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お見合い結婚しました【本編完結済】  作者: あやぺん
日常編

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日常編「リル、お茶会へ行く4」

  込み具合でまずは二という番号のお茶席に並ぶことになり、ハチは木に繋がれて、ごく自然に男性陣と女性陣に分かれた。

 男性陣が並ぶので私達はハチのそば。

 私たちの最初の話題はイオのことで、クララが生粋火消しに興味津々で彼についてあれこれ質問している。


 イオのご先祖様は旧都で活躍した私設団火車組で、生者を地獄へ道連れにしようとする亡者が火事を起こすので、その獄炎を地獄に運ぶ車にあやかって火車組という名前だそうだ。

 旧都で私設団として始まった火消し職は家族親族で結成していて徐々に火に強い皮膚や、体力があったり力持ちが残っていって今に至る。

 火車組は亡滅一族と混じって滅という漢字を書くのが面倒だから無視された結果、六番隊の生粋火消しは基本的に全員火車一族だそうだ。


 お前の顔は亡滅一族だろうとか、縄張りがどうもか揉めることがあったり家系図を残す事は放棄したけど、我が家はどっちの一族みたいな認識はあるという。

 戸籍や記録上では火車一族だけど内輪では火車、火滅、亡滅と三族に別れているからそれに合わせて組だったり違う一族からお嫁さんを貰うようにしたり、祭り時に三組に分かれたり色々関係あるという。

 

「面倒だからとは愉快です。あの火車組の子孫なのですね。生きる化石とはこのことです。ミユさん、あとで握手してもらいたいので頼んでもらえますか?」

「私もお願いしたいです」


 クララとミユのこの発言を聞いて、私はつい自分の手を見つめてしまった。以前、もたもたしていて彼のペラペラお喋りについていけなかったので、手を挙げて発言したらイオに手を重ねられたのを思い出したからだ。


「今でもええ気がしますがどうですか?」


 ミユがイオを呼びましょうか? と尋ねたのでクララもリアもお願いしますという返事。


「イオさん」とミユが彼の名前をそんなに大きくない声で呼んで手招きすると、彼はすぐに気がついいてこちらへやって来た。


「何? 日傘を持つのが疲れた?」

「そのような理由で呼びません」

「俺と離れ離れで寂しくなった?

「いえ、全然」

「……」


 つれないミユの返しにイオは萎れ顔。


「皆さんがイオさんと握手したいそうです」

「ん? 俺と握手って……火消しと握手ってことですね。どうぞどうぞ」

 

 イオはクララと握手をして、手拭いを右手に乗せたリアを見て、ありがとうございますと手拭を受け取って首と額の汗を拭った。


「ではリアさんも握手」

「き、きゃあ! おやめください」

「えっ?」


 小さく叫ぶとリアは手を引っ込めた。


「あっ、ちび皇女様は直接触りません」と私は慌ててイオに教えた。

「無作法ですみません。没落から這い上がるぞ、という家で育てられたので……取り乱して、恥ずかしいです」


 イオは目を丸くしてしばし無言。怒ってはいなそうだけど、何も言わないので私達の誰も声を出さず。


「ってことは華族のお嬢様ですか?」

「ええ。ただ、私の代で終わりです」

「おおー! ミユ、ちび皇女様だって。俺は初めて喋ったかも。知らないうちに接していたことはあるかもしれないけど俺の認識では初。うわあ。ちび皇女さまの手拭い獲得。新しい似た綺麗なものを買うんでこれはもらいます。直接触らないなら……」


 イオは懐から手拭いを出して「これ越しでええですよね」とリアと握手。彼は使わなそうな狐柄の手拭いでかわゆい。


「ご配慮ありがとうございます。大きな手ですね」

「なので態度もデカい。あっ……危ない。ちび皇女様に変なことを言うところだった。あはは」


 リルちゃん変わってると言われて育ったけど、ネビーは変わっているとかネビー君って変とも聞いてきたので、その仲間のイオも変人かもしれない。何を言おうとしたんだろう。姿形はかなり違うのに、本人は馬の訓練だと去ったのに、兄がいるみたいな感覚に陥る。笑い方や喋り方が結構似ている。


