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特別番外「ルーベル家と異文化交流14」

 二日酔い気味だけど、今日は剣術武術大会にも祭りにも参加する。

 我が家に異国の友人が来訪したことで、急遽決まった剣術武術大会なのに、なぜか参加者が多い。

 兵官と火消しは全員制服、その他の参加者は私服だ。

 見学人はもっと多く、俺はこんなに大勢の前で試合をしたことはない。

 俺の家族はご近所さんたちと一緒にいる。リルが嫁仲間に囲まれてニコニコしているのは嬉しい。

 

「異種格闘で、兵官も火消しも一般区民も入り乱れってワクワクします。いやぁ、声をかけまくって良かったです」


 ネビーが俺にそう言ったので、参加者が多い理由が判明した。

 

「デオン先生と対決にならないかな。くぅ。くじが楽しみ」


「先生、よく予定が空いていましたね」


「空けたみたいですよ」


 くじ引きは、イオたちハ組ト班の後輩がしてくれる。

 順番にくじを引き、驚いたことに、俺の初戦はハ組ト班のヤァドだった。

 レージングとセレヌは旅の家族で話があると、俺たちから少し離れたところで、四人で何やらヒソヒソしている。彼らのくじ引き結果はどうだったのだろうか。


「俺の最初の相手はコンでした。あいつ、ハ組でもないのに、この大会のことを聞きつけたみたいで。見学人のお嬢さんたちに夢中で気がつかなかった」


 くじを引いて戻ってきたネビーが、思いっきり顔をしかめた。


「コンさんって、前に会ったネビーさんやイオさんの友人ですよね?」


「あのクズ女たらし火消しは友人じゃありません。あいつは節度のない三股、四股野郎です。リルやお嬢さんたちの目が腐るから速攻でぶっ倒そう」


 礼儀正しい、ちょっと不憫な火消しと思っていたのに、そのような人物だとは。

 ネビーと話をしていたら、レージングたち四人が俺たちのところへ来た。

 隣に立ったレージングと話せるのは嬉しいが、あまり話せていないレグルスとイルガが遠くて残念。

 この大会の規則は簡単で、相手が円の中から出るか、三秒地面につくか、気絶したら勝ち。竹刀を使う者は、面の代わりに肩を三回強打しても勝ち。

 あくまで遊びなので、大怪我をさせるようなことはしてはいけない。

 大会の治安維持として臨時業務に就いた六防の火消し二名、地区兵官一名が立会人。


(こんな大きな会になるとは……)


 見学人がいる席場では、酒も食べ物も売られているし、賭け場まで設置されている。

 見張りっぽい地区兵官も一人や二人ではない。ネビーだけでこんなことが出来るものなのかと首を捻る。


「ガイさんって凄いですね。闘技場を借りるだけじゃなくて、あっという間に色々決めて上とも話し合ったみたいです」


 そう、ネビーが言ったので、誰がどう采配したのか分かった。


「これ、父上が手配したんですか」


「ハ組の親父たちと屯所に行って、何かしたらしいです」


「その『何か』を調べて覚えないと怒られますよ。息子なのにって」


「えっ?」


「きっと自分も巻き添えです。面倒な弟が増えたものです」


「あはは。って言いながら嬉しそうですね。よろしく、ロイさん」


 衝撃的なことに肩を組まれて、軽く腹を拳でつつかれた。

 今年の冬は俺にビビりまくっていたのに、本当にあっという間に馴れ馴れしい。

 それが嬉しいのは図星で、本当に兄弟ができたんだなと実感する日々だ。


 ★


 記念すべき最初の試合は知らない兵官と見知らぬ火消しで、驚いたことに竹刀を持っている地区兵官が、あっという間に拳でぶっ飛ばされた。


「うわぁ、ゲンヤの奴、弱ぇ……」


 瞬間、観客席からヤジが飛ぶ。


「兵官のくせに!」


「治安維持の要なのに、兵官が火消しに負けるとはなんたることか!」


「うへぇ、アスマ師団長が見学にきてやがる」


「ネビーさん、言葉遣い。姿勢も。お嬢さんも見ていますよ」


「あっ、はい。気をつけます」


 俺は場違いな試合に参加しまったのではないだろうか。


「ふむ、この大会は兵官と火消しが威信をかけて戦うのか。負けた人数が多い方の頭が上がらなくなりそうだな。このお……」


「イルガ、イルガ! 次の試合が始まるぞ。楽しみだな。静かに、黙って見なさい。な?」


「ええ兄貴。分かりました」


 レグルスとイルガはヒソヒソ話を始めた。

 同じ目的で旅をする仲間だから兄弟のようなものだと聞いたが、やはり、とても仲が良さそうだ。

 普通の大会と違い、進行優先なので礼などはなく、「次!」という声がして、そそくさと次の試合が始まる。

 次はお互い私服だから、おそらく一般区民同士の戦いだ。

 その次は一般区民と俺たちの兄弟子の勝負で、兄弟子がすぐに勝った。

 その次はデオン先生の出番で、構えで威圧されたかなり若い火消しが、ぺたんと尻餅をついて驚く。

 で、電光石火の突きが火消しの喉元に突きつけられ試合終了。

 隣でネビーが「デオン先生! 格好ええ!」と歓声が上げたので俺も便乗。

 

