親友(&嫁)との遭遇.3
響いた衝撃波が私以外の動きを阻害した。
今ならユサからも通常の状態でも逃げられるがまだその場に残る。
数秒後、全員が動けるようになった。
「さて、落ち着いた所でまず言っておきましょうか」
ゴクリ
なんとなく、そんな感じの沈黙が辺りを漂った。
そして、
「リアルの名前を呼ばないでください」
ドサーーー
音にすると、こんな感じの反応が辺りを埋めた。
「わ、わかった。今の名前はなんだ?」
「バトラーです」
そして、何故か白けてしまった空気を引き締めるために
パァン!
手を叩いて大きな音を響かせる。
「改めて、聞きましょうか。
二人共、何をするつもりでここに来たのですか?」
新しくこの場に現れた二人に聞く。周りのラウルさん達は何もしないようだった。ありがたい。
少しして嫁さんが口を開いた。
「勿論、謝るためです」
「何にたいして?」
間髪入れずに疑問をぶつける。
次は、親友が答えた。
「一年近く前の事にたいしてだ」
次が重要だ。これで、直ぐに答えられなければ謝罪も何も受け取りはしない。
「それだけですか?」
「「え?」」
はい。御仕舞い。
「そうですか」
がっかりしながら、悲しみながら、嘆きながら、私は、一言そう言った。
そして、
「《大声》『喝ッッッッッッ!!!』【震脚】」
数秒の拘束ではなく数分の拘束を掛けておく。それくらいしなければ逃げられない集団だ。
「【跳躍】」
そして、私は跳躍を連続で繰り返して一気に遠ざかっていった。
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~アイside~
「あ、」
動きが取れるようになったスカイさんがバトラーが居なくなった方へ手を伸ばし直ぐに落とした。
「え?」
そして、何が起きたかわからない体でダイナさんがバトラーの居なくなった方を見ていた。
「卿等」
そんな、二人にラウル卿が話し掛ける。
「あ、ラウルさん」
「折角、教えてくれたのに、すまん」
「いや、我等は依頼を受けていない。それに、教えたのは此方の都合なのだ。気にするな」
「……………ねえ」
話が終わったみたいなので気になっている事を聞く。
「なんで、バトラーを探しているの?」
「アイ。それは、恐らく彼等のリアルに関係する事だ。余り、聞いてはいけん」
「………でも、エレナも気になるでしょ?」
「それは、まあ」
濁しているがそれは、肯定と同義である。
「人の都合をあまり関係のない我々が聞くのもどうかと思うが我等もこのままでは少し困る。
なんせ、我等と卿等が連絡手段を持っている事を知られたのだから卿等と執事の確執をどうにかしない限り執事を仲間にすることが出来ないからな。
出来れば話してくれないか?」
「……………………」
「………貴方達がそのままで仲直り出来るのなら話さなくていい。でも、さっきの反応からすると難しいと思う」
「貴方達は、少なくとも仲直りする気がありそうだし彼も貴方達と一年前にあった何かとは別の何かについて謝れば許してくれそうではあった。だから、聞かせてほしい。でないと協力できない」
「……………………わかりました」
「ソ………スカイ!」
「この人達は信用できますし話せないことは話さないから大丈夫です。それでもいいですか?」
「問題ない」
「ありがとうございます。
それでは、一年程前にあった事を話しますね」
~過去を打ち明け中~
『どうも!どうも!\(^_^)(^_^)/
妖精さんですよ(^.^)ノ
作者の友人に僕のキャラ受けが良かったんでださせてもらいました!( 〃▽〃)
メタい?( ・◇・)?
