東の樹海.3(戦闘中)
~翌日~
ペロペロ
「んぅ?」
顔を何かに舐められるのに気が付き私は、目を開いた。
「ああ、おはようございます。フルー」
「コン!」
顔を舐めていた何か、フルーに朝の挨拶をする。
「にしても、少し見ない間に大きくなりましたねぇ」
今、フルーは私の腰くらいの体長の狐になっていた。
「昨晩、召喚してみたら『テイマーLv25を越えました。フルーを〈1〉→〈2〉にします』ってきてずいぶん驚きましたよ」
フルーを撫でながら呟く。
「コン?」
「なんでもありませんよ。さて、今は8時ですか。朝食を食べて軽く狩りをすれば9時半位には、なりますね。そうしましょうか」
「コン!」
~十時三十分前~
「さて、[東側の門]に到着したわけですが、」
ガヤガヤガヤガヤ
「予想以上に人がいますねぇ」
予想以上に沢山のプレーヤーがいたのだ。
「確実にソロのようなプレーヤーも居ますし攻略組の三組以外が居るのは、確かのようですね」
『はいはーい!そろそろ十時になりますが皆様、準備は万全ですか!?目標は、青い髪で片目が青のプレーヤー!そのプレーヤーを[永久の鳥]へ連れていくこと!成功報酬は、ランクAにもっとも近いとされ新しいアイテムも多々作り出すが気に入ったプレーヤーにしか防具を作らないので有名な《創造者》に作って貰える防具!ただし、素材は自前ですがね?でも、他のプレーヤーよりも一段以上強くなれるのは確実!ソロの皆様はもちろんのこと!攻略組の方々も喉から手が出るほど欲しい物!さあ、十時まであと十五分!もしかしたら既にこの場所にいるかもしれませんよ~。でも、見つけてもフライングはだめですよ?十時まで、待ちましょうね?』
「司会まで居るんですか。なんとまあ」
壇上で拡声器を使い犇めきあっている人々に注意?をする司会者までいる。
「あまり目立ちたくないんですけど、もう後の祭りですかねぇ」
元来、目立つのが苦手だったのになぁ。と思いながら武器の手入れや仲間と話をしている者達を眺める。
『さあさあ、皆さん!あと、五分を切りましたよ!』
「ふむ。流石にこれだけの人数を相手にするのは、(回避は別としても)辛いでしょうね。いっそのこと、選別ということで上級魔法の広域型を使いましょうかねぇ。分かりやすく中心辺りに壇がありますし、あの司会者の隣に行きますか。フルー?」
「コン」
フルーは、まわりを考慮してか小さめに返事をくれた。
「もう少し離れて魔法の効果圏内から出ていてくださいね?そして、魔法が終わったら後ろから私の所に来てください」
「コン!」
返事をくれたフルーは、そのまま少し集団より離れて行った。
『さあさあ、あと一分!』
司会者のカウントダウンが耳に届く。
「さて、と。行きましょうか」
〔グリーンカクテル〕の最後の一杯を飲み満腹度の回復と風魔法の準備する。そのあと、《隠密》を使い存在感を薄くし【跳躍】する。そして、
『3,2,1,………ゼロ!(ストンッ)えっ?』
「どうも」
カウントダウンの終了に合わせて司会者の隣に着地した。
………近くで見るとこの司会者、背がかなり低いですね。まだ、130位でしょうか。
『えっと、どちら様でしょうか?っていうか今変なこと考えてなかった?』
「さて、なんのことでしょう。それよりどちら様といわれたら青い髪で片目が青の人ですよ」
いうなり、フードを外す。
「皆様、初めまして。青い髪で片目が青の人こと、バトラーと申します。どうぞお見知りおきを」
ヒュッドウンバシャッヒュオンボォォォ
自己紹介するなり、矢やら銃弾やら魔法やらが飛んでくる。
「危ないですねぇ」
だが、全てかわす。
あ、司会者さんが風の竜巻に飛ばされた。
「《大声》えー皆様。こちらを攻撃しながらで良いので聞いてください。ただし、遠距離攻撃のみで。私じゃない周りの方の攻撃で死んでしまいますからね?