「あの中々に強いお方は、ロイさんやネビーさんの先生なんですね」


 レージングに「格好良い師匠ですね」と褒められて嬉しい。


「ええ、剣術の師範です」


「南地区でデオン……。あの者はセイ・デオンではないか? ぜひ、手合わせした……」


「イルガ! 次はレージングの友人の一人、ネビー君の番だ。黙って見守ろうではないか」


 今、イルガがデオン先生のことを知っているような口ぶりだったので気になる。


「よっしゃあ! 行ってきます!」


 ネビーを見送ってから、思い切ってイルガに話しかけた。人見知りしていては何も知ることができない。


「イルガさんはデオン先生をご存知なんですか? 先程、そのような口振でした」


「俺はこの国の元兵官だから、高名な者のことはそこそこ。むしろこちらが問いたい。そなたの師は、あのセイ・デオンか? 珍しく王都に大狼が入り込んだ時に、目を潰して区民を守った」


「先生はその事件の英雄の一人なので、そうだと思います。恐ろしかったから語りたくないと言うので、目を潰したのかは知りません」


「瀕死の重症で教育に回ったから語りたくも無くなる。ふむ、楽々と優勝のつもりだが、少しは楽しめそうだ」


 イルガはニッコリと笑った。背は高く、体つきもそこそこガッシリしているが、綺麗な顔だし剣術大会の猛者たちよりは華奢。しかし、かなり腕に自信があるようだ。


「ヴィトニルさんとイルガさん、どちらがお強いんですか?」


「本気で争ったら大地が壊れるから分からん。ふむ、やはり彼はそれなりの実力者だな」


 大地が壊れるとは、どんな試合をするのだろう。

 イルガの視線を追ったら、デオン先生と入れ替えで試合を始めたネビーが、コンをあっという間に倒した。

 竹刀を使用せず、場外への投げ飛ばしだ。


「っしゃあ! コンなんかに竹刀を使うまでもねぇ!」


 チラッと見たら、観客席にいる両親が渋い顔をしていた。品がないと怒りそう。


「見たか火消しに区民! 兵官こそが……」


 ネビーは俺を見て、これ以上、今の言動をしてはいけないと気がついたようだ。

 振り上げた拳をゆっくりと下ろし、丁寧なお辞儀をして、顔を上げた。


「地区兵官は皆様、区民を守る要です! いつでも頼ってください!」


 うんとマシになったので、観客席にいる両親の眉間のしわが少し減った気がする。

 リルが俺の幼馴染たちに、何やら話しかけられている。後でどんな会話だったか教わろう。


 次の試合は火消し同士で、少し時間がかかり、その次が俺の番。

 ネビーの幼馴染の一人、火消しのヤァドは火消しだから当然のように竹刀は無い。

「始め!」の合図で襲いかかってきたので、動きをよく見て避けて、伸びてきた腕を竹刀で払う。

 と、思ったら竹刀が彼の腕の筋肉に負けて壊れた。

 火消しの力は常人より強いというけど、腕を払おうとしただけで壊れるとは。

 殴られそうになったので、急いで避けようとしたけど、顔にヤアドの拳の裏がかすめた。かすっただけなのに、かなり痛い。


「役人坊ちゃんの癖に、素早いのはネビーと特訓しているからっすか!!」


 回し蹴りに強襲され、転びかけたところを持ち上げられた。


「よしっ! まずはいっしょっ……っ痛!」


 投げ飛ばされると思ったので、体を揺り動かし、握っていた竹刀の柄でヤァドの背中を強く殴る。

 襟首を掴み、体を反転させながら地面に向かい、その途中で手を離してすぐに振り向いた。

 そこらの役所の役人なら、剣術道場で手習をしているだけだが、俺は王都戦場に備えて兵士訓練をしている上級公務員だ。

 竹刀が破壊されたなら腕や足を使うまで。

 しかも最近は、ちょこちょこネビーに個人指導をしてもらっている。


「ロイさんは喧嘩できるのかよ!」


 ヤァドは俺から離れて、体制を整えるように小刻みに跳ねている。


「喧嘩はしませんが、勝負はできます」


「お坊ちゃんには負けられねぇ!」


 圧の強い拳が何発も強襲してきた。

 なんとか全部避けていたら、片足が顔面を強襲。すんでのところでしゃがんで、体当たり。

 ヤァドは大木のように、びくともしなかった。

 で、足払いされて、組み敷かれ、数秒そのままだったので俺の負け。

 勝利が確定すると、ヤァドは俺の手を握って引っ張って立たせてくれた。


「ロイさんすげぇ。お坊ちゃんが火消し、しかもこの俺相手に大健闘するなんて思わなかったです!」


