ごちそうさまでした
モフリオンは小さな手(?)を器用に使い、パンを口へ運ぶ。
みちるはそっとパンを口に運ぶ。
ディジルはパンに、ぱくっと噛みついた。
イネリアは、おにぎりを食べるようにパンを口へ。
アマリュウは、あまり興味なさそうに一口。
フワンは、こっそりみんなの様子をうかがっていた。
「「……!」」
みんなの口の中に、幸せな味が広がる。
モフリオン
「もっふぅ♪」
ディジル
「やっぱうめ〜なー♪」
みちる
「こんなの食べたこと無い……!
美味しすぎる〜♪」
イネリア
「わちもこれは好きだべ!」
アマリュウ
「……」
フワン
「みなさん、ありがとうございます。
……アマリュウさんはいかがですか?」
アマリュウは、パンの美味しさに衝撃を受けて反応が遅れていた。
アマリュウ
「……ま、まぁ、悪くはないな。悪くは」
フワン
「それはよかったです」
フワンは微笑んだ。
みんなは幸せな気持ちで、パンを最後まで食べた。
フワン
「皆さん、食べ終わりましたね?
ごちそうさまでした」
「「ごちそうさまでした」」
「ごちそうさまだべ!」
「ごちそうさま」
そのとき――
モフリオンの体が、ふわっと光りだした。
ディジル
「お? 来たかな?」
しばらく光ったあと、モフリオンは分裂し、もう一匹増えた。
モフリオン②
「もふ!」
みちる
「わぁ、かわいい〜!
……でも、くっついた方のもふちゃん、私の頭から離れないね……」
ディジル
「まじかよ……」
ディジルは頭を抱えた。




