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第32章:老兵の昔話

翌朝。

パナンの街は、暖かな日差しが石畳を照らし、活気に満ちていた。


石造りの建物は、朝日に照らされ、白く輝いていた。

商人たちは、朝早くから店を開き、威勢の良い掛け声を上げていた。


「ん…」

サシャは、柔らかいソファで目を覚ます。


近くのソファでは、リュウが穏やかな寝息を立てて眠っていた。

その顔は、安らかで、昨日の激しい戦いの痕跡は感じられなかった。


「(アリアは大丈夫かな?)」

サシャは、ゆっくりと背伸びをしながら立ち上がると、近くのソファで横になっているアリアの様子を伺う。


「…」

アリアは、浅い呼吸をしながら、眠りについていた。

顔色は、すっかり良くなり、体調は回復しているようだった。

その様子に、サシャは安堵の息を漏らす。


「(よかった!)」

サシャは、心から安堵し、アリアの無事を喜んだ。


その時、部屋の中にアフォガードが入ってきた。

アフォガードは、片足を庇うように、ゆっくりと歩いていた。

その足には、白い包帯が巻かれていた。


「おぉ少年。起きていたのか」

アフォガードは、少し痛みを堪えるように顔を歪めながら、サシャに向かってきた。


「はい。なんか目が覚めちゃって」

サシャは、アフォガードにそう言いつつ、片足の包帯に気がつく。


「アフォガードさん。それは?」

サシャは、心配そうにアフォガードに尋ねる。


「あぁ。ちょっと仕事中にな。大した怪我じゃない」

アフォガードは、そう呟くと、近くの椅子に腰を下ろした。


「それよりも、お前たちを襲った連中の正体が分かった」

アフォガードは、親指を立て、低い声で呟く。


「本当ですか!?」

サシャは、驚きと期待を込めて、目を丸くする。


「あぁ。だが、みんなが起きてからだ」

アフォガードは、葉巻を取り出し、火をつける。

そして、一服すると、ゆっくりと煙を吐き出した。


「少年。トルティヤと一緒にいて大変じゃないか?」

アフォガードは、ふと、サシャに尋ねる。


「…確かに最初は大変でした。ワガママだし。それでいて短気だし傲慢だし、食いしん坊だし…それと、正直すごく怖かった」

サシャは、苦笑いをしながら、素直な気持ちを打ち明けた。


「けど、今は頼れる存在です。すごく振り回されるのは相変わらずですけどね」

サシャのその顔には、トルティヤへの信頼と親しみが浮かんでいた。


「…お前と一緒にいてトルティヤも少しは丸くなったのかもな」

アフォガードは、呟き、遠い目をしながら過去を思い出していた。


「あの…生前のトルティヤってどんな感じだったんですか?」

サシャは、何となくの気持ちで、アフォガードに尋ねる。


「そらもう、悪魔みたいな女だった。戦いはべらぼうに強いし、凶暴だし…だけど、なんでだろうな。不思議と嫌いにはなれねぇんだよな」

アフォガードは、葉巻を吸いながら、懐かしむように呟いた。


「…トルティヤは寝てるのか?」

すると、アフォガードは、小声でサシャに尋ねる。


「あっ…」

サシャは、精神世界にいるトルティヤを見つめる。

そこでは、トルティヤが安らかな寝息を立てていた。


「すやすや」

トルティヤは、よほど消耗していたのか、すやすやと寝息をたてて眠っていた。

その顔は、穏やかで、普段の威圧感は感じられなかった。


「めっちゃ眠ってますね」

サシャが、アフォガードに呟く。


「よし。それなら詳しく話せる…あいつに聞かれたら何を言われるか分からんからな」

アフォガードは、少し苦い顔をしながら呟く。


「あれは、今から120年くらい前だったかな…」

こうしてアフォガードは自身の過去を語り始めた。


-120年前 トリア帝国 ボボガ市にて-

「今日も大量だな!今月で49人!儲けたぜ!」

アフォガードは、満足そうに笑みを浮かべ、宿の酒場で酒を飲んでいた。


机には大量の金貨が入った袋が並べられていた。


アフォガードがいる酒場は、冒険者や賞金稼ぎで賑わい、熱気に満ちていた。

木製のテーブルや椅子は使い込まれ、年季が入っており、依頼板には様々な依頼文や手配書が貼られていた。


「アフォガードさんは格が違いますね!マジで最強っすね!」

賞金稼ぎ(バウンティハンター)の仲間が、アフォガードを称賛する。

その声は、酒場の喧騒に紛れながらも、アフォガードの耳に届いた。


「そうそう!アフォガードさんに狙われた奴は終わりだな。マジで同情するぜ…」

そうして仲間達と酒を酌み交わしている時だった。

突然、酒場の扉が勢いよく開け放たれた。


「おいおい!ヤバイお尋ね者が現れたぞ!」

一人の冒険者が、興奮した様子で宿屋に駆け込んできた。

その手には、一枚の手配書が握られており、冒険者は、手配書を依頼板に貼り付けた。


「嘘だろ…?」

手配書を見た冒険者が、驚愕の声を上げた。

その顔は、信じられないものを見たように歪んでいた。


「桁、間違えてないよな… 」

別の冒険者も、手配書を見て、目を疑っていた。


「こんな額、見たことがない」