 勝ったのはヤァドなのに、なぜか「役人坊ちゃん!」とあちこちから歓声が飛び交う。ヤァドが爽やかな笑顔で俺と肩を組んだ。


「お奉行様のロイさんは、俺らハ組の半兄弟だからよろしく区民!」


 ヤァドがそう叫ぶと、歓声は「わあああああ」と変化した。


「あの、ヤァドさん。自分は奉行ではないです」


「そうなんすか? そこの裁判所勤務なんですよね?」


「自分は事務官です。奉行の補佐などが仕事です」


 ちょっと嘘だけど、仕事内容は似たようなものだ。


「へぇ。まあ、いっか。俺らは何かあったらロイさんに頼むんで」


 俺は、この時はまだ知らなかった。

 規定無視の常習者たち、『役人としてはめちゃくちゃな火消し』に気に入られると、通常業務外の仕事が降ってくることを。


 ★


 ヤァドと握手を交わして、それぞれのところへ戻った。みんなに健闘を讃えられて、ますます歓喜が込み上げてくる。


「その貧弱な才能の体でよくあそこまで鍛えている。褒美と……」


「イルガ! 彼は子供たち、レージングたちとは違うから、ご褒美なんてやめなさい。大人を子供扱いするものではない」


 レグルスが慌てた様子でイルガに話しかけた。


「……ああ、はい。つい。この間まで、よちよち歩きしていた気がして、その友人のこともつい」


「本当に、僕はもうこのように成人して妻までいます。子供扱いはやめてください」


「あはは。俺はまだ親になったことはないけど、小さい妹がいるからその気持ちは少し分かります。負けたら観客席なので、ロイさん、また後で」


「ロイさん、また」


 皆に手を振られながら、俺はリルたちのところへ移動した。

 ご近所さんたちに労われながらリルの隣へ。


「旦那様、すごかったです」


 リルがニコッと笑ってくれて嬉しい。


「勝てたら良かったんですけど、厳しいですね」


「そうか? ロイ、お前以外の一般参加者は兵官と火消しにボロ負けして全滅。あんなに粘ったのはお前だけだ」


「本当に。あんなに細くて小さかったのに逞しく育って」


 父のにこやかな笑みに喜んだのも束の間、母がほろっと泣いたのでげんなり。

 

「お義母さんのご飯もきっとええ影響です」


 母に文句を言いそうになったが、リルが母の気持ちに寄り添ってくれて、母も「ありがとう」という様子なので唇を結ぶ。

 すると、上の席からひそひそ声で、「やっぱり、テルルさんお気に入りの嫁じゃない」「嫁が嫌いらしいって、間違えだったのね」と聞こえてきた。前にも耳にしたような内容だ。

 こんな風に、リルはちゃんと我が家に迎え入れられた大切な嫁だと、町内会に広まりますように。


「次はセレヌさんです」


「あっ、レグルスさん」


「レグルスさん?」


 リルは知らなかったようなので、レージングたちの旅仲間——親のような存在だと教えた。

 いつの間にか来ていて、将棋大会で会ったと教えたら、リルは初耳だった。

 

「朝は体調不良気味でしたので、言いそびれていました」


「兄も言い忘れです。兄弟になったけど、ド忘れは似ないで下さいね」


 リルは心底嫌という顔はしないで、なぜか楽しそうに笑った。ということは、忘れっぽくなっても良いのだろうか。


「勝負開始!」


 合図が出た瞬間、レグルスは右手をスッと挙げて「降参します!」と宣言した。

 セレヌは走り出している。彼女は竹刀を使わないようだ。


「遊びでも娘に手を挙げるなんて……」


「私と勝負しないなら、レージングと離婚しますよ!」


「えっ?」


 レグルスは飛び蹴りしたセレヌを避けた。

 遠い観客席でも風切り音がしたので、華奢なのにとその圧の強さに驚く。


「離婚されたら一生恨むから戦ってください!」


 レージングが叫んだ。


「私は娘に手を挙げるなんて出来ない! 恨まれてもいい! 励んで再婚しなさい!」


 レグルスは「降参したんだから、早く私は敗北だと宣言してくれ!」と叫びながら、場外へ進んでいく。


「んもう! レージング、交代!」


 セレヌは憤慨した様子でレグルスに背中を向けた。 名前を呼ばれたレージングはもう舞台に上がっていて、竹刀を片手に握り、レグルスに向かって走り出した。


「義息で男が相手なら、戦いますよね!」


 その声で振り返ったレグルスが、「誰か私に竹刀を!」と叫んだ。

 