「火消しさんは手の皮が他の方々よりも厚いようで、面の皮も厚いそうです」

「そうそう。ミユの言う通りで俺は面の皮も厚い。ミユ、こうがんむしだっけ?」

「こうがんむちです。しではなくて、恥ずかしいという字です」

「ほうほう。俺はまた賢い男に……」


 私達の順番が来たのでロイ達に合流したら、係の人に八名様なら皆さんだけのお席にしますとは告げられた。正客はリアに頼むことになり、一席目の床の間の掛け軸の漢字は崩してあるのでほぼ読めなくて、最初の文字である心だけ読めた。お菓子は何かなとウキウキしていたら、菓子器に乗っていたのはかわゆい小さな金魚と水流のような形のもの。とても綺麗なお菓子だけど、これがなんだか分からない。皆で挨拶をして、お点前は何かと眺めていたら葉っぱの乗った水差しが運ばれて、これはお稽古でお客役をしながら見学した葉蓋だと、知っているものだから楽しくなる。運ばれてきたお茶碗が平茶碗なのでそれも分かるから、さらに気分が良くなった。

 

 葉っぱの蓋が畳まれて船みたいになるとか、平茶碗に入っている茶巾(ちゃきん)を絞るのは滝に見立てていて、洗い茶巾のお点前だとか、お稽古中に説明されたことが目の前で起こるから楽しい。

 お菓子を食べてみたら、角砂糖みたいな砂糖の塊だけど単なる砂糖とは味が違かったので後で誰かに質問しようと心に書き付け。隣でロイが懐紙(かいし)にお菓子をしまっているからあれは後で貰える予感だと期待に胸を膨らませる。正客になったリアがさらっと亭主と問答を始めて、掛け軸の漢字の読み方は「こころしずかなればすなわちみすずし」だと判明して、心が静かだと身涼しだろうかと思案。


「この近くでは中々滝を見られないので涼しかったです。ありがとうございます。涼をうんと感じられましたので、今夜はそちらのヒツジグサと共に安らかな気持ちで眠れそうです」


 ヒツジグサって何、とリアの視線を追って、茶花を改めて確認するとスイレンだった。どうやら、スイレンの別名はヒツジグサらしい。


「そう言っていただけますと幸いです」

「お花入のお作は」

「ヒエイ作のウカゴで、銘は満月でございます」


 ウカゴのウはどんな漢字か後で調べる、と心の中の質問集に書き加える。


「秋が近くなり、そちらの兎は美しい月が待ち遠しいでしょうね」

「ええ。餅つきで忙しそうです」


 ウカゴは兎カゴかもしれない。耳っぽいとか形が下膨れとかがそう見えてくる。今のやり取りは来月はお月見があるからだ。昨年の今頃よりも私は賢くなった気がする。


「私は幼少時はそそっかしくて、父に金魚月池の話をされて、庭の池にうっかり足を滑らせて落ちないようにと叱られました。おかげで家の庭に落ちたことはないです。ただ、池に月が映るとつい愛くるしい金魚がいないか探してしまいます」


 今のは何の話か全然分からない。


「そうなのですか。足元には気をつけないといけません。皆様、帰るまでが茶会ですのでどうぞお気をつけ下さい」

「棚は……」

「うおっ! 寝そうになった。いや、寝てた気がする。俺、やっぱりジッとしているとか黙っているのは苦手。仕事関係で集中しているときは別だけど」


「ちょっと、イオさん」とミユが小声で彼の袖を引っ張った。


「すみません。小難しい話で眠くなってしまって。この見た目で分かるように平家火消しなんで場違いっていうかなんていうか。でも婚約者が俺の幼馴染達を誘いたいって言うから、せっかくなんで経験してみようかと」


 イオは爽やか笑顔で髪を軽く掻いた。


「いえいえ。生粋火消しさんが茶席にいらっしゃるなんて珍しいので嬉しいです」

「ありがとうございます。リアさん。ヒツジグサってなんですか? そこまでしか記憶がないです。そこの花カゴに生けられているのは花なのに草なんですか?」

「そういえばなぜ睡蓮は花なのに草なのでしょうか。ひにつじでひつじで、つじは道という意味も持ちます。日が道と接する頃は夜明けか日暮れです。睡蓮の色はこのように白いので朝日の花と呼ばれています」


 日につじでつじは道のこと。つじは辻という感じがパッと思い浮かんだけど合っているのだろうか。


「へぇ。それなのによく眠れるんですか? 朝、シャキッと目が覚めるんではなくて」

「スイレンのスイは睡眠の睡です。夕方には花弁をたたんで水中に眠る花ですので安眠に例えることが多いですし、最近友人に西の方の国では眠れない夜はひつじという生き物を数えるそうです。ですからやはりひつじくさはよく眠れるように、という意味になります。熱帯夜が続いていますから、皆さんからのお気遣いです」


 暑いので涼んでいって下さい、だけではなくて寝苦しい夜にどうか安らかな睡眠をという席だったのかと感心。


「おおー。今夜は暑いなと思ったら寝る前に君に睡蓮を持って行くことにする。同じ時間に眠らないと夢の中で会えないから。四六時中一緒にいたい。早く年が明けないかなあ」


 イオがサラッと惚気たというか口説いた!

