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役割分担

タツゾウ

「いいか!!時間がねぇ!!」


現場に響く怒号。


タツゾウ

「力仕事、加工、組み立て、仕上げ――全部分けるぞ!!」


腕を組み、全員をぐるりと見渡す。


タツゾウ

「まずは力仕事だ!」


イネリアを指さす。


タツゾウ

「おめぇ、運べるな?」


イネリア

「任せるべ!」


タツゾウ

「よし!木材運びだ!!」


次にディジルを見る。


タツゾウ

「おめぇもだ」


ディジル

「は?なんで俺まで――」


タツゾウ

「体力あんだろうが!!」


ディジル

「ばれたかっ……!」


しぶしぶ頷く。


タツゾウ

「次、加工!」


積まれた木材を叩く。


タツゾウ

「切る、削る、穴開ける!ここは正確さが命だ!!」


アマリュウを見る。


タツゾウ

「おめぇ、細けぇ作業できるな?」


アマリュウ

「……我を誰だと思っている」


腕を組み、鼻を鳴らす。


アマリュウ

「その程度、造作もない」


タツゾウ

「よし、加工だ!!」


タツゾウ

「組み立ては――」


自分の胸を親指で指す。


タツゾウ

「俺がやる」


一瞬、空気が引き締まる。


タツゾウ

「ズレたら終わりだ。ついて来れるやつだけ来い」


ディジル

「……カッコつけやがって」


タツゾウ

「仕上げ!」


フワンを見る。


フワン

「えっ、わ、私ですか……?」


タツゾウ

「手先、器用だろ」


フワン

「は、はい……!」


タツゾウ

「釘打ち、補強、最後の詰めだ!ミスるなよ!!」


フワン

「が、がんばります……!」


タツゾウ

「そんで――」


視線が、みちるへ。


みちる

「……!」


タツゾウ

「嬢ちゃんは補助だ」


みちる

「ほ、補助……?」


タツゾウ

「道具運び、声かけ、周り見ろ」


タツゾウ

「現場はな、全員で回してんだ」


みちる

「!そっか…!」


タツゾウ

「無理はするな、できることだけでいい」


みちる

「……うん!」


タツゾウ

「あと――」


ユズハラを見る。


ユズハラ

「うち、なーんもしてへんけど?」


にやにやと笑う。


タツゾウ

「……テメェはサボんな」


ユズハラ

「え〜?うち見守る係やで?」


ディジル

「絶対サボる気だろ」


ユズハラ

「ひどいわぁ」


まったく反省していない。


モフリオンたち

「「もふ!」」


近くにいたモフリオンたちも集まってくる。


タツゾウ

「モフリオンは軽いもん運べ!」




タツゾウ

「いいか!!」


全員を見渡す。


タツゾウ

「三日で終わらせる!!」


タツゾウ

「文句あるやつは――帰れ!!」


ディジル

「あるけど帰れねぇだろこれ……!」


イネリア

「やるしかねぇべ!」


フワン

「が、がんばります……!」


みちる

「……やろう!」


アマリュウ

「ふん……」


ユズハラ

「面白なってきたやん♪」


モフリオンたち

「「もふー!」」


タツゾウ

「――よし、始めるぞ!!」

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