ご対面!!(後編)
初挑戦です!!
ちょっと不安ですが、どうぞ!
僕は朝食を作るのにあまり時間をかけない。面倒だからね。そんな訳で10分程で出来上がった。歩水は朝をあまり食べないので量は優と2人の時と大して変わらない。
「して、裕一。そりゃ結局誰じゃ?」
「あぁ、えーっとね「はいはい!わたし優!神流 優です!」」
うん、今のが優の紹介じゃなかったら間違いなくげんこつだったね。人の話を邪魔する奴に容赦はいらないからね。と言うかそれ以前に話が噛み合ってない。
「名前じゃなくの、裕一とそち…優じゃったか、では父娘にしては年がおかしいじゃろ」
やっぱ帝より頭が切れるな。お嬢様の実績は伊達じゃない。
「まぁ、色々とね」
僕は曖昧で適当な言葉で逃げた。
「言わないのかの。まぁ調べたら分かるじゃろ。どうせ養子やら従姉妹のどっちかじゃろうし」
…無駄だったらしい。全くもって嫌な奴だ。
「…今、間違いなく失礼な事を考えとったな。それより何故にここへ連れて来たのじゃ?」
本当に腹が立つくらいお見通しだ。
「この間遊園地行くって言ってたでしょ? 僕と2人で行ってもしょうがないから優ともう1人優の友達の女の子連れて行こうて思って。当日より前に顔合わせしようかなーってね」
本当は秋ちゃんも連れて来たかったんだけど、4時に連れ出すのはちょっとまずい。主に僕の立場とか人間性が。
「仲間外れはひどくないですかー?」
「うわぁ!?」
「わ!?」
いや、ビックリだよ! 突然、秋ちゃんが後ろから話しかけてきた。
と言うか…
「どうやって入ってきたの!?」
ここのセキュリティは明らかに無駄だろうと言うくらいに厳しい。いくらなんでも、秋ちゃんには不可能だろう。
「今朝裕一お兄さんの家に行ったら知らない女の人が運んできてくれましたー」
「…もしや裕一の師匠ではないかの?」
…………よし、たぶん大丈夫だ。歩水の言った事はおそらくは間違いない。こんなセキュリティを生身で越えられるのは師匠くらいだ。少なくとも僕の知ってるのは。でも今は近くいないみたいだ…たぶん。
「して、今度は誰じゃ?また知り合いのようじゃが?」
「さっきもう1人いるって言ってた子で、名前は「秋ですー。よろしくお願いしますー。ふぎゃぁ!!」」
最近は人の話を遮るのが流行なのだろうか? 反射で思わずげんこつが出てしまった。
「ところで3人共、この部屋から出ないでね、絶対に。ちょっと出かけるから」
その後歩水には小声で「師匠捕まえてくる」と言ってとりあえず道具(捕獲用・護身用・その他劇物等)を取りに部屋を出た。歩水は一部とはいえ、師匠の恐ろしさを知ってるので一瞬渋い表情をした。はぁ、行きますか。
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む〜。裕一お兄さんがどこかに出かけちゃいましたー。
「そういえば、まだ秋には自己紹介してなかったの。ウチは歩水じゃ」
「本当におじいさんみたいな話し方なんですねー」
さっきの女の人が言ってた通りだー。
「…流石に失礼なじゃろ。一応初対面なんじゃぞ?」
でも、だってー
「癖みたいなものじゃから気にせんでくれ。ところでさっきから気になってたのじゃが、あのカバンは誰のかや?」
う〜ん、あんな黒いカバンは知らないから…
「あ、それわたしの!」
そう言って優ちゃんが飛び付きましたー。歩水さんに避けられて頭から落ちて、痛そー。
「ひどいよ、ほーちゃん!」
「な!? 何故その呼び方を知っている?」
「たった今わたしが考えたの!」
「嘘じゃな」
「ホントだよ!」
さてさて、2人が言い争いをしてる間に優ちゃんのカバンの中身を見ちゃいましょー。
「…歩水の成長期。アルバムですか?」
どれどれ中身も見てみましょ―。
……バタン
ちょ、ちょっとビックリですー。すごく恥ずかしい写真ばっかりですよ?
「秋、何を見とるのじゃ?」
なんかくすぐり合いになりながら歩水さんが聞いてますー。
「歩水の成長期ってアルバムですー」
ちょっとニヤリ
「みみみみ、見たのか!」
あ〜目が回るー。そんなに揺らさないでくださいー。
「みゅ〜」
くらくらするー。真っ赤な歩水さんがたくさん見えますー。
「何なに? わたしも見たい!」
優ちゃんの声が頭に響きますー。
「ぜぜぜぜ絶対に見せんぞ!」
パニックなった歩水さんも可愛いんでもっと見たいけど、ちょっと目の前が白くなってきましたー。
きゅ〜バタン。
「「秋 (ちゃん)!?」」
秋ちゃんもの凄く楽しいです!個人的には動かしやすいし。ただ読んで下さった方がどう思うか……
歩水の成長期と裕一のその後は後日談とかやるかもしれません。あくまで「かも」ですがw
次回もお暇書き!! よろしくお願いします!