それでは、あらためまして。皆様の目的は、私を捕らえて[永久の鳥]に連れていき《創造者》に防具を作ってもらうことです。ですが私は、此方の事情で彼等に会いにいくわけには、いきません。なのである方に協力していただきこのような場を用意致したのですが少々計算違いがあり予想以上の人数になってしまいましたので今から選別を行います」
選別を行うと言うと攻撃してきていた人達も動きを止めた。そんな中、一人の男性が前に出てきた。周りの反応から有名な人物のようだ。
「選別って何すんだ?」
どうやらこの人が代表としてこちらと会話をするようだ。
「いえ、そんなに無理なことは致しません」
『やあ、久々に登場!\(^^)/
妖精さんだよ( *・ω・)ノ
実は現在、一部の実力者を抜いて上級魔法なんて使える人はいません(´・ω・`)
魔法耐性もそんなにいません( ´△`)
つまり、無理なことです(;・ω・)
威力過多です(´д`|||)
と、いうわけで東側の門に集まった人に敬礼(o゜◇゜)ゝ』
なんか、今電波が来たような?まあ、今はこちらが大事です。
「ですが、前提として1つ皆様に飲んで欲しい条件があります」
「条件だぁ?」
「選別で残れなくても恨みっこなしで私を捕らえる権利を無かったことといたします」
「んなもん受けられる分けねぇだろうが!」
「その場合は、」
【跳躍】で一気に近くの木に飛び乗る。
「また、逃げることといたします」
男性の顔が歪んだ。当然だ。彼の回りにいたのは、リンドウのメンバー達だったことから恐らく昨日見てないだけで彼はリンドウのメンバーなのだろう。そして、リンドウは昨日1日かけても私を捕まえる所か見かけることすら出来ていないのだから。
「わかった!受ける!」
周りの人達もその事がわかっているのか仕方なさそうにしているが受けるようだ。
「それは、よかった。では、」
木から降りて壇上に戻る。
「選別のルールは、簡単です。今から魔法の一撃を放ちます。それに耐えてくださいね?」
そして、私はにっこりと嗤って言葉を紡ぐ。
「【群天降乱】」
乱気流の大群が天から吹き下ろされた。
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~少し前~
ジャキッ
「悪かった!俺のミスだ!でも、話を聞いてく(ビュオン!)れ!?ちょっ!?今、首かすったぜ!?」
「………被告、ユサ。罪状、情報統制の失態。および情報漏洩」
「いや、確かに俺がミスってソロにも情報が漏れちゃったよ?でも、えっと、その」
「ん?」
「て、てへぺろ?」
「判決。キモいから有罪」
ズゾン!
「うおおおお!?!?ってか判決にキモい関係ねぇぇぇぇ!!!」
「どっちにしろ有罪」
ブオン!
「アイ。気持ちは、分からなくもないしそいつが悪いから口も出したくないがラウル卿に当たらないくらい遠くに行ってくれないか?お前の武器は、リーチが広いからな」
「………それは、ユサの避けかた次第でどうとでもなる。というか、それを考えてる事を知ってこの男は動いてる」
「ギクッ」
「キッサマアァァァァァ!!!!!」
「ギャアアアアアアァァァァァ!!」
「ふむ。ユサの回避に磨きがかかってきたな」
「ナイも混ざる~」
「気を付けてくださいね?アイさん達と協力してユサ君と遊んできてください。ボソッ(ユサ。反撃なんかしてナイを傷つけたりしたらワカッテマスヨネ?)」
「ナイよりザウベルがコエエエエエェェェェェ!!!!」
「む?魔術師。雲行きが怪しい。防壁を」
「強度は?」
「上級だ」
「了解だ。帝王。ナイのために張ろう」
「卿らしい」
「フフン。いきますよ【氷岩嶺壁】」
「少し静かに」
「「「「ピタッ」」」」
「くるな」
「きますね」
『【群天降乱】』
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スキル
ロープマイスターLv44 隠密Lv53 投擲Lv48 脚技Lv28 大声Lv26 雷魔法Lv60 風魔法Lv60 空間認識Lv29 テイマ ーLv28 装備制限解除(数〈Lv変化なし〉
控え
酒職人Lv3 付加職人Lv3 縄職人Lv6 道具職人Lv17
ユサのギャグキャラ化が絶賛進行中
しかし作者が面白いことかける自信がありません。
Q.何でかけないの?
A.ボッチは人を笑わせることができません。
泣きそうだなぁ。
別に自虐癖とかありませんよ?
本当ですよ?




