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モフリオン改良
「モフリオン改良、実行!!」
「もふふん?」
みちるの頭の上のモフリオンが、ふわっと光る。
「……みちる、ごめん。
やっぱ俺、神だった」
ディジルは観念したように肩を落とす。
「今、みちるの頭にくっついてるモフリオンを改造した。
そいつがくっついてる時だけ、神が見えるようにしたから。
……誰にも言わないでほしい」
「……!」
みちるの目がぱっと大きくなる。
「あなたが、フワンさん……?」
「いかにも」
「……やっぱり〜!
そうだと思ったんだよ~♪
もちろん、秘密にするよ!!」
ディジルは少し拍子抜けしたように言う。
「……怖くないのか?」
「……え? 何が??」
その様子を見て、上から笑い声が降ってくる。
「カッカッカッ!
何と図太い娘か!」
アマリュウが屋根の方で笑っていた。
「いると思った……」
ディジルはげんなりする。
するとフワンが、静かに言った。
「では、みんなで行きますよ。
境界の窯へ」