 彼はミユを見つめて微笑みかけている。茶室内がしん……と静まり返る。


「夢路には足もやすめず通へども、と言いますので睡蓮と共に目を覚ますと良い気がします。棚はなんでしょうか」


 リアがあっという間に空気を変えた。前半の言葉は龍歌の気配なので後でロイに教わろう。


「丸卓で桐製でございます」

「お(なつめ)は」

「なぁ、ミユ、今のなんて意味?」

「お道具のことを知りたいので後でにして下さい」

「ひつじって生き物も気になってきた。ミユ、知ってる?」

「ですから後でにして下さい」


 イオの声が気になって聞き逃してしまった。ご銘が白露なのは聞き取れた。そうして皆で退室となった時に亭主側の人達がこぞって茶室へ来てイオに「ハ組のイオさんですよね?」と話しかけたので様子見。


「ええ。この間の試合で覚えてくれました?」

「私の夫が以前、ラオさんの補佐官の副官をしていました」

「おー! それは父がお世話になりました」

「彼女は試合でイオさんを覚えたそうです。ほら、記名を頼むなら今ですよ」

「あ、あの! 記名をお願いしたいです。息子が試合で見て、その時に近寄りたかったけど無理でした」

「ええですよ」


 イオは水屋の方へ連れて行かれたというか、ついて行ったので私達は亭主に見送られながら退室。


「リアさん、金魚月池が分からないので教わりたいです」とロイがリアに話しかけたので、それは私も気になるとそそそっと近寄ったら他の皆もそのようで不在のイオ以外が集合。


「亭主も分からないようでしたので、そのような意図は無かったようです」

「お茶席はやはり正客で変わるなぁと思いました。ヒツジグサの話も解説されてそういうことなんだなと」

「クララさん、私もそう思いました」

「金魚月池でしたら曲をご存知な気がします。海を渡って龍ノ宮へ〜。満つる月夜の晩に行きたいわ〜。こういう歌でこの時期の競演会で二、三年に一回は演奏されます。歌付きは珍しいですけれど」


 リアの歌が上手で驚いてしまった。


「ああ、その曲ですか。焦がれ月道ですね」

「ええ。あの曲は難しそうで楽譜を見ようとしたことすらないです」

「以前、競演会で師匠が焦がれ月道を選曲したのですが手ごわくて仕上がる前に本番でイマイチな結果でした」


 リアは金魚月池の簡単なあらすじを教えてくれて、オチは言いますか? と問われてロイだけが「自分で読みたいので遠慮します」と辞退したので、私はそのうちロイに聞くか自分で読んでみようとロイと共にハチの所へ移動。二人でハチの前に並んでしゃがんで順番にハチの頭を撫でる。


「リルさん」

「はい」

「言わなくても分かるでしょうが、自分が包んだお菓子はリルさんのものです」

「ありがとうございます」

「ただ渡すと面白くないのでただでは渡しません」


 そうなの?

 ハチの頭を撫でながらロイは珍しく歯を見せて笑った。


「いくらですか?」

「いえ、お金は要りません」

「何が要りますか?」

「リルさんに盆略点前をします。お菓子は今日のお菓子で、書斎を使いましょう。花と書に何か隠すのでリルさんは考えて答える。当たったらよかな事があります」

「それは張り切って頭を使います」

 

 知識格差があるけどロイはこのように歩み寄ってくれて優しいので私ももっと勉強して今よりも話が合う夫婦になれたら嬉しい。なので忘れないうちにロイに質問。


「夢なんとかという、リアさんが口にした言葉は龍歌ですか?」

「夢路には足もやすめず通へども、だしたっけ。分からないからそれも後でリアさんに聞こうかと。いや、ウィルさんかな。あそこで誰でも知っていそうな有名龍歌を使わなかったということは、多分ウィルさんへの返事だと思うんです」

「お返事ですか」

「夢路には……夢の中では、ですか?

