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プロローグ


 バーテンダーの力量は、ジントニックで決まる!

 なんだかこの物語には全然関係ないんだけど。

 なぜか俺は今、『はるぶすと』の2階キッチンで、カウンターの向こうで優しげな微笑みを浮かべつつ座っている、ジントニック界の大御所、冬里に(ん? いつから冬里はジントニック界の大御所になったんだ? またきっと夏樹があれこれ言いくるめられたのだろう)振る舞うべく、やや、いや、かなり緊張しながらジントニックを作っている。


「ふうん、夏樹はそんな感じで作るんだねえ。へえ」

「え? 何かおかしな所がありましたか?」

「ううん。なかなか良い手つきだなあって思って」

「ありがとうございます!」


 で、出来上がったジントニックを、おもむろに冬里の前へと差し出す。

「ありがと」

 冬里はいつものようにニッコリと微笑んで、グラスに口をつけた。





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