酒場にいた賞金稼ぎ(バウンティハンター)や冒険者が、手配書を見てざわつき始めた。

その視線は、一点に集中していた。


「なんだぁ?」

仲間の一人が、その様子を見つめる。

その顔には、好奇心が浮かんでいた。


「大げさだな…どれ。見てみるか」

アフォガードが、立ち上がり、依頼板の方へ向かう。

その足取りは、ゆっくりとしていたが、目は手配書に向けられていた。


「…これは!」

アフォガードは、手配書に書かれた金額に驚愕した。

そこに記されていたのは…


【魔導師 トルティヤ 懸賞金:200,000,000G】


「2億…こいつは心が踊るぜ…!50人目の獲物にふさわしい…!」

アフォガードは、血が湧き上がるのを感じた。


それから、アフォガードは、トルティヤについての情報を探った。


「これほど有名なお尋ね者ならば、そうそう簡単に見つからないだろう」

そう思っていた。

しかし、その予想は、あっさりと裏切られることになった。


「お前がトルティヤだな」

アフォガードの姿は、ドラゴニア帝国の赤溶峠にあった。


赤溶峠は、赤い岩肌が剥き出しになった、荒涼とした場所だった。

岩肌は、太陽の光を浴びて、赤く輝いていた。


そこには、白いローブを身にまとった一人の魔導師。

そしてエルフ族の剣士、赤いローブを着た魔導師がいた。


「おい、トルティヤ。お客さんだぜ」

赤いローブを着た魔導師がトルティヤを小突く。


「…」

エルフ族の剣士はアフォガードをじっと見つめる。


「そうじゃ。お主もワシにかけられた懸賞金が目当てか?」

その声は、落ち着いており、余裕を感じさせた。


「当たり前だろう。それ以外にお前に会う目的なんてあるかよ」

アフォガードが殺気を放つ。


「どうする?トルティヤ」

赤いローブを着た魔導師が尋ねる。


「ふん。他愛もない。ワシが相手をする。お主らは下がっておれ」

トルティヤは二人を制すると前に出る。


「へっ、俺は三対一でもいいんだぜ?」

トルティヤを一瞥すると、アフォガードは魔法を唱える。


「闇魔法-暗牙戟(あんがげき)-!」

アフォガードは、闇でできた戟を構えた。

戟は、闇の力を纏い、その先端は、鋭く尖り、獲物を捉えようとしていた。


「闇魔法か…凡庸じゃな」

トルティヤは、挑発するように呟く。

その声は、アフォガードの魔法を嘲笑っていた。


「それはやってみなきゃ分からんだろう」

アフォガードは、素早い動きで接近し、勢い良く戟を突き出す。


「…遅いのぉ」

トルティヤは、顔を横にそらして戟の突きをかわす。


そして、そのままカウンターと言わんばかりに魔法を唱える。

その声は、低く、どこか冷酷さも漂わせていた。


「水魔法-断罪の礫(だんざいのつぶて)-」

水でできた塊は、高速で迫り、アフォガードを捉えようとした。


「おっと!」

アフォガードは、咄嗟に魔法を解除し、後ろに下がりながら魔法を唱える。


「闇魔法-黒き潮(くろきうしお)-!」

闇の渦は、闇の力を纏い、水の塊を飲み込んだ。


「…」

トルティヤは、アフォガードの魔法をじっと観察していた。


「どうした!本当に本人なんだろうな!?」

アフォガードは、立て続けに魔法を唱える。


「闇魔法-幻魔の寡兵(げんまのかへい)-」

闇でできた三人の騎士が現れる。

騎士たちは、鋭い槍を構えて、トルティヤに突撃していく。


「…水魔法-断罪の礫(だんざいのつぶて)-」

トルティヤは、涼しい顔で再び水魔法を放つ。

水の塊は、騎士たちを貫き、霧となって消えた。


「かかったな…それは囮だ!」

アフォガードが、闇でできた戟を構え、トルティヤのすぐ横に迫っていた。

戟はトルティヤを確実に捉えていた。


「もらった!!」

アフォガードの戟が、トルティヤに振り下ろされる。


「…愚かな」

トルティヤは、冷静に魔法を唱える。


「無限魔法-宵闇の桜(よいやみのさくら)-」

トルティヤの周りから、桜の花びらが無数の刃となり、アフォガードを襲う。

花びらは、光を反射し、キラキラと輝いていた。


花びらは目くらましにもなり、それによって戟の軌道がずれる。

アフォガードは、花びらの刃に翻弄され、戟を制御できなかった。


「うぉぉ!(なんだ!?この魔法は!?)」

アフォガードは、見たことがない魔法に、思考が追いつかなかった。


「ぐはっ…!」

その体は、花びらの刃によって、無数の傷を負っていた。


「…もう終わりか?金が欲しいのじゃろ?かかってこんか」

トルティヤの瞳は、アフォガードを見下していた。


「くっ!闇魔法-漆黒の帆船-」

アフォガードが、闇でできた巨大な船を形成する。


「とおっ!」

アフォガードは、船に乗り込み、体勢を立て直した。


「ズズズズ…」

船は、トルティヤ向けて前進していく。

その速度は、速く、トルティヤを捉えようとしていた。


「それならば、こいつに押しつぶされるといい!」

アフォガードは、トルティヤに叫ぶ。


「…なんじゃ、そのガラクタは?」

トルティヤは、眉一つ動かさず魔法を唱える。


「無限魔法…海竜の慟哭(かいりゅうのどうこく)

