。
「儂も、ギルドの見回りに戻るから、じゃあの!」
クイナさんもそれに続いていく。
「では、私もこれで」
フルーとルドゥを還して、その流れに私も、乗ろうとして
ガシッ
失敗した。
「なんでしょう?」
私を捕まえた妹に聞く。
「あ、兄貴?この状況で私を一人にするの?」
「一人じゃないでしょう?"大好き"な仲間達が要るでしょう?」
「妹の危機なんだよ!?」
「大丈夫でしょう?
だって私、貴女の部屋に百合系の漫画が在ったの知ってますよ?」
「きゃあああああああ!!」
事態を悪化させる言葉を声をあげて妹は、防ごうとしたが・・・。
『ねぇ?私達のパーティールームの寝室、個室じゃなくて大部屋にしない?』
『それは、いいな!キングサイズのベッドとか用意しよう!』
『資金的にも、最近余裕があったから大丈夫だよ~』
無駄だったようだ。
「待って!落ち着いて!そんなことしたら一気にお金、減っちゃう!
それに、あれは趣味であって私自身は、普通だから!」
「でも、好きなんでしょう?」
「うん。っじゃなくて!」
『やっぱり、部屋一つにしましょう』
『皆好きなら皆で一緒にすればいいしな』
『共有するのが一番だよ~』
「だから、待って!お願い!落ち着いて!」
妹が、私を離して三人を止めにいく。
「では、私は、これで」
その隙に私は、訓練所を後にした。
「ちょっ!まっ!兄貴ィィィィイイイイ!!!」
私は悪くない。
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「お、出てきたようじゃな」
「サガさん」
訓練所を出てギルドを抜けるとサガさんが待っていた。
「バトラーに話したいことがあってな。少しよいか?」
「ええ。少しなら」
二人で、近くの喫茶店のテーブルについて飲み物を頼む。
「それで、話とは?」
「うむ。今回、お主の戦いを見たが鎖を使う上で必要なものがお主に欠落していることに気が付いてな?
それで〔技巧石〕を要求させたんじゃよ」
「確かに、私も心当たりがあります。
腕の力、ですね?」
「うむ。後は、握力もじゃな。それでじゃ。〔技巧石〕でスキル、《握力強化》《腕力強化》そして《脚力強化》を取って欲しいんじゃ」
「分かりました」
「うむ。《脚力強化》が必よ・・・、分かった?」
何を驚いているのだろう?
「ええ。分かりました。
元々、私も《脚力強化》は、欲しいと思っていたので」
「そ、そうか。なら良いのじゃが」
「なにか、問題が?」
「いや、無い。じゃが、些か、拍子抜けしただけじゃ」
「そうですか。では、早速やってしまいましょうかねぇ」
〔技巧石〕を三つだして砕く。
そして、出てきたスキル欄から《握力強化》《腕力強化》《脚力強化》を選択して修得を押す。
すると、
『特定スキルの同時修得を確認しました。スキル合成を使用しますか?YES or NO』
一瞬、驚いた。
それを悟られたのだろう。
サガさんがニヤニヤと笑っている。
何故か、悔しいので若干ヤケクソ気味にYESを押す。
『エクストラスキル《身体強化》を修得しました。スキルに空きがあるので、スキルに移動します』
「知ってましたね?」
「ホッホッホ。嬉しいじゃろ?」
「ええ。嬉しいですけどなにか?」
同時に、この悪戯爺とも思ってますけどなにか?
「飄々としている者の感情を動かすのは、いつになっても楽しいのぉ」
「(イラッ)」
「ホッホ。まあ、落ち着け。それより、話を続ける。
お主は、あといくつ〔技巧石〕を持っとるのじゃ?」
「あと、三つ程」
「なんと!あの子等が4つも持っていたのにも驚いたがお主も2つ持っていたのか」
「ええ。偶然ですがね」
言わずもがな、持っていたの理由は、あの死神とのクエストとルドゥのクエストの報酬だ。
ルドゥのクエストの報酬は、もう一つあって〔スライムの巨核〕という物もあった。
「ならば、その三つを選ばせてもらえんか?」
「まず、聞きましょう。話は、それからです」
「うむ。その通りじゃな。
お主に取ってもらいたいスキルは、《看破》と《採掘》、そして《錬金術》じゃ」
「どういった効果なんですか?」
「《看破》は、偽装効果を無視する効果じゃ。
実は、儂が使うスキルで《慧眼》という物があってな?
《看破》や《観察眼》の上位スキルなんじゃがこれの効果は、偽装効果の無効と炭鉱等で周囲の何処に鉱石が有るのか分かるのじゃ。
次に《採掘》じゃが、これは、読んで字の如く採掘するときに簡単に出来たり稀少度の高いものが出やすくなるのじゃ。
最後に、《錬金術》じゃが、これを使うと鎖を造るのが圧倒的に簡単になるんじゃよ。
まあ、この中で、一番取って欲しいのは、《看破》じゃがな」
これだけ聞けば、確かに充分なメリットがありそうだ。
だけど、それだけでは、とる気にはなれない。
「どうして、私にそれを取って欲しいんですか?」
サガさんが少し黙ってから言った。
「………………実は、協力して欲しいことがあるんじゃ」
前半、罰になってるのか不安です。
個人的には、ノーマルが腐女子に囲まれたらきついと思うのですが・・・。
思うことがあったら、感想からどうぞ。
スキル
ロープマイスターLv47 暗器v10 脚技Lv33 大声Lv30 雷魔法Lv62 風魔法Lv62 空間認識Lv32 テイマーL34 身体強化Lv1 装備制限解除(数〈Lv変化なし〉
控え
酒職人Lv3 付加職人Lv3 縄職人Lv6 道具職人Lv17
同時修得合成の条件
1.合成可能スキルである事
2.三つ以上である事
3.同時に習得する事
4.合成するスキルを一度も修得したことが無い事
5.スキルが三つ以上空いている事
注意:初期の修得では、出来ない
なかなか、厳しい条件です。