「ええ。夢の中では足も休めずに通っていますが。続きは何でしょう。これだけでもうんと嬉しいと思います。……うーん。そうでもないかも」


 ロイが「ウィルさん、仕事のことで」と彼を呼んで手招き。そうしてウィルが来るとロイは立ち上がって今の推測を口にした。私もしゃがむのをやめる。


「えっ。返事疑惑? そうなんですか?」

「ウィルさんって、このようにリアさんの何かしらの言葉を受け取り損ねてきているんではないですか? 花をもらったとか……。いや、部屋に生けてくれた変わった花を無視したとか、意味深な物を貰っても気にしないで流したとかしていませんか?」

「……そう言われるとそうな気がしてきます」

「過ぎたことはおいておいて、とりあえずこの龍歌のことはカマをかけて下さい。それか何か伝えることに利用……」


 ミユ~、とニコニコしながらイオが戻ってきて彼女の目の前に立った。


「夢なんとかって夢の中では足を休めないで通っている、で合ってる?」

「多分そうです、初めて耳にしましたので下の句は分かりません」

「リアさん。龍歌を勉強中なんで教えてく下さい。人がいるところで直接的に気持ちを伝えるとハレンチとかはしたないって怒られて怒られて辛いんですよ」

「いえあの、咄嗟の自作ですので続きはお伝え出来ません」

「自作なんですか? へえ。あの堅苦しい、ちょっと眠くなるミユがいてもつまらない茶席で告白したんですか。いや、婚約しているから告白ではなて……惚気? 分かるとかわゆくて面白いです。ひつじくさの話も楽しかったです。ああいう風に話してくれると茶道ってつまらなくないんだなって思います」


 ロイがチラッとウィルを見てから、肘で彼を小突いた。


「続きはお伝え出来ませんってことは本人にだけ教えるってことですね。えーっと。夢では毎日会っているけど……もっと会いたい。一緒にいたい。ミユ、七文字ずつっぽいからこれで龍歌になる?」

「なっていません」

「ウィルさん、ウィルさんは色々苦手ですからもうあのくらい開き直るとよかな気がします。リアさん」


 ウィルの肩を叩くとロイはリアに近寄って「通えどもってことは、龍歌全盛期や皇居の風習だと男性が女性のところへ通うものなので下の句は貴方に考えてもらえたら、ということでしょうか?」と告げた。


「いえ。そこまで深く考えていませんでした。お返事を……考え途中で、それがつい」

「そうなんですか。現に一目見しごとはあらず、はどうかと相談されました。そうらしいですよ」


 瞬間、リアは無表情のままぼぼぼぼぼっと真っ赤になった。まるで冬に食べたリンゴみたい。

 ウィルは去り際に私にこそっと「代作はありがたいけど内容が分からないです」と囁いてそのまま照れ顔になり俯いた。クララがにやにやしながら夫のアルトと何やらひそひそ話をしている。


「すとてときです」

「うわっ、ミユがうっとりしてる。さすがネビーの師匠とその友人。ロイさん、俺とも文通して欲しいんですけど。俺も人目をはばからずミユといちゃいちゃしたいです。デート中にこの顔をされたい。二人の時はかわゆくなるのに外だと別人みたいな雪女で。暑いから雪女で冷やしてくれるのは嬉しいけどたまに肝がギュッてなって落ち込みます」

「え、ええ。文通くらい良いですけど……」

「イオさん、ですから発言には気を付けて下さい」

「イオさん、ネビーさんも女性にこういう感じですか?」

「こういう? 俺とは真逆ですよ。あっ、直接的って意味なら似ています。この間もつれなく情け容赦ない返事をしていました。最初からそうではないんですけどしつこいと冷酷無慈悲です。それで、今の下の句ってどういう意味ですか?」

「ざっくり簡単にですと現実に逢った一度の夜ほど素晴らしくはありませんという意味です」

「えーっと、毎日夢に見るほど、それも足を休めることなく通い続けていて、さらには現実はその百回以上分よりも幸せとは盛大に惚気られたってことですか。百回とは言うてない気がするけどそんな気がします。通い続けるっていうと百夜通いです。夜って入っていますし。ミユ、夢路の……。現……。そんなすぐに頭に入らないですよ。ネビーに聞いていますし飲んだ時も思いましたけど、ロイさんって相当賢いですね」

「ちょっ、ロイさん。生粋火消しさんと飲んだなんて聞いてないですよ!」


 横を見て、ウィルを見上げたら彼もぼぼぼぼぼっとリンゴ色に変化。これで二人はらぶゆ同士だとさらに伝わったはずなので結婚式に呼ばれる日が楽しみ。アルトがロイにずるいと詰め寄ると、イオが「もう頭が破裂するのでお茶会は終わりで飲みに行きません?」と提案。男性陣、特にアルトが心の底から嬉しいという様子でその誘いに乗った。お酒と聞いたロイも「自分も行きます」という返事をしたので男女で分かれた。二席目はルロン物語にちなんだお席で終わるとクララが沢山解説してくれて、人生初の大寄せは大満足。

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