巨大な海竜を象った水の塊が黒い帆船にぶつかる。

すると、帆船はまるで霞のように四散し消え去った。


「なにぃ!?」

アフォガードは、空中に放り出される。

そして、目の前には、海竜が迫っていた。


「しまっ!!」

海竜は、アフォガードに直撃し、アフォガードの体を吹き飛ばした。

そして、そのまま近くの岸壁に叩きつけられた。

岸壁が勢いよく崩れ落ちる。


「…弱いのぉ。悔しければ出直してくるがよい」

そう呟くと、トルティヤと、その仲間はは去って行った。

その姿は、悠然としており、アフォガードを全く気にかけていなかった。


「くそっ…ガハッ…なんて魔法なんだよ…」

アフォガードは崩れた岩をかきわけ、必死に這い出てくる。


「…覚えてやがれ」

アフォガードは辺りを見渡したが、トルティヤはもうそこにはいなかった。


-そして、現在-

「それが俺とトルティヤの出会いだ。それから、何度も戦った。もちろん、何度も死にかけた…特にひどかったのが…」

アフォガードは、過去の出来事を回想していたが、アリアの気配に気がついた。


「ん…ここは…」

アリアが目を覚ます。

その瞳は、まだ眠気が残っており、ぼんやりとしていた。


「よし。今回の昔話はここまでだ。少年、行ってやれ」

アフォガードは、優しい声で、サシャに指示を出した。

それに対して、サシャは頷くとアリアの元へ向かう。


「アリア!!…よかった」

サシャは、アリアの顔を覗き込む。

その表情は、安堵と喜びで満たされていた。


「…サシャ?…ここはどこ?僕は確か、あの遺跡で気を失って…」

アリアは、周囲を見渡す。


すると、アリアの声に気がついたのか、リュウが目を覚ます。

その体は、まだ疲労が残っており、ゆっくりと起き上がった。


「…なんだ。騒が…アリア!」

リュウも、アリアが目を覚ましていることに気がつく。


「リュウも…みんな…」

アリアは、安心したような笑みを見せる。


「ここはアフォガードさんのアジトだ」

リュウが、ここまで起きていたことをアリアに説明した。


「…そうだったんだ。トルティヤに助けられたんだね!」

アリアは状況を理解すると頷く。


「…僕もトルティヤに魔力を渡してから意識がなかったから。そんなことが起きてたなんてね」

サシャは、納得したような顔をする。


すると、名前を呼ばれたからか、トルティヤも目を覚ます。


その体は、ゆっくりと起き上がり、周囲を見渡した。


「…んー、よく寝たのじゃ」

トルティヤは、ゆっくりと体を伸ばし、心地よさそうに呟いた。


「あ、おはよう!」

サシャが、トルティヤに声をかける。


「うむ。気持ちの良い目覚めじゃ」

トルティヤが、それに対して頷く。


「どうやら、全員、目を覚ましたようだな。では、早速だが本題に入らせてもらおう」

アフォガードが、真剣な眼差しでサシャ達を見つめる。

その表情は、いつもの余裕はなく、引き締まっていた。


「お前たちを襲った連中の正体が分かった」

アフォガードが、サシャ達を襲った者達について話し出す。


「本当ですか!?」

サシャが、驚きと期待を込めて尋ねる。


「さすがじゃのぉ。相変わらず仕事が早いわい」

トルティヤが、感心したように呟く。


「一体何者なんです?」

リュウが、アフォガードに尋ねる。


「お前たちを襲った奴らの正体。それは、サージャス公国の特殊部隊、野狐部隊だ」

アフォガードが、低い声で告げる。


「サージャス公国の特殊部隊?」

サシャが、首を傾げる。


「そういえば、奴らはサージャスの影…とかなんとか言っていたな。特殊部隊だから「影」ってわけか」