「兄貴!」


 イルガが投げた竹刀はとてつもなく速く、レグルスの頭に直撃。彼はそのまま舞台に倒れ込んだ。


「うわっ! すみません、つい!」


 イルガが舞台に上がり、レグルスに駆け寄っていく。レージングも同じように近寄っていった。


「大丈夫でしょうか?」


 リルの問いかけに、俺は「どうでしょう」としか言えず。

 ほどなくしてレグルスは体を起こし、拍手の中、レージングとイルガに寄り添われて退場。

 俺はリルと共に二人を迎えに行った。レージングは医者で軽く診察していたから、きっと大丈夫だろう。

 現に、レグルスは俺たちの前に来ると、にこやかに笑いながら挨拶をしてくれた。

 お祭り屋台で早速買ったっぽいタヌキの半面で顔が半分隠れていても、口元でかなりの笑顔だと分かる。


「兄上、本当に大丈夫ですか?」


「大丈夫だと言っているだろう? 婿入り前にこうして君と遊びに来て、このような迷惑をかけてしまうとは。すまないな」


「あの、兄上?」


「それにしてもドルガ、なぜ君は一晩でこんなに背が伸びたんだな。素晴らしい成長速度だ」


「……あの、兄上? イルガですイルガ。頭を強く打って、記憶障害とは申し訳ありません!」


「イルガ? ああ、叔父上でしたか。そうですよね。昨日までこんなに小さかったドルガが一気に成長するなんて、とんだ勘違いです」


「これは本当に記憶障害だ……」


「兄上、ここはどこですか? 明日はついに彼女と結婚だから……ここは大蛇の国のどこかですよね。人も建物も、まるで我が国のようです」


「イルガさん。レグルスさんには療養が必要です。連れ帰って安静にして欲しいです」


「私は誰がなんと言おうと、どれだけ反対しようとも婿入りを辞めたりしません。療養なんて必要ありません! かくなる上は、もう一度自力で勝手に行くしかない!」


「えっ?」


 レグルスが走り出して、俺も含めて、この場にいる者たちは驚きで固まった。

 フラフラしたレグルスを、追いかけたイルガが抱き上げた。


「ちょっ、何をする! やめてください叔父上! 私は運命の女性を見つけたのです!」


「もう一回殴って気絶したら治るか? 試すか」


「ちょっ、乱暴はやめて……あーあ」


 レージングが止めたけど、イルガはレグルスのこめかみを手刀で殴った。

 レグルスは白目を剥いて気絶。


「別の医者に診せておく。兄上、もう充分、息子たちと楽しめたと思うので帰りますよ。俺の相談も聞いてもらわないと。試合に参加できないのは残念だが仕方ない。レージング、後は任された」


 何かをレージングに耳打ちすると、イルガはレグルスを片腕で抱いたまま、「じゃあ!」と爽やか笑顔で片手を上げた。


「皆の者、この俺を、我が兄をよく楽しませてくれた。近いうちに褒美を与える。おー! さすがクロカ。よく迎えに来てくれた」


 レージングの連れとはまた別個体に見える黒鹿が音もなく現れて、観客がざわめく中、イルガはレグルスを肩に担いで去っていった。


「大丈夫かしら、レグルスさん」


「頑丈だから大丈夫だと思うけど……。自分のせいで僕たちの遊び時間が減ったと泣くから、イルガさんに任せよう。たまに困った人だ」


「いつも凛々しいのに、たまに変よね。私もそう思うから、このままイルガさんに任せよう」


 レージングやセレヌが大丈夫と言うのなら、大丈夫なのだろう。

 今の試合は無しとなり、次の試合が始まった。


 ★


 余談——数日後の流星国。


 まだ記憶障害の治らないフィズは、『知らない間に病が治っていた妻』に大喜びしたものの彼女とろくに話せず。

 初恋に落ちた頃の照れを爆発させ、壁に向かって妻を口説く練習をしている。


「オルゴ。ドルガ様が頭に物をぶつけてくれて、愉快だなぁ」


「ポンコツ王子の復活だな、アクイラ。実に楽しい」


 自分を嗤う側近たちに気がついたフィズは憤慨。

 そんな生活を数日送り、とある朝、目を覚ましたと同時に記憶障害が治った。

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