気にすんなって!ヘ(≧▽≦ヘ)♪
そんじゃあださせてもらったついでに説明といこうじゃないか!(〃⌒ー⌒〃)ゞ
打ち明けたなかで「襲いかけた事」は、「とても酷い事をしかけた」と濁して言ったよ(´▽`;)ゞ
人間ってのは面倒だねぇ┐('~`;)┌
僕らはそういう事する必要がないよ(*_*)
プログラムだからね(^-^)v
さて、長くなったけどこれにて!ヾ(´ー`)ノ
バイバーイ!(^o^)/~~』
「ふむ。大体の話と事情は解った。この中で執事が怒りそうなこと、か」
ラウル卿が事情の中でバトラーが怒りそうなこと探すように目を閉じる。
「なあ、」
「ん?なんだ?」
そのとなりでダイナさんがエレナに話し掛けた
「執事ってもしかしなくてもよ………バトラーの事だよな?」
「ああ、あの方は認めた人のみに自ら渾名を付けて呼ぶんだ。
私も、何時か、必ず・・・!」
エレナは、エレナでなんだか決意みたいなことをいっている。
「そ、そうか。頑張れ」
ダイナさんが引いている。
「ねえ?」
「どうしました?ナイ?」
「話の内容聞いていたんだけどさー」
今の今まで空気だったナイが口を開きみんなが注目する。
「全くバトラーとダイナ達、会ってないよね?」
「………確かに」
始めの問題を起こしてから彼等は会っていない。
つまり、
「卿等が作った執事が怒る理由は直接的なものではないのかもしれんな」
そういうことだ。
「ですが、それだけでは」
「確かにわからんな」
『う~ん?』
皆で唸って頭を捻る。
「ナイは、賢いですね」
訂正。どこぞの魔法マニア以外で、だ。
というか、多分ザウベルは既にバトラーが彼等を許さない理由は分かってるんだろう。
だってなんか、余裕綽々だし。
「ご褒美に、そうですね。いいこと教えてあげます。彼は、性格かどうかはしりませんけど礼儀や常識を重視するみたいですよ?」
彼っていうのは、バトラーの事なんだろう。
礼儀や常識を重視にする?
今話すってことは礼儀知らずな行動か常識はずれな行動が、ってああ。わかった。
「それが………………わかった!」
「成る程な」
「ねえ?今度は、こっちが質問するけどいい?」
「いいですよ?」
「リアルに関係する事でも?」
「無理なら無理と言います」
「貴方達、もしかしてお金持ち?」
「はい。流石にどういうものかは」
「それは、いい。成る程。確かに礼儀を重視する人には許せないかもな」
皆、解ったみたいだ。
「もしかして皆さん解ったんですか!?」
「解ったがこれは、」
「教えてくれ!彼奴は何にたいして許せないんだ?」
エレナに掴みかかりそうな二人を私達は押さえる。
「………自分で考えるべき」
「しかり。これは、汝等、自身で気がつかなければいけない部類の物だ」
私とザウベルが押さえている二人に言う。
「だけどよ!わからないんだよ!」
「本当にわからないんです。本当に彼が私達の何が許せないのか。だから!」
必死にわからないと連呼する二人。
それに、一人折れた。
「礼儀を重視する彼が怒るのはどうゆうこと?」
「ナイ!」
「ひぅっ!で、でも」
「ヒントだけだ。それくらいは見逃してやれ。魔術師も落ち着け」
折れたナイに思わず声を上げるとザウベルが此方を睨んできた。それをラウル卿が止める。
「礼儀、重視する、怒ること?」
「礼儀を重視する人が怒ること、礼儀知らず?」
ヒントを得た二人は連想ゲームの様に答えを導いていく。
「俺らの行動で礼儀知らずな行動って言うと、なんだ?」
「そんな、行動ってありました?」
あと、一歩の所で答えにたどり着けない。
「こうはならぬ事だ。帝王」
「わかっている。魔術師」
ザウベルとラウル卿が二人を見ながら言う。
「(お金持ちみたいな上の人だからこそ、こういう事になるんだろうな)」
私は、二人を見ながら思う。
「まどろっこしいわぁぁぁアアァァァアァ!!」
突然、ユサが絶叫した。そのまま、二人を指差し
「いいか、よく聞けよ!?
テメェラは、金持ちで金持ち同士で話してるから気付かねぇのかも知れねぇがな!?人の上にたって人に命令すんのに慣れてるから気付かねぇのかも知れねぇがな!?
人に謝るんなら自分で相手の所に行って自分で謝れ!
礼儀で常識でだれでも餓鬼でもしってんぞ!?
それをなんだ?人に探させて連れて来させて謝る?
馬鹿か!?
そんなん、許して貰えるわきゃねぇだろうが!?
つうか、許す許さない以前の問題だろうがぎゃぁぁぁァァアアアァァア!!!」
「「「「五月蝿い上に全部言ってんじゃねぇぇぇえ!!!」」」」
ユサは星になった。御・仕・舞・い。
~side out~
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~??side~
「なんか、状況が一気に変わりすぎて忘れてたけど三体結局負けてんじゃねぇかぁぁぁあァァアアアァァア!!!」
「ゴメンナサァァァァァアアァイ!!!」
~side out~