リュウが、納得したような顔をする。


「あいつらは、そんじょそこらの賞金稼ぎや冒険者の比ではない。訓練された戦闘者で、ひとりひとりが一騎当千の猛者とのことだ」

アフォガードは、野狐部隊の脅威を強調する。


「…」

サシャ達は、息をのむ。

そして、昨日の戦いを思い出し、その強さを実感していた。


「実は俺も昨夜、そのうちの一人と交戦した。トルティヤ。お前が話していた、水晶魔法と転送魔法の使い手とだ。恐らく、奴らは俺が勝利者の矛(ウィナーズスピア)の情報を持っていることを知っている」

アフォガードは、サシャの中にいるトルティヤに話しかける。


「お主まで狙ってくるとは…よほど勝利者の矛(ウィナーズスピア)を独り占めしたいらしいのぉ」

トルティヤが、冷静に分析する。


「(もしかして足の怪我はそれが原因で…)」

サシャは、アフォガードが足に怪我を負った理由を察した。


「しかし、どうして奴らはそこまでして勝利者の矛(ウィナーズスピア)を手に入れようとしているんだ?」

リュウは、怪訝な顔をする。


「これは、推測の域を出ないが、どうやらラムダ公爵と呼ばれる公爵が、公国内での権力拡大と、共和国側への軍事侵攻を企んでいるらしい。そのために、勝利者の矛(ウィナーズスピア)の力が必要なんだろうな」

アフォガードは、ラムダ公爵の目的を推測する。


「なるほどのぉ」

トルティヤが、腕組みをして頷く。


「ねぇ…それって、最悪、戦争とかになっちゃうんじゃないのかな?」

サシャが、心配そうに呟く。


「あり得る話だ。そして、そのシナリオが一番まずい。勝利者の矛(ウィナーズスピア)が奴らの手に渡ったら、取り返すのは難しいだろうな」

リュウが、サシャに向かって話す。


「そうだよ!戦争はだめだよ!」

アリアも、声を上げる。


「俺としても戦争は極力避けてほしいところではある。何かと商売に支障が出るのでな」

アフォガードが真剣な顔をして呟く。


「いずれにせよ、まだ残っている勝利者の矛(ウィナーズスピア)のパーツを押さえないとって話だね」

サシャが、決意を込めて呟く。


「そうとなれば、さっさと未開の遺跡に向かうのじゃ」

トルティヤは、腰を浮かび上がらせ、立ち上がる。


「まぁまぁ、お前らは昨日、死にかけたんだ。せめてもう一日くらいは休んではどうだ?」

アフォガードが、提案する。


「それでは、あいつらが先に…」

トルティヤが、言いかける。

しかし、アフォガードは、それを遮るように言葉を続ける。


「最後まで話を聞け。なにも寝てろと言っている訳ではない。遺跡の道中に温泉がある。魔力の回復や傷に効くと言われている秘湯だ。そこに立ち寄ってからでも遅くはないだろ?」

アフォガードが笑みを浮かべながら呟く。


「温泉!?行きたい!」

アリアが、目を輝かせて呟く。


「ま、道中ならいいな」

リュウが、頷く。


「うん!そうしようか。魔力回復と傷にも効くなら尚更ね!」

サシャも、乗り気だった。


「お主ら…!!…まったく」

トルティヤは、ため息をつく。


「ワシの魔力が全開になったら、すぐに出発するからのぉ」

その表情は、どこか楽しそうだった。


「決まりだね!」

サシャが、笑顔で頷く。


「場所はここだ…」

アフォガードが、地図を開き温泉の場所を伝える。

その指は、地図上の地点を指し示していた。


こうして、サシャ達は、未開の遺跡に向かいつつ、道中にある秘湯へ向かうことになった。

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