表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The Fate Of Twinsー双子姉妹の運命  作者: ほしのみらい
29/178

第29話 Battle(戦い) 2

 妖魔神グランダは、ブレインラードの街を()れ、バリスタン山に足を向けた。多くの妖魔を出現させながら。


 当然、リンクしながら追いかけるガイラ達も向かう。

「……バリスタン山に向かうのか⁉︎……ミランダは娘達と麓に下りただろうか」


 多くの魔道士達は、ガイラとは別の地域からも集まってきた。

グランダとの距離は有るものの、ほぼ囲みつつあった。


 妖魔達に行手を遮られながらも、徐々にグランダに近付く魔道士達。負傷者も出ているが、捉えたグランダの意識を失わない様、足を進めていた。


 「ミランダ様!何故ここへ?」

「皆に合流し、グランダを追っているガイラと挟み撃ちを試みるつもりで来た。グランダはバリスタン山に向かっている様なの。皆少し急いで!」


 ミランダはガイラとは真逆の魔道士達に合流し、バリスタン山に向かった。


 一方、ガイラはグランダに近付きつつあった。

「グランダの意識が強くなってきた。対峙するのもまもなくだ。皆心してかかれ」


 現れる妖魔達を蹴散らしながら、グランダに刻一刻と近付いている。

グランダはガイラの家に向かっているのか、バリスタン山から少し外れた所を進んでいる。


「復讐の時!我の左腕の仇を取ってやる」

呟きながら進むグランダ。

まだミランダが家を離れた事に気が付いていない。


「グランダの意識が強い。我が家の近くか⁉︎」

グランダは、遠くにガイラの家が見える所まで来ていた。


「見えた!皆、グランダは直ぐそこだ、急ぐぞ!」


 グランダはガイラの家を見つけたのか立ち止まった。

「フフフッ。復讐の時だー!」


 ガイラ達もグランダに迫っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