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VRMMOで拘束使い  作者: 因幡の灰兎
弐章 親友と逃走と鎌鼬
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親友(&嫁)との遭遇.2

新年最後だしなんだかんだで書けちゃったので投稿します。

「ああ、思い出しますねぇ」


くるくると回りながら飛ぶ頭蓋を前に私は言った。

いつかの狐を思い出す。まだ、それほど前でもないがあの三尾の狐も最後はこんな風に死んでいった。


ピシッピシッパリン


持っていた鎌と飛ぶ頭蓋に亀裂が走りそのまま碎けた。

同時に二つのメッセージが表示される。


《称号を獲得しました》


『〔???の欠片〕を獲得しました』


「本当に思い出しますねぇ」


三尾の狐の後もこんな感じで意味のわからない面倒なものが増えた。


「おーい」


「ん?」


呼ばれたのでそちらを見れば既に戦い終わったのかラウルさんもザウベルさんも含めた聖魔騎士団の全員がそこにいた。


「私が最後のようですね」


歩いて近づいていく。


「………お疲れ」


「おや、労って貰えるとは驚きです」


最初にまさか槍を放ってきた人に労われるとは思っていなかった。


「………エレナ、苛めてた訳じゃ無いらしいから」


「ほぅ」


「………アイが怒るのは筋違い」


そこで、アイさんが少し近づいてきて


「ごめんなさい」


頭を下げた。


「その謝りは必要ないですね。私は、確かに悪かったのですから」


「………礼儀は、大切」


「そう、ですか。頭をあげてください」


下げていた頭をアイさんは上げる。


「………許してくれる?」


「勿論」


「良かった」


「さて、この話はこれにて終わりにしましょうか」


此方の会話を待っていたのか直ぐに別の話を投げ掛けられた。


「執事は、何が出た?」


「ラウルさん、とお呼びすればいいですかね?」


「構わん」


「ラウルさん。すみませんが言えない、というかわからないので言えません」


「やはり、貴様もそんな感じか」


「と、言うとやっぱりそちらも」


「しかり。わからないのだ」


「まあ、良いでしょう。それより、これからどうしましょうかね」


「我等は、一度王都に戻る」


「私は、一寸状況が特殊ですからねぇ」


忘れているかもしれないがこれでも追われている身である。


「否。直ぐに特殊では無くなる」


「へぇ」


真っ先に考えられる予想に反応してか薄く右足を前に出し左手を手刀にした武器なしで何時でも一撃は入れられる状態になる。


「何故、と聞いてみましょうか」


「応。なんせ、すぐそばに彼等が来ているからだ」


言われて直ぐ、傍に二つの光が発生した。


「ッ!」


前に出していた足に力を入れ前にいくのではなく後ろに跳ぼうと


ドドン!


したところで足元の地面を撃たれ止まる。


「動けば、撃つぜ?」


ユサが此方に自動拳銃を向けている。


「これは、どうゆう事ですか?」


目を細めて聞く。


「いやなに。彼等にはすこし交流があってな。本来なら喚ぶ気は無かったが」


ラウルさんがついっとエレナさんに目を向け直ぐに此方を見る。


「先程、つい教えてしまった」


「………………………」


エレナさんを邪魔物扱いした事がこんな事態を招くとは・・・。ある意味、自業自得ではある。

そんなことをしている間にも光は収まり


「「よう!」」


会いたいようで会いたくないような親友とその嫁が現れた。


「《大声》『止まれ!』」

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